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*トレーラー これはどこにでもある話 男と女が出会う、それだけの話 女の前から男が去った、それだけの話 その弾丸さえ、放たれなかったなら 冷徹な天使の矢を狂わせた、仮面の想い 「今でも変わらず愛している」 男は偽りに言葉を託し、女は真実に言葉を求める。 約束の場所、約束の時間、男と女が再会する。 男は女をスコープに捉え、女はただ刻を待つ これは、それだけの話− トーキョーN◎VA 「仮面劇-マスカレイド-」 かくて、運命の弾丸は放たれる。 *まず最初は? RL:というわけで初めて行きましょう。 RL:まずはキャスト紹介から、ということで、由夢からお願いします。 ※今回、セッションをするにあたって、キャストは事前作成をお願いしています。  ハンドアウトの推奨スタイルはカゲムシャとフェイト。 *キャスト紹介 今回は二人。 **由夢の場合 由夢:天川由夢、15歳 スタイルは◎フェイト ●ニューロ-ニューロです ※◎はペルソナ。表向きのスタイル。●はキー。本質を示すスタイル。  このキャラの場合、表向き探偵。本質はネットワークの住人であることを示す。 由夢:元々、兄が事務所開いたんですが、お人よしの兄はすっごい低価格で依頼とか受けたりしてまして 由夢:その結果、事務所でぶっ倒れてたのをうちのキャラが発見しまして 由夢:それから手伝うようになりましたw 由夢:それで、探偵の資格とか自分もとってがんばってたんですが、ある時にトーキー・・・まぁ、いつものアイツですが・・・ RL:ミャーコですね、わかります。 ※ミャーコ:由夢のPLの持ちキャスト。恐ろしいことに現環境でのアクトほぼすべてになんらかの形で関わっている。       今回はシナリオに絡まない。恐ろしいほど支援に特化したトーキー。 由夢:ヤツの取材を受けましてその時にここの探偵事務所の探偵は自分で兄貴は助手みたいなか書かれ方して 由夢:んで、現在に至りますw RL:今回は依頼からの導入です。 ※トーキョーN◎VAのフェイト枠では良くある形。 由夢:よろしくお願いしますw RL:よろしくお願いします。 **影法師の場合 RL:では次、影法師。 影法師:ほいほい 影法師: 影法師 年齢:不明 性別:不明 その他いろいろ不明     カゲムシャ◎ バサラ● マヤカシ     元真教浄化派の魔術師。かつて刻ノ歪ミの力を手に入れようとしたが、失敗。     刻ノ歪ミの力の一部を手に入れるも、代償として己の刻、『人生』を喰われてしまう。     自分の人生を歩むことができなくなった彼は、カゲムシャとして他人の人生を喰いながら生きるしかなくなった。     いつか自分の人生を取り戻す日まで。 ※影法師のペルソナはカゲムシャ。キーはバサラ。  表向きは、カゲムシャ(意味は大体そのまんま)。本質は魔法使いであることを示している。  今回参加の二人は比較的わかりやすいスタイルである。 影法師:こんな感じでござる。 RL:あいさ、よろしくお願いします。 RL:こちらも、依頼からの導入になります。 影法師:はーい **RLも自己紹介。 RL:で、RLです。ほぼ初めてのRLになりますが、がんばりますのでよろしくお願いします。 ※いまさらだけど、N◎VAの場合、GMのことをルーラー(略称RL)と表現します。 *オープニング **ルーラーシーン/一年前、別れの日 今から一年前ー 新宿インペリアルパークの並木道を、男と女が歩いていた。 男の名前は赤森拓 女の名前は樹里・ジェラルド。 常春のN◎VAだが、空調管理とナノマシン制御により、その通りは晩秋が再現されている。 別れを切り出したのは赤森のほうだった。 「樹里、別れよう。もう、会わないほうがいい。」 「何を言うの、拓さん?いったい、どうして?」 「理由はいえない。すまない、許してくれ」 「私を、もう、愛していないというの?」 そして男は去りながら。 「すまない」 それだけを残して去っていく。 「待って、拓さん! 私、待っているわ。一年後。また、会いましょう。」 「約束の場所、約束の時間に!」 「待ってるから−」 そうして、男と女は別れた。一年前のひとつの話。 RL:で、ルーラーシーン終了です **カゲムシャ/偽りに言葉を託す RL:では、キャラごとのオープニングいっきますよー RL:まずは影法師。 