「ミッション5:低速度状態における最大G旋回」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ミッション5:低速度状態における最大G旋回」(2011/03/20 (日) 14:10:56) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 ミッション5:低速度状態における最大G旋回  このミッションでは、低速度状態で旋回を行った場合にどんな各種の影響が発生するかを学んでいきます。低速度状態においては旋回半径は小さくなるものの、反対に旋回率は大きく低下してしまいます。旋回率が低くなる、つまり旋回が鈍足になると敵機を撃ち落すチャンスを逃しかねません。  初期コンディション  ・機  速 :200ノット  ・高  度 :20,000フィート(海抜高度)  ・スロットル:中程  ・環境設定 :通常  ○ミッションの手順  このミッションでは、コーナー速度域330-440ノットを大幅に下回り、機速200ノットの状態から始まります。200ノットほどの速度では2.5-4Gほどの旋回が限界であり、速度が遅いため旋回半径は小さくなりますが円を描くまでにより長い時間を要することになってしまいます。ミッション3,4同様、以下の手順に従って飛行を行ってください。  1.トレーニングミッションの一覧から"05 Max Turn Below Corner"を選択してください。  2.キーボード上部の[ 1 ]を押してHUDのみを表示してください。  3.[ F ]を押してACMIを起動してください。  4.10秒前後水平飛行を行って、現在の機首方位を確認してください。  5.スロットルを押し込むかあるいは[ Shift + + ]を押してアフターバーナを全開にします。  6.機体をロールさせてバンク角を75度-85度ほどにとってください。図3‐2は操縦桿とそれに対応する翼の動きを示した図であり、操縦桿の左右の動きで機体をロールさせることがわかります。  7.機体が十分に傾いたら、できる限りGが最大になるように操縦桿をひきます。図3-3が示すように操縦桿の前後の動作はピッチ、つまり機首の上下運動を制御します。このピッチ運動とGは本質的に同じものです。またこのような訓練での水平旋回ではHUDの助けを借りることも可能です。図5-1にはHUD上のフライトパスマーカと昇降計、また速度計及び高度計の状態が示されています。  8.旋回中はパスマーカがレベルライン上に重なるように飛行してください。一度機体を75-85度までロールさせると、操縦桿操作によってパスマーカを動かすことができます。旋回中の高度の修正の仕方については図3-5を参照してください。  9.[ F ]を押してACMIを止めます。  10.[ Esc ]をおしてメニューから"End Mission"を選択してトレーニングミッションを終了します。  ○ACMIデブリーフィング  メインメニューから"ACMI"を選択して、リストから最新の飛行記録を選択後ロードボタンを押してください。ロードが完了したらオプションを設定してください。  ・Camera : Satellite  ・Labels : Name, Airspeed, Turn Rate and Turn Radius,を選択  ・Wing Trails : Maximum  ・Vehicle Magnification : x8  ビューコントロール(画面中央のちっこい緑色のF-16アイコン)をいじって直上視点から旋回が見やすい視点に変更し、テープが終了したら旋回半径と機体が旋回を終えるまでにかかった時間に注目してください。半径は2500フィートほどまで小さくなっている筈ですが実際のところ200ノット時ではコーナー速度時と同じ旋回率で機首を動かすことができないため、360度を一周するまでに40秒を要していることがわかる筈です。この鈍足な旋回率がパイロットの一瞬の命運を別けてしまうのです。以上のようにあまりに低すぎる速度下では、旋回機動に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。 k
 ミッション5:低速度状態における最大G旋回  このミッションでは、低速度状態で旋回を行った場合にどんな各種の影響が発生するかを学んでいきます。低速度状態においては旋回半径は小さくなるものの、反対に旋回率は大きく低下してしまいます。旋回率が低くなる、つまり旋回が鈍足になると敵機を撃ち落すチャンスを逃しかねません。  初期コンディション  ・対気速度 :200ノット  ・高  度 :20,000フィート(海抜高度)  ・スロットル:中程  ・環境設定 :通常  ○ミッションの手順  このミッションでは、コーナー速度域330-440ノットを大幅に下回り、機速200ノットの状態から始まります。200ノットほどの速度では2.5-4Gほどの旋回が限界であり、速度が遅いため旋回半径は小さくなりますが円を描くまでにより長い時間を要することになってしまいます。ミッション3,4同様、以下の手順に従って飛行を行ってください。  1.トレーニングミッションの一覧から"05 Max Turn Below Corner"を選択してください。  2.キーボード上部の[ 1 ]を押してHUDのみを表示してください。  3.[ F ]を押してACMIを起動して、フライトの録画を開始します。  4.10秒前後水平飛行を行って、現在の機首方位を確認してください。  5.スロットルを押し込むかあるいは[ Shift + + ]を押してアフターバーナを全開にします。  6.機体をロールさせてバンク角を75度-85度ほどにとってください。図3‐2は操縦桿とそれに対応する翼の動きを示した図であり、操縦桿の左右の動きで機体をロールさせることがわかります。  7.機体が十分に傾いたら、できる限りGが最大になるように操縦桿をひきます。図3-3が示すように操縦桿の前後の動作はピッチ、つまり機首の上下運動を制御します。このピッチ運動とGは本質的に同じものです。またこのような訓練での水平旋回ではHUDの助けを借りることも可能です。図5-1にはHUD上のフライトパスマーカと昇降計、また速度計及び高度計の状態が示されています。  8.旋回中はパスマーカがレベルライン上に重なるように飛行してください。一度機体を75-85度までロールさせると、操縦桿操作によってパスマーカを動かすことができます。旋回中の高度の修正の仕方については図3-5を参照してください。  9.[ F ]を押してフライトの録画を止めます。  10.[ Esc ]をおしてメニューから"End Mission"を選択してトレーニングミッションを終了します。  ○ACMIデブリーフィング  メインメニューから"ACMI"を選択して、リストから最新の飛行記録を選択後ロードボタンを押してください。ロードが完了したらオプションを設定してください。上から、カメラモード、表示ラベル、翼端軌跡、拡大率、の項目になります。  ・Camera : Satellite  ・Labels : Name, Airspeed, Turn Rate and Turn Radius,を選択  ・Wing Trails : Maximum  ・Vehicle Magnification : x8  視点操作パネル(画面中央のちっこい緑色のF-16アイコン)をいじって直上視点から旋回の様子を確認し、旋回半径と機体が旋回を終えるまでにかかった時間に注目してください。半径は2500フィートほどまで小さくなっている筈ですが実際のところ200ノット時ではコーナー速度時と同じ旋回率で機首を動かすことができないため、360度を一周するまでに40秒を要していることがわかる筈です。この鈍足な旋回率がパイロットの一瞬の命運を別けてしまうのです。以上のようにあまりに低すぎる速度下では、旋回機動に悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。 h

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー