大仏仮面(だいぶつかめん)は、広域ギャング集団「大仏軍団」の首領。鎌倉出身。初登場は『Edge of The Blade』。
注意:以降の記述には大仏仮面に関するネタバレが含まれます。
199X年に迫害に苦しむラード星人・ベイダーのひとり原肉米金と結託、人類襲撃計画を企てる。原肉を追放した後計画がどうなったかは不明。
数々の組織を転々とし、その度に敵に攻撃され組織が崩壊するという不運を経て、広域ギャング集団「大仏軍団」の首領に。
人類襲撃計画から使用している隠れ蓑の宗教団体「統一仏学会」を使い、部下達に信者もとい構成員を集める勧誘活動をさせていた。
しかし、bladeをはじめとする邪魔者達により組織の経営に行き詰まり、仇敵である橋之巻末太郎に協力を依頼。さらには恩を売ったハシコフ・ロジンスキーとも手を組んで邪魔者達を蹴散らそうと目論んだが、西武警察の介入や魔神カネックの降臨といった予想外の事態に、計画は破綻。以後の作品では部下の大仏雑兵が大仏残党に変わっているため、この出来事によって組織は大幅に縮小してしまったものと思われる。
その後はパチスロやネットオークションなど、地道な資金調達活動で組織の再建を目指している様子。
あと、どこかでサンタにボコられたりしてた。
シリーズ本編外の番外編でも抜擢され、『新年の “ぶ”挨拶2015』においては外道mobieを代表し登場。シリーズ15周年・次回作で20作記念の告知をしつつも最後に私情むき出しの暴言を視聴者に浴びせ、司令塔ジョージの一撃によって成敗された。
組織の崩壊に何度も居合わせるという辛酸を嘗めてきただけあって忍耐強く、かつて所属していた組織のひとつを潰された恨みのある橋之巻末太郎であっても組織に利があると思えば頼り、砕いたゴルフボールを振りかけられるという屈辱にも耐えている。
外道という身でありながら、一方で自分のルーツ(仏像、仏教のアイコン)には誇りを持っているようで仏教を重んじる発言が見受けられる。(もっとも、その内容は極端かつ暴走したものだが…。)
その為、宗教がらみだけは我慢がならないらしく、『沈黙の聖鐘』ではキリスト教の使徒であるサンタクルス・ライバックには率先してケンカを吹っかけて返り討ちに遭い、シリーズ番外作品『新年の “ぶ”挨拶2015』でも賽銭をケチる初詣客に暴言を浴びせ司令塔のおしおきを喰らっていた。
自らの戦闘能力は低い分知略に長けており、同盟を組む、口裏を合わせて芝居を打つなど、他人の力を上手く利用して世の中を渡っている。
公式ホームページによれば、これが得意技とされていた。様々な相手に叩きのめされ続けて会得したという切ない技である。
回転を多用して様々な攻撃をいなす描写が多数みられる他、一発だけではあるがリクエストライダーキックに耐えており、また、芝居で威力を抑えていたとはいえシベリアン千手観音を全弾弾き飛ばしていたので、確かにちゃんととれさえすれば効果を発揮出来るのだろう。
公式ホームページによれば、必殺技だそうである。
彼にビビっていた人物がいた記憶はないが、部下達は一般人を大いに怯えさせたり驚きのあまり静止させたりしていたので、きっと本気を出せば首領の彼はもっとビビらせられるに違いない。
公式ホームページによれば、これも必殺技だそうである。名前くらいちゃんとつけてあげても……。
劇中では何も知らない子分を無慈悲にも斬り付けた。……が、あのまま橋之巻と交戦していればもっと酷い目にあっていたことは想像に難くないので、彼なりの救済だったのかもしれない。
また、得物こそ使っていないが、ライバックにも背後に回ってから不意打ちを食らわせている。どうやら本当に技らしい。