影法師:ほいほい RL:普段はどういう感じで仕事を請けてるんでしょう? ※カゲムシャの仕事って非合法だったり、秘密事項が多いので、RLでコレと指定しづらいから質問してたりする。  それでなくてもすり合わせは大事。超大事。 影法師:うむ、レッドエリアのとある路地を暗い方へ暗い方へと歩いていくと影法師の住んでいる場所がある。     そこへ来た人の依頼を受けています。自分からは出向きません。     行き方は裏社会に精通している人物から仕入れるとよい。 RL:OK,しかし今回の依頼人はひとつの事情がある。 RL:なので、あなたへの依頼はウェブ越しになります。 影法師:ほう。 RL:というわけで事務所のDAKがなります。 RL:表示名は、赤森拓。 ※DAK。固定電話見たいなもん。総合的な情報端末と言い換えても良い。  N◎VAの住居には基本装備。 影法師:ではDAKのモニタが真っ暗な部屋に光を灯す。     部屋の中に座っていた人物がそれに顔をしかめると、DAKに周囲の闇が染み出してくる。     モニタの光が覆い隠されたところで回線が繋がった。 影法師:「光が・・・入るじゃないか・・・」 ※なお、影法師のPLは、描写をほぼ全部自分でやっています。 RL/男:「フリーで仕事を引き受けるというカゲムシャというのはあなたか?」 RL:画面に映し出されたのは一人の男。 影法師:「ああ・・・そのとおりだよ。ウェブを介する客は珍しい・・・」     その声は中性的であるが、同時にしゃがれているようでもあった。 影法師:向こうからはこちらの顔は見えない感じで。 RL/男:「事情があって直接会うことができない。ウェブ越しで失礼する。」 RL/赤森:「自分は赤森拓という。あなたにひとつ依頼したいことがある。」 ※赤森は、カゲムシャ枠のシナリオコネ。このシナリオに限り、  影法師は赤森に関わる情報収集を<コネ:赤森拓>を用いることができる。 影法師:「・・・聞こうか」 RL/赤森:「私に成り代わって、会ってほしい女性がいる。名前は、樹里・ジェラルド。」 RL/赤森:「彼女に会って、伝えてほしい。今でも変わらず愛している、と。」 影法師:「・・・それだけかね?」 RL/赤森:「それだけだ。」 影法師:「・・・ふむ、いいだろう」 RL/赤森:「よろしくお願いする。私にとって、樹里はすべてだった。しかし、それでも去らねばならなかった。」 RL:と、後半は独り言のように。 影法師:「・・・報酬の送り先は知っているね?」 RL/赤森:「知っている。それから。今から私のプロファイルを送る。」 RL/赤森:「マスカレイドにダウンロードすれば、私の情報はすべてそろうはずだ。」 ※マスカレイド:擬似人格を自らに埋め込むための媒体。他人を演じることができるようになるサイバーウェア。  N◎VAの世界観では、当たり前に人体改造をする。すごい技術である。  プロファイル:その人物を構成する情報。今回の場合は、記憶・言動その他もろもろまで含まれる。 RL/赤森:「重ねて、よろしく頼む。樹里は、待っているはずだから。」 RL:そして、男はゴールドを提示してきます。 ※ゴールド:報酬点5点。情報収集の達成値を上げるのに使えたりする。 影法師:「・・・準備の良い客は良い客だ」 RL:それには言葉を返さず、ふっと笑って。 RL:赤森のデータが転送されてきます。 影法師:「いいだろう、それでは」     その時、足元から溢れた闇が部屋の中の人物を覆い。     「君の人生を拝借しよう」     と、赤森の姿をした影法師は赤森の声で言った。 RL:それではシーンを閉じましょう 影法師:はーい ※シーンを閉じる:シーンを終わらせること。  場面を切り替えるよーという宣言にもなる。 **フェイト/真実に言葉を求める RL:では次、由夢。 ※本来あまりやるべきでは無いが、今回はあまりシーンプレイヤーを明示していない。  由夢:ほいほい RL:こっちは依頼人から来てくれとの指定があります。 RL:場所は、新宿インペリアルパークの並木道。 由夢:あ~・・・・じゃあ行ってみます ※由夢は生身で依頼を受けに行っている。  由夢はニューロであり、イントロン可能な装備を持っている。  つまりはウェブゴーストという形で本体ごといく必要は無かった。  