暗黒騎士


3行以上読めない奴用
 ・暗黒は常に維持しろ
 ・スタンス入れて壁までまとめてバフ使いまくって範囲連打しろ


1.概論

Ⅰ.暗黒騎士とは

 暗黒騎士は蒼天のイシュガルドの実装に伴い追加されたエクストラジョブである。既存のジョブとは異なりレベル30から開始となる。メインクエストの進行度が蒼天のイシュガルドに達していることが前提となる。

Ⅱ. タンクロールにおける現在の暗黒騎士の立ち位置

 現在暗黒騎士はMT(メインタンク)において一番硬く、火力面では微妙に劣勢気味という立ち位置である。高難易度レイドでは基本的にどの組み合わせでも暗黒騎士がMTとなる。

Ⅲ. レイドにおける暗黒騎士の歴史

 蒼天のイシュガルド時代はピーキーながらMT時にある程度の硬さを持ちながら火力も出せるタンクとしてMTの座をほとんど占有していた。この時代はST(サブタンク)は戦士一択であり、タンクは暗戦コンビが鉄板であった。
 紅蓮時代にはブラックナイトを得ることでMT時の硬さは他の追随を許さないものとなった。一方で火力面及び範囲軽減については戦ナに一歩及ばず、MTは暗戦のどちらか、STはナイトという時代であった。
 漆黒に入りタンク4ジョブの性能差は平坦化されつつあるが、未だブラックナイトは強力なバフでありMT適性が高い状況にある。

2.タンクに求められる基本的知識

Ⅰ. タンクとは

 タンクとは「HPが高く防御力に優れ、パーティの要となる盾役。敵の注意をひきつけたり、仲間を守ることに長ける。」というロールである。

Ⅱ. ID(インスタンスダンジョン)の基本事項

 IDは基本的にライトパーティ(タンク1、ヒーラー1、DPS2の4人パーティ)で挑むことになる。IDにおけるタンクの役割はパーティを先導し、敵の注意(敵視、ヘイトとも)をひきつけることである。

Ⅲ. 討滅・ノーマルレイドの基本事項

 討滅戦及びノーマルレイドにおいてはフルパーティ(タンク2、ヒーラー2、DPS4の8人パーティ)で挑むことになる。この場合タンクのうち一人がボスの敵視を集め、攻撃を受ける役割をなすことが多い。この役割をMTという。通常、討滅やノーマルレイドにおいては先にグリットスタンスなどを入れて殴ったほうがMTとなる。

Ⅳ. 24人レイドの基本事項

 24人レイドはフルパーティが3つ集まって1つのアライアンスとなり、これで攻略していく。ゆえにアライアンスレイドと呼ばれることもある。また各パーティに対してAアライアンス、Bアライアンス、Cアライアンスのいずれかの名称と役割が振られる。基本的にはBアラのタンクがMTとなりボスの敵視をとることとなり、AアラCアラのタンクは雑魚を担当するのが通例である。道中の雑魚は誰が敵視をとってもよい。

Ⅴ. 高難易度レイドの基本事項

 高難易度レイドは基本的に討滅・ノーマルレイドの延長線上に位置し、その難易度が上昇したものに過ぎない。ゆえにこれもフルパーティでの攻略となる。コンテンツ名に極・零式・絶を冠するものがこれにあたる。これらはRF(レイドファインダー)での申請となる。また、高難易度レイドにおいては突入するにあたりある程度の装備、それなりのスキル回しが求められる。各スキルの説明については公式のジョブガイドを参照すべし。

