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276 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 23:56:17.42 ID:nupErYkM0

ドラえもんvsワムウ 二周目

―戦車戦は二周目に突入した!
ワムウは既に馬に乗り直し、淡々と一周半程度遅れてドラえもんの後ろを追ってきている!
カーズ「ワムウにもはや精神上の弱点は無いッ!」
ジョセフ「だ、だからどうだってんだァーッ!眼の二個ぐらいどうだってんだよ!
     俺達はシーザーを失っているッ!それにくらべりゃ、てめえの目玉くらいくだらねーぜッ!なあドラえもん!」
ドラえもん「愚問だな…。」


278 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:01:05.09 ID:Y+t3qvII0

ドラえもんは武器のかかった柱に通りかかった!
吸血鬼「さあ~どっちのボーガンを取るねえ~?」
ドラえもん「当然両方だ」
吸血鬼「そりゃ大きい方…ってええ?」
ドラえもんは渋々大きい方を一つだけ選ぶことにした
ジョセフ「そりゃ大きい方だなッ!威力が違うぜ!」
吸血鬼「そりゃあ…威力はな…。フフ。」
この時―ドラえもんはすぐにボーガンの異変に気付いた!
ドラえもん「弦が…重い!!」
吸血鬼「欲張りィーッ!欲張りものめがーッ!
    普通のボーガンでさえ滑車を使って引っぱるのにその特別製ボーガンを」
ドラえもん「スーパー手袋」
ドラえもんは普通にボーガンの弦を引ききり、満面の笑みで観客席のカーズを見つめている
カーズ「くっ…。」
リサリサ「ドラえもんみたいなマッチョな人間には欲張りも許されるわね」


281 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:06:21.60 ID:Y+t3qvII0

遅れてワムウは小さい方のボーガンを取った。小さいが、どうやら威力としては十分なようだ
ワムウ「最初の一球で!風をつかむッ!」
ワムウは手元から黒光りする鉄球を放つ!!鉄球は螺旋状に回転し、すざましいスピードでドラえもんの馬に命中したッ!
ズドン!!一発で馬の一体の首から上が吹き飛んだ!!
吸血鬼「うおおおおお!!ワムウ様アァーッ!!」
ワムウ「今ので間合いは掴んだ。次は必ず仕留める。」
ドラえもん「チッ…分身ロボットを使うか…。」
ドラえもんは秘密道具の中の分身ロボットを手に取る。これを使えば、風だけを見て探知しているワムウは、ドラえもんの場所がわからなくなるだろう
だがしかし―
ドラえもんの脳裏に一つの考えが浮かび、ドラえもんは分身ロボットを使うのを辞めた


284 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:10:45.28 ID:Y+t3qvII0

自ら視力を断ったワムウは!風の動きを読み!空気のささやきを聞き、
レーダーのようにドラえもんの走りのうねりを捕えるのだッ!!
ワムウはドラえもんを完全に察知してレーダーを引く。しかし―
ワムウ「ぬうう」
しかし―ボーガンは放たれない!ドラえもんは中央にある松明からワムウに向けて対角線側を走っており、
ワムウは松明の炎が邪魔になってドラえもんの正確な位置がわからないのだ!
カーズ「甘いな。あのワムウの前では―」
ワムウは松明から見て反対に180°回転し、まさか観客席に向かって鉄球を発射した!!
鉄球は観客席の前の壁の淵に沿ってコリントゲームのように闘技場を走り回り、
ドラえもんに向かって走り出す!


286 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:17:19.28 ID:Y+t3qvII0

鉄球はギュルギュルと鋭く綺麗に闘技場の淵を走る
そしてこちらからみるように明らかに(ワムウが最初から計算していたのだが)ドラえもんの直前に小さなくぼみが出来ていた
恐らくあそこまで行けば、球がそのまま跳ね返ってドラえもんに向かう!!
さらにリサリサが見るに、ドラえもんは実にのんきにしているようで、ワムウのコリントボールに気付いているような節は見られない
リサリサ「危ないッ!ドラえもん!身を屈めてッ!!」
ドラえもん「ほう…一体どうして」
会場の全員があっと息を飲む。いつの間にかワムウの放った球は消えていた!
まさに魔術―全員はドラえもんの方を固唾を飲んで見続ける
ドラえもん「『ガリバートンネル』だ。
      お前が跳弾をつかって俺を狙ってくるのは読めていたからな。既に壁際にセットしておいた…。」


288 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:21:58.15 ID:Y+t3qvII0

ワムウ「ば…馬鹿な!!」
ドラえもん「お前は俺の細かい動きは見れないだろ?
      お前が目を潰した後だ。このDORAがガリバートンネルを仕掛けたのはな…。
      目を潰した状態でボーガンがあるのに…それ以外の攻撃手段は無いだろ?」
ざわ・・・ざわ・・・
ドラえもん「ここで質問だ…。お前がそこまでしてくると読んでいたとしてこのドラのする行動はなんだと思う?
      読めていたのなら弾を撃つ前に倒すことだって出来たはずだ…なのにしなかった。
      簡単に説明してやるよ。お前は鉄球を撃ってから動く様子が無い。当たり前だ。動いてしまったら俺が対象になるように動こうとするから、
      弾がはずれると思ったんだろう?」
ワムウ「……。」