なんで生身だったんだろうか? RL:はい。それでは指定された場所に向かうとですね。 RL:一人の女性と、護衛と思われる、黒服のカブトたち。 RL:エグゼグであろう女性はあなたの姿を見つけると ※カブト:ボディガードを表すスタイル。またはボディガードそのもの。  エグゼグ:お金持ちとか企業の重役などをあらわすスタイル。樹里は企業の重要ポジという意味のが強い。 RL:声を掛けてきます。 RL/樹里:「あなたが、天川由夢さんですね?樹里・ジェラルドです。よろしくお願いします。」 由夢:とりあえず仕事モードに入ってですね、「はい、よろしくお願いします、それで今日はどのようなご依頼なのでしょうか」って言います ※由夢は比較的公私を切り替える性格の様子。 RL/樹里:「依頼は、赤森拓という男性の調査。」 RL/樹里:「もう、私の前から消えてしまった人。もう一年になるかしら・・・。」 RL/樹里:「私も探したのだけど、どうしても見つけることはできなかった。」 RL/樹里:「彼を探し出して聞いてほしい。なぜ、姿を消したのか。なぜ、私を愛さなくなったのかを・・・。」 RL:と、一枚のホロを出します。 RL:映し出されるのは、平凡で、誠実そうな一人の男。 由夢:受け取ってみます RL/樹里:「拓さんは、私のすべてだった。でも、理由も告げずに私の前から去っていった。だから、その理由を知りたいの。」 RL/樹里:「女の未練と笑われてもいいわ。・・・ごめんなさい。こんな話、どうでも良かったわね。」 由夢:「なるほど、分かりました・・・・・このご依頼お受けいたします」と笑顔で言います RL/樹里:「ありがとう。・・・よろしく、お願いします。」 RL:とこちらも笑います。 RL:そうして、黒服の一人が樹里に声をかける。 RL/カブト:「すみません、そろそろお時間です。」 RL:樹里は笑って、わかったわ、と黒服に告げると RL/樹里:「ごめんなさいね。社の方から重要護衛対象にされているの。       個人的な行動や予定にも制限と護衛がつくことになっているわ。       事実、狙われたことがあるから、仕方ないのだけど。」 RL:と手の傷を見せ、 RL/樹里:「会議も始まるし、失礼するわ。・・・こういうせせこましいところが嫌われた原因かもしれないわね。」 由夢:それを聞いちゃうと「だ、大丈夫なんですか、こんな開けた場所に来て?」って聞いちゃうかな RL/樹里:「大丈夫よ。そのための、護衛なのだし。」 由夢:「はい、お任せください♪」 由夢:あ、報酬交渉してねぇ RL:「それではよろしくお願いするわ。かわいい探偵さん。」と、 RL:プラチナムを支払います。 由夢:おお、すごい高いのくれちゃったw ※プラチナム:報酬点10点。元彼の赤森が影法師に渡したのの2倍。がんばれ赤森。負けるな赤森。 RL:そうして、寂しげに笑いながら、護衛のカブトたちとともにグローリアスに乗り込み退場します。 ※グローリアス:とりあえずロールスロイス的な? RL:んで、シーン終了。 **カゲムシャ/下された制裁 RL:そして、オープニングの残り。 RL:影法師。 影法師:ほい RL:先ほどの直後のシーンになります。 RL:姿を変えた影法師を見て、 RL:おもいっきりシーンタロットを忘れていました ※シーンタロット:シーンを暗示するカードをシーン頭に提示する。  のだが、今回RLは忘れまくる。また、宣言を完全に忘れているため、大半のシーンがシーンタロット不明状態である。  リプレイとしては片手落ちかもしれない。 RL:とりあえずシーンタロット、影法師のオープニング2、ヒルコの逆位置。 影法師:ほいほい RL:姿と声を変えた影法師を見て、赤森拓が言います。 RL/赤森:「本当に、私の姿そのものになれるんだな。」 RL:声には感心した響きがこめられている。 影法師:「闇は千変万化、黒は万色。なれないものは無いよ」 RL/赤森:「あなたに依頼して正解だったようだ。」 RL/赤森:「樹里は待っている。その時間と場所は・・・」 RL:言いかけた瞬間。 RL:ウェブでの通話が突然遮断されます。 影法師:「ん?どうしたんだ?」 影法師:とDAKに向かって言うが反応は無いわなぁ。 RL:それには何も反応は無く。 ※この時点で赤森についてのある情報がクグツの神業《完全偽装》で隠蔽された。  