3.各論

Ⅰ. スキル回し

 レベル80時点における暗黒騎士のスキル回しについて概説する。原則的に戦闘用マクロの使用はこれを推奨しない。以下のスキル回しはあくまで一例であり、コンテンツ毎に各々が最も良いと考えるスキル回しをすることが望ましい。基本的にはGCD(グローバルクールダウン:コンボなどのウェポンスキルを使用した際のクールダウンタイムが共通のもの)は常に回しつつ状況に応じてアビリティを最大2はさむことになる。
 アンメンドで戦闘を開始した直後に暗黒の剣を使用し、自信に暗黒バフを付与する。これ以降暗黒バフは常時維持することを心掛ける。そのままブラッドウェポンを使用し、ソウルイーターコンボを1度回す。その後ブラッドデリリアムを使用し、ブラッドスピラーを5回使用したら以降はソウルイーターコンボとブラッドスピラ―を使用していく。最初のソウルイーターコンボかブラッドデリリアムの使用中にだまし討ちやバトルリタニーなど味方のシナジースキル(味方の攻撃力アップなどのバフ)が発動するのでここでアビリティを一気に放出する。暗黒の剣もここで出来る限り使用するが、後々のブラックナイトで使う分のMPは考慮すること。以下に具体例を示す。
 アンメンド→(暗黒の剣・ブラッドウェポン)→ハードスラッシュ→サイフォンストライク→ソウルイーター→(暗黒の剣・ブラッドデリリアム)→ブラッドスピラー→(プランジ・影身)→ブラッドスピラー→(カーヴ・アビサルドレイン)→ブラッドスピラー→(暗黒の剣・ソルトアース)→ブラッドスピラー→(暗黒の剣・プランジ)→ブラッドスピラー→・・・
 敵が2体以上の場合はアンリーシュコンボと漆黒の波動を使うことになる。クワイタスだけは敵が3体以上の時に使うこと。2体の場合はブラッドスピラーを使用する。

Ⅱ. IDにおける基本的手技

  IDにおいて第一にすべきことはグリットスタンスを使用することである。突入前にスタンスを入れていても突入と同時にレベルシンクが適応されるIDではスタンスが解除される。ゆえにタンク初心者はIDに突入したらまずスタンスをチェックすることを習慣とすることが求められる。
 IDの基本事項でも述べたようにIDにおけるタンクの役割は(1)パーティを先導すること(2)敵視を集めることの2点である。

(1)パーティを先導することについて

 IDでパーティを先導するにあたり、判断が求められるのは敵グループを1グループずつ処理するか数グループをまとめて処理するかという点である。基本的にはレベリングID(突入必要レベルが15~47,51~59,61~69、71~79レベルのID)は1グループずつ、エキルレIDや50・60・70レベルのIDはまとめ狩りが主流である。とはいえ、まとめをするかどうかは自身の力量や装備、パーティメンバーの実力や思想、IDの特徴などの要素も考慮して総合的に判断することが重要である。いずれにせよ場数を踏んで自身の力量と審美眼を涵養することが必要となる。中にはすべてのIDで壁までまとめる思想を持つタンクも実在する。
 また現在のIDはそのほとんどが一本道であるのに対し、新生時代のIDは分岐があることが多く、道がわかりにくいので最初のうちはフィールドマップを開きながら進行すると円滑に事が進みやすい。

(2)敵視を集めることについて

 IDにおけるタンクの最も重要な役割は敵視を集めることである。基本的にスタンスを入れてすべての敵を殴っていれば自然と敵視を集めることは達成される。具体的には最初の1体にアンメンドを使用し味方にその敵から攻撃する意志を示す。この時点でグループとなっている敵の全ての敵視が自身に向けられている状態であるが敵視としては非常に不安定で味方がバフなどを使用するとすぐにそちらへ敵視が向く状況である。ゆえにすぐにアンリーシュなどを使用し敵視を固定する必要がある。またアンリーシュが使用可能になるまでの間にランパートなどのバフを使用することで少しだけ敵視を稼ぐことができる。敵視が自身に向いているかの確認はヘイトリストの左側に存在するマーカーが赤になっているかどうかで判断することができる。また、自身がターゲットしている敵単体がパーティメンバー各自に対してどれほどの敵視を持っているかについてはパーティリスト左側のジョブアイコン下部に存在するバーで確認が可能である。この場合バー左側の記号がAとなっている場合自身に最大の敵視が向いていることを意味する(下図参照)。
この場合暗黒騎士がヘイト1位かつMT、戦士がヘイト2位であることに加え、その差がそこまで開いていないもののヘイトが剥がれるほどではないということが読み取れる。

