雑草(ざっそう)は、春が近づく冬の日、土から養分を一生懸命吸い取ってすくすくと育っていた雑草。初登場は『Edge of The Greed』。
注意:以降の記述には雑草に関するネタバレが含まれます。
線路脇で寒い季節に土から養分を一生懸命吸い取ってすくすくと育っていたところを松越橋斗に発見され、「もう花が咲く季節になったのか」と彼をほっこりさせたが、通りがかった影山剣に念入りに踏みにじられてしまった。
「オオイヌノフグリ」と呼ばれるオオバコ科クワガタソウ属の雑草。鋸葉を持ち、小さい青い花を咲かせる。
開花時期が早く、劇中で描かれた通り春の訪れを告げる花のひとつとして知られている。
繁殖力が非常に強く、近隣種を駆逐してしまうことで有名。まるで影山の堕ちてしまった「力による正義」の誘惑の強さを象徴しているようである。
花言葉は「信頼」「清らか」。まさしく、彼がファンから預かりながらこの作品で踏みにじった大切なものそのもの。さらに「神聖」「忠実」という花言葉もあり、魔神カネックへの隷属と、いずれ来るのであろう離反も暗示している。