ここではまだリサーチを行っているわけではないのでRLは説明していない。 ※神業:キャストやゲストの持つ、すごい能力。     効果もすごく、《とどめの一撃》、相手は死ぬ、ぐらいのノリ。     《完全偽装》は事実を隠蔽する、という能力である。     他人の記憶すらも隠蔽可能。 RL:そして、事務所に訪問者が現れます。イヌの様子。 ※イヌ:警察官、のようなもの。 RL/ジャック:「ケルビム捜査官のジャック・バロウズだ。このアドレスに国際指名手配犯からのアクセスを確認した。」 RL/ジャック:「操作に協力を・・・・何・・・? まさかご本人か!?」 影法師:「一応訊くが、その国際指名手配犯の名前は?」 RL/ジャック:「フリーズ、各種殺人容疑で逮捕する。」 RL/ジャック:「なんで本人にいわなきゃならねえんだ?」 ※RLがここで名前を即答しないのは、答えていいものかどうか迷っていたから。  結局、容疑者=赤森拓であることは示すことにした。 影法師:「他人のそら似ということがあるだろう?」 RL/ジャック:「今日はラッキー・デイだ。まさかビンゴが出るとはな。」 RL:《制裁》を使用します。 ※《制裁》:イヌの神業。相手に裁きを与える。効果としては任意の社会ダメージを与えたり、治療したり。 影法師:ちっ、面倒くさいことを。 RL/ジャック:「とぼけるなよ。貴様にはふさわしい償いをさせてやる。」 RL:で。このまま逮捕しようとしますが、どうします? 影法師:逃げていいなら逃げるが、その前にジャックさん、赤森の名前をフルネームでどうぞ。 RL:制裁の効果は、21の有罪です。 ※社会ダメージ:社会的に相手を攻撃する。21は抹殺効果。アクト終了時までこの効果が残ってると、闇に消されてしまう。         N◎VAのダメージは、数値ごとに効果が決まっている。21とは、完全死亡や精神崩壊など、行動が不可能になるものが多い。         その中ではダメージを受けても、アクト中に何とかすれば何とでもなる社会ダメージは安全な部類。 RL/ジャック:「OK,そんだけ聞きたいなら言ってやるよ!お前の名前は赤森拓。国際指名手配のテロリストだ。」 RL:とはいっても、実際は容疑者の段階ですが。 RL:ここは宣言だけで逃亡可能です。 ※宣言だけで~:場合によっては判定を要求されたりする。ここで宣言だけなのは後述。 影法師:「ああ、それなら私のことで間違いない」 そう言うと足元から闇が溢れ出し、赤森の姿の影法師を飲み込んで沈む。 RL/ジャック:「フリーズ!畜生!やっぱ撃てねえ!」 RL:宣言だけて逃亡可能な理由ですね。 影法師:「悪いがつかまるわけにはいかない。私には何に代えても伝えたいことがあるんだ」 RL:彼は人を撃つことができません。 ※ジャック・バロウズは、カウンターグロウ掲載のリプレイキャラ。  人を撃つことができないイヌ。 影法師:そうそう、いいキャラだ。 RL:さて、シーンプレイヤーが退場したのでシーンを閉じます。 *ルーラーシーン/もうひとつの顔 RL:ではオープニング。最後のシーン。 RL:ルーラーシーン。 慌ててトロンを操作すると、その男は深くため息をついた。 「・・・危ないところだった。完全に流出する前になんとか隠蔽することができた。」 その男の背後にはもう一人の男が立っている。 鋭利で冷酷な、イリーガルのプロを思わせる風貌の男だった。彼は、赤森拓とまったく同じ顔をしていた。 「・・・またミスか。いい加減にしてもらいたいものだな。」 「い、いや、心配は要らない。対処はした。君の仕事には何の支障も出ないはずだ。」 「”はずだ”では困る。私は貴様の欠陥品のせいで、仕事に失敗し  信用を落とすことになった。その上、こうして一年も待っている。」 「そ、その点に関しては、こちらも責任を感じている。だから、こうして君とともに名誉挽回の機会をまっていたんじゃないか・・・・!」 「当然だな。私にミスは無い。」 「・・・・・・ふん。なら、こんどこそ樹里・ジェラルドを消してもらえるんだな?」 「同じことをなんども言わせるな。私はプロだ。」 そうして男はライフルの手入れを始める。 ふと、時間を確認する。 「約束の時間、か・・・・。」 つぶやきが部屋に消える。 -[[Next-リサーチ1>「仮面劇」リサーチ1]] ----