 上記に加えてIDにおいては防御バフの使用が重要となる。1グループずつの処理においては1度の戦闘に1~3個のバフを使用をすると無駄なくリキャストが回っていく。まとめの場合は次のボスまで何回戦闘があるかや敵の攻撃の痛さで判断する。すべてのグループをまとめることができる区間ではすべてのバフを使用しても差し支えない。見落としがちであるが、リプライザルとアームレングスも非常に有用なスキルであるため積極的な使用が望ましい。また、信頼に値するヒーラーであると判断した場合はリビングデッドを積極的に活用していくことも視野に入れる。
 70以上のIDにおいてはブラックナイトを積極的に使用するべきであるが、いくつか注意点が存在する。ブラックナイトは非常に強力なバフであるが割れなければMPの浪費である。なぜならばブラックナイトが割れないということは大した攻撃もないのに無駄にリソースを吐いたことを意味するからである。それならばそのMP分、暗黒の剣や漆黒の波動を使ったほうが良い。また、ヒーラーが白魔導士である場合、ホーリーとブラックナイトの相性は最悪である為、白がホーリーを使用する空気を察知したらその間はブラックナイトは控えたほうが良い。基本的にはホーリーが優先される。
 IDにおけるスキル回しについても基本的に前項と同一である。特に暗黒の維持は意識することが望ましい。

Ⅲ. 討滅・ノーマルレイドにおける注意点

 基本事項で述べたように先にスタンスを入れて殴ったほうがMTとなる。MTは痛いと思われる攻撃に対してバフを使えばよい。STは邪魔にならないようにスタンスは切っておく。雑魚が出現した場合に
MTが雑魚の敵視をとらない雰囲気の場合はSTがスタンスを入れて雑魚の敵視をとるが、すぐに溶ける雑魚の場合はこの限りではない。

Ⅳ. 高難易度レイドにおける諸注意

 最新の高難易度レイドに参加する場合いくつかの注意点が存在する。レイドファインダーでの申請が必要となるコンテンツがこれに該当する。

(1)マクロについて

 戦闘用マクロに関しては一部例外を除き原則的に使用を控えることを推奨したが、打ち合わせ用のマクロは積極的に採用し、これをタンクが管理することが広く一般に要求される。これらはコンテンツにおける散開位置やギミックの処理について誰がどの担当をするのかの確認に有用である。MTか募集主が用意する風潮がある。

(2)装備について

 高難易度レイドにおいては参加する上である程度の装備が必要となる。突入だけでいえばコンテンツの必要平均IL(アイテムレベル)を満たせば良いが、実際は全部位がコンテンツの必要平均ILに達している状態が好ましい。具体的に示すと、必要平均ILが450のコンテンツに入る際は平均ILが450を超えていようとある部位のILが440であるといった状態は好ましくないとされる。
 高難易度レイドの中でも零式は偶数パッチに実装され、その際レイド攻略用の装備も実装される。この装備を新式といい、初期攻略において零式の中でも特に3層4層は基本的に全身新式以上の装備が要求される。新式はマーケットボードでの購入を考えると非常に高価なものであるが、実際のところ原価はたいしたものではないのでクラフターに作製を依頼するなり自作するなりすれば安価で揃えることが可能である。
 装備にはマテリアを装着できる。トークン装備や零式で拾うことができる装備は装備ごとに決められた個数しかマテリアを入れることができないが、新式装備はその限界を超えてマテリアを装着することが可能である。これを(マテリアの)禁断という。通常のマテリア装着と異なり禁断の場合は確率によって装着が成功するかどうかが決定される。ゆえにマテリアを1つ禁断するにあたってもいくらかのマテリアが必要となる。新式に対してマテリアは禁断を含めて5つまで装着することができ、初週において零式4層のクリアを目指す際はここまで必要となることが多い。なお漆黒においては確定穴及び禁断1回目はエクスマテリジャ、禁断2回目以降はメガマテリジャが基本となる。また、どの部位にどのマテリアを装着すべきかについては時流によって変化する。

