ISS騒乱


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◆ISS騒乱(あいえすえすそうらん)

第弐部の厨弐市ISSを中心に起きた大規模な騒乱のこと。
「第三次落葉事件」とも「第二次斑目事件」とも呼ばれている。
一般的には「エンジェル事件」から「九鬼 義隆の乱」までの複数の事件を指して言うが、
エンジェル事件の直前に起きた「応龍会落葉騒動」を含めて言う場合もある。
本稿では全体の流れのおさらいも兼ねて後者の形を取る。

◆応龍会落葉騒動(おうりゅうかいらくようそうどう)
黒羽 影葉(一般的には個人名は伏せられ、「盗賊」としか表記されていない。後の事件でも同様である)
が暴力団である応龍会が所持していた落葉を盗み出した事件のこと。
応龍会が事件の解決をISSに依頼したことにより、結果として後の騒乱の序章となった。
◆エンジェル事件(エンジェルじけん)
新興宗教団体エンジェル黒羽 影葉御影 篠らの間で起こした落葉を巡る抗争事件のこと。
事件後に多数の死傷者を出したエンジェルは名実共に崩壊した。
◆鬼怒兄弟惨殺事件(きどきょうだいざんさつじけん)
エンジェル事件終結直後に起きた鬼怒 輝光率いるISS医療班と、ISS幹部鬼怒 輝明が惨殺された事件。
ISS幹部会議により御影 篠、獅子堂 弥陸二神 歪の三名が主犯と断定されたが、
実際はレッドフォースの暗躍による冤罪事件であった。
この事件は上述の三名のISS離反を招くことになるが、それが皮肉にも結果として騒乱の解決に繋がることになる。
◆流辿一派蜂起事件(るてんいっぱほうきじけん)
エンジェル事件終結直後に起きた秋雨 流辿率いる反ISSグループの蜂起事件。
市内中央区を舞台にISSとの間で市民を巻き込んだ苛烈な戦闘が繰り広げられ、多くの犠牲者を出した。
事件は流辿一派が突如として行方をくらましたことにより終結した。
◆閏 渇人暗殺事件(うるう かつひとあんさつじけん)
流辿一派蜂起事件の最中に起きたISS幹部閏 渇人暗殺事件。
主犯は御影 篠とされたが、これもまたレッドフォース(カイ・エクスナー)の暗躍によるものであった。
◆九鬼 義隆の乱(くき よしたかのらん)
九鬼 義隆と彼が率いるレッドフォースらが引き起こした大規模な「反乱(便宜上そう表現される)」事件。
一般的には流辿一派蜂起事件終結直後に市内中央区で起きたレッドフォースによる市民の無差別虐殺から、
九鬼 義隆の敗死までの間に起きた一連の大規模かつ激しい戦闘行為を指すが、
上記の事件のほとんどに九鬼が裏で関与し実質的に主導していたことから、
実際のところは騒乱そのものを「九鬼 義隆の乱」と一括りにしても差し支えはない。
事件は「離反組」である御影 篠や獅子堂 弥陸、また黒羽 影葉などの活躍により悉く鎮圧され、終結した。

◆事件の影響とその後
九鬼の死により幕を閉じた一連の騒乱は、まず「事件の責任をとる」と表明した虎将 蒼月の辞任を招いた。
その結果、既に主だった幹部の多くを失っていたISS本部は要を失い、混乱に一層の拍車がかかった。
更に、追い討ちをかけるかのように各国の支部内でもこれまで表沙汰にならなかった不正が次々と暴かれたことで、
ISSは主だった船頭の大半を逮捕・失脚という形で一気に失うこととなり、組織は完全に機能不全に陥った。
結局、騒乱終結から四日後には事態を重く見た先進各国が速やかなる混乱収拾と治安維持の為の武力介入、
及び支持を失った組織の全面的解体とそれに代わる新たな組織創設を決定することになる。

高い信頼性と機能を有していた大組織が引き起こした一大事件は「世紀の不祥事」として世界中で話題となり、
今や全国全国民、知らぬ者は居ないとさえ言われている程である。
事件の概要はSAで用いられる教科書の題材にも使われており、
事件解決に関わった者の名(所謂三英傑)は異能者達の間でも広く知れ渡り、半ば伝説化している。
ただし、一部の名(所謂裏三傑)名は本人達が行方をくらましたり、
事前に獅子堂らに口止めを約束させていたこともあってほとんど知られていない。