*トレーラー これはどこにでもある話 男と女が出会う、それだけの話 女の前から男が去った、それだけの話 その弾丸さえ、放たれなかったなら 冷徹な天使の矢を狂わせた、仮面の想い 「今でも変わらず愛している」 男は偽りに言葉を託し、女は真実に言葉を求める。 約束の場所、約束の時間、男と女が再会する。 男は女をスコープに捉え、女はただ刻を待つ これは、それだけの話− トーキョーN◎VA 「仮面劇-マスカレイド-」 かくて、運命の弾丸は放たれる。 *まず最初は? RL:というわけで初めて行きましょう。 RL:まずはキャスト紹介から、ということで、由夢からお願いします。 ※今回、セッションをするにあたって、キャストは事前作成をお願いしています。  ハンドアウトの推奨スタイルはカゲムシャとフェイト。 *キャスト紹介 今回は二人。 **由夢の場合 由夢:天川由夢、15歳 スタイルは◎フェイト ●ニューロ-ニューロです ※◎はペルソナ。表向きのスタイル。●はキー。本質を示すスタイル。  このキャラの場合、表向き探偵。本質はネットワークの住人であることを示す。 由夢:元々、兄が事務所開いたんですが、お人よしの兄はすっごい低価格で依頼とか受けたりしてまして 由夢:その結果、事務所でぶっ倒れてたのをうちのキャラが発見しまして 由夢:それから手伝うようになりましたw 由夢:それで、探偵の資格とか自分もとってがんばってたんですが、ある時にトーキー・・・まぁ、いつものアイツですが・・・ RL:ミャーコですね、わかります。 ※ミャーコ:由夢のPLの持ちキャスト。恐ろしいことに現環境でのアクトほぼすべてになんらかの形で関わっている。       今回はシナリオに絡まない。恐ろしいほど支援に特化したトーキー。 由夢:ヤツの取材を受けましてその時にここの探偵事務所の探偵は自分で兄貴は助手みたいなか書かれ方して 由夢:んで、現在に至りますw RL:今回は依頼からの導入です。 ※トーキョーN◎VAのフェイト枠では良くある形。 由夢:よろしくお願いしますw RL:よろしくお願いします。 **影法師の場合 RL:では次、影法師。 影法師:ほいほい 影法師: 影法師 年齢:不明 性別:不明 その他いろいろ不明     カゲムシャ◎ バサラ● マヤカシ     元真教浄化派の魔術師。かつて刻ノ歪ミの力を手に入れようとしたが、失敗。     刻ノ歪ミの力の一部を手に入れるも、代償として己の刻、『人生』を喰われてしまう。     自分の人生を歩むことができなくなった彼は、カゲムシャとして他人の人生を喰いながら生きるしかなくなった。     いつか自分の人生を取り戻す日まで。 ※影法師のペルソナはカゲムシャ。キーはバサラ。  表向きは、カゲムシャ(意味は大体そのまんま)。本質は魔法使いであることを示している。  今回参加の二人は比較的わかりやすいスタイルである。 影法師:こんな感じでござる。 RL:あいさ、よろしくお願いします。 RL:こちらも、依頼からの導入になります。 影法師:はーい **RLも自己紹介。 RL:で、RLです。ほぼ初めてのRLになりますが、がんばりますのでよろしくお願いします。 ※いまさらだけど、N◎VAの場合、GMのことをルーラー(略称RL)と表現します。 *オープニング **ルーラーシーン/一年前、別れの日 今から一年前ー 新宿インペリアルパークの並木道を、男と女が歩いていた。 男の名前は赤森拓 女の名前は樹里・ジェラルド。 常春のN◎VAだが、空調管理とナノマシン制御により、その通りは晩秋が再現されている。 別れを切り出したのは赤森のほうだった。 「樹里、別れよう。もう、会わないほうがいい。」 「何を言うの、拓さん?いったい、どうして?」 「理由はいえない。すまない、許してくれ」 「私を、もう、愛していないというの?」 そして男は去りながら。 「すまない」 それだけを残して去っていく。 「待って、拓さん! 私、待っているわ。一年後。また、会いましょう。」 「約束の場所、約束の時間に!」 「待ってるから−」 そうして、男と女は別れた。一年前のひとつの話。 RL:で、ルーラーシーン終了です **カゲムシャ/偽りに言葉を託す RL:では、キャラごとのオープニングいっきますよー RL:まずは影法師。 