(3)食事と薬について

 実装初期の高難易度レイドにおいてはその時期における最先端の食事と薬の使用が求められる。食事は30分限定のパッシブ、薬は攻撃用のバフの1種にあたる。薬は大体味方と同じタイミングで使う。
 ただし、初期においても1層や2層においては古い食事でも問題ない場合や薬を使用するまでもないことがある。そもそもレイドにおいて装備然り食事や薬が必要となるのはHPチェックやDPSチェックを越えるためであり、それに引っかからないうちはわざわざ使用する必要がないのは言うまでもない。

(4)週制限について

 零式を含む一部のコンテンツにおいては報酬の取得に関する週制限というシステムが存在する。これは火曜日17時を基準として各層1週間に1度しか報酬を取得する機会が得られないというものである。これはその週における最初のクリア時に強制的に施行される。また、あくまでロットする権利があるだけでロットに勝つことができなくともその週はそれでお預けになる。これに加えてパーティメンバーの中にその週に既にクリアしている者がいる場合報酬が減少する。具体的には全員未クリアの場合は宝箱が2つ出現するのに対し、1~4人クリア済みがいる場合箱は1つ、それ以上の場合は箱は0になる。以上のことから基本的には全員がその週未クリアの状態でコンテンツに挑むことが前提となる。また、いずれの条件においてもその週の初回のクリアにおいては誰もが断章を取得することが可能で週末には「箱がなくなってもいいから断章だけでも取得したい」といった旨の断章パーティが見られる。断章は指定の個数集めることで零式装備と交換が可能なアイテムである。

Ⅴ. 高難易度レイドにおけるタンクの役割と基本的手技

 レイドにおいて暗黒騎士は基本的にMTを担当する。故にここではMTに関することのみ取り扱う。
 コンテンツ突入後、マクロを流して散開位置などの打ち合わせをしたらレディチェックを行い、全員が〇をつけていることを確認してカウントダウンを行う。秒数は15秒か18秒が一般的である。カウントが0になるのと同時にアンメンドが着弾するのが理想である。

(1)スイッチについて

 スイッチとはMTとSTを交代することを意味する。具体的なスイッチの手順はSTがスタンスを入れて挑発を実行し、MTがこれに呼応してSTに対してシャークを投げることでスイッチが完了する。この際できるだけボスの向きが変わらないように注意する。スイッチするタイミングは様々で攻撃の詠唱中にスイッチするもの、攻撃が終わってからスイッチするもの、誘導の関係で攻撃とは関係なくスイッチするものがある。

(2)誘導について

 ボスはMTを追従するためボスの位置を調整したい場合、MTがこれを担当することになる。ボスの位置を調整する際は近接DPSやSTがある程度殴れるような誘導が求められる。

(3)無敵技について

 レイドにおいては無敵技は使うタイミングがある程度固定されていることが多く、リキャストの関係で自由に使えないことが多い。なお練習中など少しでも先のフェーズを見たい場合は積極的に用いるべきではある。

(4)軽減について

 高難易度レイドにおいてボスの使う痛い全体攻撃に対してはリプライザルやダークミッショナリーの使用が非常に重要となる。
 リプライザルは敵の与ダメージを低下させるデバフである。タンクならどのジョブも使用することができるが、効果は重複しないためSTとは違うタイミングで使う必要がある点、発動時にボスが自分の近くにいないとデバフが付与できない点に注意が必要である。
 ダークミッショナリーは味方全体に対して発動する被ダメージ軽減バフであり、味方が範囲内に入っていないと効果が付与されない点に注意が必要である。

(5)物理ダメージと魔法ダメージについて

 敵の使用する技には物理攻撃と魔法攻撃が存在し、ダークマインドやダークミッショナリーは魔法に対してのみ効果のあるバフであるためどの攻撃が魔法なのか把握することが必要になる。判別の仕方は実際に使ってみればわかるが、実はより簡易な方法が存在する。この件に関しては中で聞くこと。





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2020年01月26日 15:11