歌詞「復讐の娘」

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復讐の娘

(原曲:悪ノ娘)
作詞:岬屋
作曲:悪ノP


昔々あるところの
悪逆非道の王国の
小さな村に暮らしていた
赤い髪をした村娘

憲兵達は横暴で
家畜は全て死に絶えた
愛する家族も飢えて死ぬ
全てが全て王女のため

お金も食事も足りないと
民衆は集い訴えた
王女に逆らい恋人は
断頭台に立つ


「絶対に、許さない!」


悪ノ華 いずれ散らす
復讐の刃(やいば)持ち
踏みにじられた雑草に
嗚呼 心があると教えてやる



暴君王女は恋に落ち
最後の理性も失った
かくして王女の命令で
緑の少女が殺された

怒りに沸いた民衆達
ある日 広場へと集まった
静かに開戦を告げるは
鎧纏いし赤の娘

幾多の民が赤に集い
幾多の民が血を流し
苦しむ人々の嘆きが
娘を奮わせる


「行くよ…ついてきて!」


悪ノ華 今こそ討つ
復讐の刃(やいば)持ち
とても美しく剣振るう
嗚呼 戦場に咲く赤の娘



悪の王女を倒すべく
ついに娘は城へ至る
烏合の衆とは言わせない
赤き鎧の革命軍

民に扮した軍人が
娘の首へ襲い掛かる
長き弓矢を引き絞った
青の王子に討ち取られた

ついに増援も訪れた
終わりを告げる時は今
民衆たちの声を背負い
玉座(ぎょくざ)へと駆け上がる


「どうして…?」


悪ノ華 何処へ逃げる?
片割れを置き去りに
凛とした顔の王女様(めしつかい)
嗚呼 全てを背負い微笑んでた



昔々あるところの
悪逆非道の王国の
全ての人々を救った
赤き鎧の女剣士

処刑の時間は午後三時
教会の鐘がじきに鳴る
王女と呼ばれた召使
断頭台で何を思う

ついにその時がやってきた
終わりを告げる鐘の音
民衆達の中に混じり
王女が立っていた


「私たち同じだね…」


悪ノ華 何処へ消える?
片割れの死を背負い
後に英雄と呼ばれても
嗚呼 私も所詮復讐(あく)の娘







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