影法師:ほいほい RL:普段はどういう感じで仕事を請けてるんでしょう? ※カゲムシャの仕事って非合法だったり、秘密事項が多いので、RLでコレと指定しづらいから質問してたりする。  それでなくてもすり合わせは大事。超大事。 影法師:うむ、レッドエリアのとある路地を暗い方へ暗い方へと歩いていくと影法師の住んでいる場所がある。     そこへ来た人の依頼を受けています。自分からは出向きません。     行き方は裏社会に精通している人物から仕入れるとよい。 RL:OK,しかし今回の依頼人はひとつの事情がある。 RL:なので、あなたへの依頼はウェブ越しになります。 影法師:ほう。 RL:というわけで事務所のDAKがなります。 RL:表示名は、赤森拓。 ※DAK。固定電話見たいなもん。総合的な情報端末と言い換えても良い。  N◎VAの住居には基本装備。 影法師:ではDAKのモニタが真っ暗な部屋に光を灯す。     部屋の中に座っていた人物がそれに顔をしかめると、DAKに周囲の闇が染み出してくる。     モニタの光が覆い隠されたところで回線が繋がった。 影法師:「光が・・・入るじゃないか・・・」 ※なお、影法師のPLは、描写をほぼ全部自分でやっています。 RL/男:「フリーで仕事を引き受けるというカゲムシャというのはあなたか?」 RL:画面に映し出されたのは一人の男。 影法師:「ああ・・・そのとおりだよ。ウェブを介する客は珍しい・・・」     その声は中性的であるが、同時にしゃがれているようでもあった。 影法師:向こうからはこちらの顔は見えない感じで。 RL/男:「事情があって直接会うことができない。ウェブ越しで失礼する。」 RL/赤森:「自分は赤森拓という。あなたにひとつ依頼したいことがある。」 ※赤森は、カゲムシャ枠のシナリオコネ。このシナリオに限り、  影法師は赤森に関わる情報収集を<コネ:赤森拓>を用いることができる。 影法師:「・・・聞こうか」 RL/赤森:「私に成り代わって、会ってほしい女性がいる。名前は、樹里・ジェラルド。」 RL/赤森:「彼女に会って、伝えてほしい。今でも変わらず愛している、と。」 影法師:「・・・それだけかね?」 RL/赤森:「それだけだ。」 影法師:「・・・ふむ、いいだろう」 RL/赤森:「よろしくお願いする。私にとって、樹里はすべてだった。しかし、それでも去らねばならなかった。」 RL:と、後半は独り言のように。 影法師:「・・・報酬の送り先は知っているね?」 RL/赤森:「知っている。それから。今から私のプロファイルを送る。」 RL/赤森:「マスカレイドにダウンロードすれば、私の情報はすべてそろうはずだ。」 ※マスカレイド:擬似人格を自らに埋め込むための媒体。他人を演じることができるようになるサイバーウェア。  N◎VAの世界観では、当たり前に人体改造をする。すごい技術である。  プロファイル:その人物を構成する情報。今回の場合は、記憶・言動その他もろもろまで含まれる。 RL/赤森:「重ねて、よろしく頼む。樹里は、待っているはずだから。」 RL:そして、男はゴールドを提示してきます。 ※ゴールド:報酬点5点。情報収集の達成値を上げるのに使えたりする。 影法師:「・・・準備の良い客は良い客だ」 RL:それには言葉を返さず、ふっと笑って。 RL:赤森のデータが転送されてきます。 影法師:「いいだろう、それでは」     その時、足元から溢れた闇が部屋の中の人物を覆い。     「君の人生を拝借しよう」     と、赤森の姿をした影法師は赤森の声で言った。 RL:それではシーンを閉じましょう 影法師:はーい ※シーンを閉じる:シーンを終わらせること。  場面を切り替えるよーという宣言にもなる。 **フェイト/真実に言葉を求める RL:では次、由夢。 ※本来あまりやるべきでは無いが、今回はあまりシーンプレイヤーを明示していない。  由夢:ほいほい RL:こっちは依頼人から来てくれとの指定があります。 RL:場所は、新宿インペリアルパークの並木道。 由夢:あ~・・・・じゃあ行ってみます ※由夢は生身で依頼を受けに行っている。  由夢はニューロであり、イントロン可能な装備を持っている。  つまりはウェブゴーストという形で本体ごといく必要は無かった。  なんで生身だったんだろうか? RL:はい。それでは指定された場所に向かうとですね。 