“ショー”マツダは、和歌山県郊外の「ドーベルマンミカン農園」元経営者で、メキシコへ逃亡中の凶悪犯。本名はSholgunovic Mazda Enrique Sylvestre Bonazzori(ショルガノビッチ・マツダ・エンリケ・シルベストル・ボナッツォーリ)。初登場は『EL TACO LEGENDARIO』。初主演作品も同作。
注意:以降の記述には“ショー”マツダに関するネタバレが含まれます。
ミカン農園を経営していたが、出荷した遺伝子組み換えミカン「ドーベルマンミカン」が人を食い殺したことで「殺人ミカン事件」を起こした凶悪犯として指名手配されてしまう。
平穏な日常を取り戻すため、かつて師である黄金蟲邦夫に受けたアドバイスを頼りに、何でも願いを叶えてくれるという「伝説のタコス(ドンタコス メキシカンチリ味)」を求めてメキシコへ逃亡。おそるべき悪の組織に騙されそうになりながら見事発見するも、越前京子とレオン・ガブリエル・マクイーンの攻撃で命を落とし、その復活のために伝説のタコスの力を使ってしまい、日本に帰ることが出来なくなってしまった。さらに、越前刑事に対し起こした暴力事件が原因で国際手配までされてしまう。
その後、おそるべき悪の組織に暗殺を依頼された越前によって殺されそうになるが、バックベアードの策略により2人揃って爆破され、高倉蜂を加えた3人でお礼参りを行う。
日本に帰れなくなった後は、ゴルフの大会(の実況風CM?)にメキシコ国籍で参加するなどしている。『ウクライナ領日本』時点では、今度は香川県に潜伏して「伝説の釜玉うどん」を探していた。
騙されやすい性格で、ちゃらんぽらんな師匠黄金蟲のアドバイスを真に受けてメキシコに渡ってしまったり、ダフ屋のようなピーターの勧誘にホイホイついて行ってしまったりしている。そんな性格に加えて臆病者でもあるため、一見人がよさそうにも見えるが、殺人ミカンによって犠牲者を出してしまった件については、全く悔やむ様子も死者に対し申し訳なさを感じる様子も無く、自分の保身ばかりを考えており、やはり凶悪犯の素質があると言うほかはない。
師匠黄金蟲邦夫直伝。地面を脚で何度も踏みつけ、振動で体制を崩した相手を蹴り飛ばす。この振動は彼が臆病故に生じる身体の震えを力に換えたもの。
基本は通常の襟津駆艦斗那脚と同じだが、最後の蹴りに高倉が加わる合体技。
伝説のタコスを使用した攻撃。まさかの鈍器攻撃である。