W(だぶりゅ)は、アレクサンドル・ウラジミール直属の制裁部隊(処刑部隊)隊長。初登場は『ウクライナ領日本』。現在の登場作品はこの一作のみ。
注意:以降の記述にはWに関するネタバレが含まれます。
世界中から愛されていた有名人だったが、その名を捨ててウラジミールの配下へ。ステッキをAKに持ちかえた。
ウクライナの統治下に置かれた日本においては、主に日本語の仕様を行った者に対する制裁(処刑)を担当する制裁部隊(処刑部隊)の隊長を務めており、ミッコウシャ、ロテンショウの両名を取り締まろうとしたところ、返り討ちにあいちょっとコンビニへ。
その後、兼務なのかウラジミールの側近・護衛らしきものも務め、再三にわたるミッコウシャの襲撃を見事撃退。しかし、ロテンショウの不意打ちによって倒されてしまい、以後の動向は不明。
ウラジミールが、その後洗脳することになるロテンショウに「ちょうどいいポストが空いているぞ」と言っていたことを考えると、彼としては敗北を理由に解雇するつもりであったと思われる。
赤と白の縞模様の帽子と服、黒縁メガネがトレードマーク。
mobie外国人の定番通り、謎の言語に字幕を付ける形でしゃべる。字幕の訳語が関西弁になっているため、おそらく訛りがあるのだろう。謎の言語はウクライナ語の可能性が高いが、ウラジミールの許可があれば他の言語も使用可能であるため定かではない。日本語に聞こえたり、このページ冒頭の台詞のように英語に聞こえる部分もある。
冷徹で、彼の率いる制裁部隊は任務とあらば日本語を少しでも口走った者は容赦なく処刑する。ウラジミールを襲ってきたミッコウシャも、何の躊躇もなく撃ち殺した。
しかし、毒入りピロシキを食べようとする首相を止めようとしたものの結局食べさせてしまったりと、押しには弱く、最後の最後のところで仕事には徹しきれていないようである。
・読み方は「ダブリュー」ではなく「ダブリュ」である。間違えやすいので注意。
相手に大勢の人物がいる風景の幻を見せて「Wはどこ?」と何度も問いかけ、その中から自分を探させる……とみせかけて実は正解は無く、注視したところを見計らって「ここだよ!」と突然の顔のアップと音声で驚かせる技。
攻撃ではなく隙を作るための技であり、逃走の際に使用。思いのほか効果は大きく、食らったミッコウシャは腰が抜けてすぐには立ち上がれなかった。