RL:一人の女性と、護衛と思われる、黒服のカブトたち。 RL:エグゼグであろう女性はあなたの姿を見つけると ※カブト:ボディガードを表すスタイル。またはボディガードそのもの。  エグゼグ:お金持ちとか企業の重役などをあらわすスタイル。樹里は企業の重要ポジという意味のが強い。 RL:声を掛けてきます。 RL/樹里:「あなたが、天川由夢さんですね?樹里・ジェラルドです。よろしくお願いします。」 由夢:とりあえず仕事モードに入ってですね、「はい、よろしくお願いします、それで今日はどのようなご依頼なのでしょうか」って言います ※由夢は比較的公私を切り替える性格の様子。 RL/樹里:「依頼は、赤森拓という男性の調査。」 RL/樹里:「もう、私の前から消えてしまった人。もう一年になるかしら・・・。」 RL/樹里:「私も探したのだけど、どうしても見つけることはできなかった。」 RL/樹里:「彼を探し出して聞いてほしい。なぜ、姿を消したのか。なぜ、私を愛さなくなったのかを・・・。」 RL:と、一枚のホロを出します。 RL:映し出されるのは、平凡で、誠実そうな一人の男。 由夢:受け取ってみます RL/樹里:「拓さんは、私のすべてだった。でも、理由も告げずに私の前から去っていった。だから、その理由を知りたいの。」 RL/樹里:「女の未練と笑われてもいいわ。・・・ごめんなさい。こんな話、どうでも良かったわね。」 由夢:「なるほど、分かりました・・・・・このご依頼お受けいたします」と笑顔で言います RL/樹里:「ありがとう。・・・よろしく、お願いします。」 RL:とこちらも笑います。 RL:そうして、黒服の一人が樹里に声をかける。 RL/カブト:「すみません、そろそろお時間です。」 RL:樹里は笑って、わかったわ、と黒服に告げると RL/樹里:「ごめんなさいね。社の方から重要護衛対象にされているの。       個人的な行動や予定にも制限と護衛がつくことになっているわ。       事実、狙われたことがあるから、仕方ないのだけど。」 RL:と手の傷を見せ、 RL/樹里:「会議も始まるし、失礼するわ。・・・こういうせせこましいところが嫌われた原因かもしれないわね。」 由夢:それを聞いちゃうと「だ、大丈夫なんですか、こんな開けた場所に来て?」って聞いちゃうかな RL/樹里:「大丈夫よ。そのための、護衛なのだし。」 由夢:「はい、お任せください♪」 由夢:あ、報酬交渉してねぇ RL:「それではよろしくお願いするわ。かわいい探偵さん。」と、 RL:プラチナムを支払います。 由夢:おお、すごい高いのくれちゃったw ※プラチナム:報酬点10点。元彼の赤森が影法師に渡したのの2倍。がんばれ赤森。負けるな赤森。 RL:そうして、寂しげに笑いながら、護衛のカブトたちとともにグローリアスに乗り込み退場します。 ※グローリアス:とりあえずロールスロイス的な? RL:んで、シーン終了。 **カゲムシャ/下された制裁 RL:そして、オープニングの残り。 RL:影法師。 影法師:ほい RL:先ほどの直後のシーンになります。 RL:姿を変えた影法師を見て、 RL:おもいっきりシーンタロットを忘れていました ※シーンタロット:シーンを暗示するカードをシーン頭に提示する。  のだが、今回RLは忘れまくる。また、宣言を完全に忘れているため、大半のシーンがシーンタロット不明状態である。  リプレイとしては片手落ちかもしれない。 RL:とりあえずシーンタロット、影法師のオープニング2、ヒルコの逆位置。 影法師:ほいほい RL:姿と声を変えた影法師を見て、赤森拓が言います。 RL/赤森:「本当に、私の姿そのものになれるんだな。」 RL:声には感心した響きがこめられている。 影法師:「闇は千変万化、黒は万色。なれないものは無いよ」 RL/赤森:「あなたに依頼して正解だったようだ。」 RL/赤森:「樹里は待っている。その時間と場所は・・・」 RL:言いかけた瞬間。 RL:ウェブでの通話が突然遮断されます。 影法師:「ん?どうしたんだ?」 影法師:とDAKに向かって言うが反応は無いわなぁ。 RL:それには何も反応は無く。 ※この時点で赤森についてのある情報がクグツの神業《完全偽装》で隠蔽された。  ここではまだリサーチを行っているわけではないのでRLは説明していない。 ※神業:キャストやゲストの持つ、すごい能力。     