蟹芝鉄平

カニコ・クロヒョップ(蟹芝鉄平)

ピンポン、大正解! オレはナウでクールなキチ○イだよ~!!


カニコ・クロヒョップは、人間から転身した外道。本名は蟹芝鉄平(かにしばてっぺい)。かつてはサラリーマンとして働いていたが、現在はニート。初登場は『D2 -The Dooms Day-』。『沈黙の聖鐘』ではラスボスを務めた。


注意:以降の記述にはカニコ・クロヒョップ(蟹芝鉄平)に関するネタバレが含まれます。



略歴


会社をサボり、日光浴を楽しみながら公園で新聞を読んでいたところ、運悪く橋之巻末太郎犀多摩男のとびっきりの最強対最強バトルに遭遇。人生観が一変することとなる。目の前で繰り広げられた外道同士のデタラメバトルは、退屈な人生を送ってきた彼の精神が異常をきたすには充分すぎたようで、終始絶叫。終いには痙攣・失神などの症状も見せ一時は危険な状態に陥る。だが、目の前で頑なに諦めず戦いつづける犀多摩男の姿に感動をおぼえ、仕事のことも人生のこともすべてを投げ捨て、彼を応援。戦い終えた外道両雄には万感の拍手を送っていた。
だが、その直後現れた火星人、そしてGP2の襲来によって、わずかな回復の兆しもあった精神は完全に崩壊。「外道=やったーカッコイイーー」という認識のみが残り、彼の意識は途絶えてしまった。
その後、意識を取り戻した彼は、脳裏に浮かぶ「あの狂気の戦いの光景と憧れ」に導かれ、「外道 カニコ・クロヒョップ」へと転身。発狂事件を起こし街を混乱に陥れたが、サンタクルス・ライバックによって事件は鎮圧され、おしおきとして「今度のクリスマスはプレゼント無し」という死ぬよりもつらい罰を受けることとなった。
思えば、あのドゥームスデイに真面目に出勤してさえいれば、こんなことにはならなかったのだろう。良い子のみんなは仕事をサボったりしないようにね。


人物


入社早々、仕事をサボり公園でくつろぐふてぶてしい男。会社を「クソ会社」、上司を「バカ上司」と呼び、上司からの電話が来ることにも物怖じひとつしない。「まーた仕事サボっちゃった!」との台詞からも相当のサボり癖があることが伺える。
「外道」に転身してからも、そういった勤労・社会への憎悪はますます深まっており、さらに人間であった頃に見てしまった狂気の光景から、刺激を求める心が増大したようで、「つまらない世界」を壊すために発狂事件を発生させるに至ってしまった。
後述の怪音波とメタ的能力によるものなのか、『BAYDER FleeForFreedom』では本編を電波ジャック。『白雀蜂 前編』後の新作ということで順当に同作後編を期待していた視聴者を欺き馬鹿にした。そのふてぶてしさは人間時代から何ら変わりないようである。


逸話


  • bladeのリクエストライダーキックにリクエストを採用されたことがある。昔から、強い者への憧れは強かったのだろう。ただ、時系列を考えると添付された写真は若すぎるため、「子供の依頼の方が採用されやすいに違いない」と姑息な年齢詐称を行ったのかもしれない。
  • 純粋だった頃サンタクロースに頼んでいたプレゼントはレゴブロック。しかし、ドゥームスデイ以降は「プレゼントは要らない、力が欲しい」と願うようになってしまった。
  • 驚いた時には、「ムンクの叫び」の様なポーズで絶叫する癖がある。
  • 外道になってからは「ジャガジャガ」という笑い声が特徴である。
  • 人間から外道になった、と明言された初めての外道。逆にハシコフ・ロジンスキー影山剣に「元外道」と呼ばれ外道から人間になったらしいことを示唆されており、どうも一部の「外道」と「人間」は相互に転身することが可能なようである。
  • D2 -The Dooms Day-』で使用している携帯電話は中の人の私物であり、「こんなカンパニー、辞めてやるー!! コノヤロ! コノヤロ!!」と地面に叩きつけようとしたが、思いとどまって胸ポケットに仕舞うのはそのためである。
  • 彼が「キチ◯イ」という言葉を連呼するのは、監督から「ピー音を被せるのが面倒だから(使うの)控えて」と言われたためだそうである。まさに外道。


能力


  • 外道になってからは、自らの高い声、高周波ボイスを武器としており、大仏仮面に作らせた高周波増幅装置を用いてそれを街中に響かせる。後述するが、この高周波ボイスの効果は到達距離によって大きく分けて2種類ある。
  • 外道となり正気を失った影響か、メタ的能力(第4の壁の破壊)を持つ。テレビの前に居る視聴者を意識できる程度だが完全ではなく、「誰に向かって話してるんだ?」と我に返ることもある。


得意技・必殺技


遠方の人物が高周波ボイスを聴いた場合は、耳から脳に作用しキチ◯イ、ラリパッ◯、クルクルパーになってしまう。この効果は個人差があるようで、ライバック高倉蜂には被害者と同じところにいても効果がない一方、松越一族のように体が弱い場合は最悪、爆発して死んでしまうこともある。クリスマスに爆発するのはリア充だけでいいのに。

近距離での高周波ボイスは、そのままぶつけることで衝撃波として作用し、相手を吹きとばすことが出来る。劇中では主に「ウー、ヤー、ター!」という声が使用される。その威力は、メタボ典型的サンタ体型なライバックですら軽々と飛ばされてしまうほどである。また、連続でぶつけることで爆発を引き起こすことも可能。

「ガチョーン」という声に合わせて手を動かし、相手を引き寄せる。引き寄せた相手をミラクルボイスでまた吹き飛ばし、無限ループを発生させることも可能。この組み合わせのおかげでクロヒョップには触れることすら困難なため、近接攻撃しか技の無いライバックは大いに苦しめられた。

本編の展開すら中断、変更してしまうという恐ろしい能力。高周波ボイスの応用で映像データを操作しているのか、メタ的能力の延長によるものなのかは不明。


登場作品


関係キャラクター


  • おまえ(ばっかじゃねーの?そんなんで義務教育終えられたのか~?)

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最終更新:2016年06月19日 01:43