Android機をTCPでPCと接続する

中華PAD(Ainol NOVO ELF2)をLinuxからデバッグするため、TCP/IPで接続した。
Linux(Ubuntu12.04)側にはAndroid SDKがインストール済みで、中華PADはandroid4.0.3。

1.中華PAD側
 端末エミュレータを起動し、rootになって以下を実行する。
 これでadbがTCPの5555番ポートでlistenする。通常は5555番ポートを使うが、他で使っている場合は別の番号でもよい。
# setprop service.adb.tcp.port 5555
# stop adbd
# start adbd
 入力が面倒なので、「GScript Lite」に上記を書いたスクリプトを登録して使っている。
 また、TCPでの接続とUSBでの接続は排他的なので、USBで接続する場合は以下を実行してTCPでのlistenをやめる必要がある。
# setprop service.adb.tcp.port ""
# stop adbd
# start adbd

2.Linux側
 接続する場合は、Linux側の端末エミュレータから、以下のコマンドを実行する。port番号はデフォルト5555でそれ以外は明示的に指定が必要。
$ adb connect IPアドレス[:<port>] 
$ adb shell    <-- これでandroid側のコマンドが実行できる。
 切断する場合は以下のコマンドを実行する。
$ adb dissconnect <--切断
最終更新:2013年01月05日 12:54