効果もすごく、《とどめの一撃》、相手は死ぬ、ぐらいのノリ。     《完全偽装》は事実を隠蔽する、という能力である。     他人の記憶すらも隠蔽可能。 RL:そして、事務所に訪問者が現れます。イヌの様子。 ※イヌ:警察官、のようなもの。 RL/ジャック:「ケルビム捜査官のジャック・バロウズだ。このアドレスに国際指名手配犯からのアクセスを確認した。」 RL/ジャック:「操作に協力を・・・・何・・・? まさかご本人か!?」 影法師:「一応訊くが、その国際指名手配犯の名前は?」 RL/ジャック:「フリーズ、各種殺人容疑で逮捕する。」 RL/ジャック:「なんで本人にいわなきゃならねえんだ?」 ※RLがここで名前を即答しないのは、答えていいものかどうか迷っていたから。  結局、容疑者=赤森拓であることは示すことにした。 影法師:「他人のそら似ということがあるだろう?」 RL/ジャック:「今日はラッキー・デイだ。まさかビンゴが出るとはな。」 RL:《制裁》を使用します。 ※《制裁》:イヌの神業。相手に裁きを与える。効果としては任意の社会ダメージを与えたり、治療したり。 影法師:ちっ、面倒くさいことを。 RL/ジャック:「とぼけるなよ。貴様にはふさわしい償いをさせてやる。」 RL:で。このまま逮捕しようとしますが、どうします? 影法師:逃げていいなら逃げるが、その前にジャックさん、赤森の名前をフルネームでどうぞ。 RL:制裁の効果は、21の有罪です。 ※社会ダメージ:社会的に相手を攻撃する。21は抹殺効果。アクト終了時までこの効果が残ってると、闇に消されてしまう。         N◎VAのダメージは、数値ごとに効果が決まっている。21とは、完全死亡や精神崩壊など、行動が不可能になるものが多い。         その中ではダメージを受けても、アクト中に何とかすれば何とでもなる社会ダメージは安全な部類。 RL/ジャック:「OK,そんだけ聞きたいなら言ってやるよ!お前の名前は赤森拓。国際指名手配のテロリストだ。」 RL:とはいっても、実際は容疑者の段階ですが。 RL:ここは宣言だけで逃亡可能です。 ※宣言だけで~:場合によっては判定を要求されたりする。ここで宣言だけなのは後述。 影法師:「ああ、それなら私のことで間違いない」 そう言うと足元から闇が溢れ出し、赤森の姿の影法師を飲み込んで沈む。 RL/ジャック:「フリーズ!畜生!やっぱ撃てねえ!」 RL:宣言だけて逃亡可能な理由ですね。 影法師:「悪いがつかまるわけにはいかない。私には何に代えても伝えたいことがあるんだ」 RL:彼は人を撃つことができません。 ※ジャック・バロウズは、カウンターグロウ掲載のリプレイキャラ。  人を撃つことができないイヌ。 影法師:そうそう、いいキャラだ。 RL:さて、シーンプレイヤーが退場したのでシーンを閉じます。 *ルーラーシーン/もうひとつの顔 RL:ではオープニング。最後のシーン。 RL:ルーラーシーン。 慌ててトロンを操作すると、その男は深くため息をついた。 「・・・危ないところだった。完全に流出する前になんとか隠蔽することができた。」 その男の背後にはもう一人の男が立っている。 鋭利で冷酷な、イリーガルのプロを思わせる風貌の男だった。彼は、赤森拓とまったく同じ顔をしていた。 「・・・またミスか。いい加減にしてもらいたいものだな。」 「い、いや、心配は要らない。対処はした。君の仕事には何の支障も出ないはずだ。」 「”はずだ”では困る。私は貴様の欠陥品のせいで、仕事に失敗し  信用を落とすことになった。その上、こうして一年も待っている。」 「そ、その点に関しては、こちらも責任を感じている。だから、こうして君とともに名誉挽回の機会をまっていたんじゃないか・・・・!」 「当然だな。私にミスは無い。」 「・・・・・・ふん。なら、こんどこそ樹里・ジェラルドを消してもらえるんだな?」 「同じことをなんども言わせるな。私はプロだ。」 そうして男はライフルの手入れを始める。 ふと、時間を確認する。 「約束の時間、か・・・・。」 つぶやきが部屋に消える。 -[[Next-リサーチ1>「仮面劇-マスカレイド-」リサーチ1]] ----

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