291 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:26:05.62 ID:Y+t3qvII0

ドラえもん「つまりお前はこの弾を撃ってからは動かないッ!!
      そしてお前の使った弾の弾道!!それを使わせてもらった!!
      お前が動けない時に、お前の弾道を逆にたどる!!そうすれば俺の鉄球はお前に命中する!!」
カーズ「ワムウ!!後ろだ!!」
ワムウ「フン…波紋が使えない以上…その程度の弾…触って消化するまで…N?」
吸血鬼「な…なんていう大きな鉄球だ!!ワムウ様!!」
ドラえもん「ガリバートンネルにそのまま入るとサイズは小さくなるが、
      逆からたどると大きさが大きくなるッ!!
      そう―お前の弾は小さくなるが!!俺の弾は大きくなる!!
      お前が消化できないサイズになッ!!」
ワムウ「NU、NUAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH」


294 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:32:24.50 ID:Y+t3qvII0

ワムウ最後の必殺技 魂潔殺(←何故か変換出来なかったため違う文字で勘弁)

闘技場は静まり返っていた…。もう誰も。うめき声すらあげなかった!!
しかし―ワムウは生きていた…完全に虫の息の状態であったが…
リサリサ「やった!!もうワムウは立てない!!」
ワムウ「な、なんということだこのワムウ!なんてざまだこのワムウッ!!
    だが…このワムウ。敵に楽に勝たせる趣味は無い。我が肉体!!我が能力!!
    全てを利用して、勝利を掴む!!」
突然地下からワムウの両手が出現した、ドラえもんは防御する暇も無く馬から落ち壁に叩きつけられた!!


296 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:35:08.99 ID:Y+t3qvII0

ワムウの両手はドラえもんを叩き落し、壁に貼り付けただけでは無かった。
そう―その両手は、既にドラえもんの両手を押さえ込んでいる!!
ドラえもん「何ィ…しまったッ!!これではポケットから道具が出せない!!」
ワムウ「そして我が…『風の最終流法』…魂潔殺ッ!!」
ワムウの額から鋭く長い風のメスが出でる!!その刃、なんとも鋭くまるで剃刀のようだッ!!


300 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:39:12.90 ID:Y+t3qvII0

ワムウ「炎を隔てた先ゆえ…ドラえもん。貴様のおおよその位置しかわからぬ。
    しかし『秘密道具』を出せぬ今、一センチずつ次第に貴様のからだを切断して行くだろう。」
ドラえもんの後ろの壁に、電導ノコギリのような斬り跡が残る!!なんとも鋭いッ!!
その斬り跡は…1cm、1cmと、徐々にドラえもんへの距離を縮めてゆく…
ドラえもん「策は…無い訳では無い。だが…思いつく策が一つだけで、
      それがこのドラにとって気に入らん策だというだけだ…。
      畜生…!!」
吸血鬼「お、おいッ!!アレを見ろッ!!」


302 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:43:14.34 ID:Y+t3qvII0

ドラえもんの体が変形していく。体に残った変身ドリンクのエキスをフルに活用し、全身整形といった風に形を変えるッ!!
しかし―
ジョセフ「ドラえもんの体が変形した…。一体どうして…
     いや…それよりも…そんなに体つきが変わったという訳でもない…一体何故」
ドラえもんは変身後の顔つきなどについて、よく考えていたわけではなかった。
ただ一つ考えていたことは、足が長く、首の長い人間になろうとしていたのだ!!
ドラえもん「フンッ!!」
ドラえもんは自らの顔を腹近くに突っ込ませた!!
カーズ「な…何をしようとしている!!」


304 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:47:21.30 ID:Y+t3qvII0

何のことはない…ただ単純に…口でポケットの口を開け、秘密道具を出そうとしているのだった!
吸血鬼達は笑い出した!先ほどまでアレほどまでに高慢だったあの男が、
いまはただ胎児のように体を丸めている、それが滑稽でしかたが無いのだ。
カーズ「フハハハハッ!!見苦しいぞッ!!
    それほどまでに生きたいのか!実に醜い!!」
カーズは高笑いをし始める。しかしそれをさえぎるように、闘技場内に魂潔殺の轟音よりも大きい、風船が割れたような大きな音が響き渡った!!
吸血鬼の一体が…原型をとどめない程破壊されていた。やったのは―ジョセフだ。
ジョセフはドスをきかせた声で叫ぶ
「ドラえもんを笑った奴は殺すッ!!」
途端にあたりを静寂が包んだ…。


307 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:51:24.77 ID:Y+t3qvII0

ドラえもん「(ありがとうジョセフ…いい奴じゃないか。今度金の首輪をプレゼントしてやろう)
      トロリン…ゲットッ!!」
※トロリン:瓶に入った、飲むと体が液体になる薬品

先程までの静寂が嘘のように怒声が響く!!吸血鬼たちがドラえもんが道具を出したことを発見したのだ!!
ワムウ様!!ワムウ様!!ワムウ様ッ!!ワムウ様ッッ!!
ドラえもん「後は…飲むだけ…!!」
ドラえもんは歯でキャップをひねる…しかし…その時、トロリンの瓶が真っ二つに割れるッ!!
ドラえもんの前を力なく瓶が転がった。
ワムウ「そうはさせん…『魂潔殺』…!!」


310 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:56:29.23 ID:Y+t3qvII0

ワムウ「形成逆転だ!!後は貴様の体を、『魂潔殺』の刃で切り捨てるだけ…ッ!!」
会場に歓喜の叫び声が響く!!しかし―ワムウはッ!
ワムウ「何故だ…力が入らない…。」
ドラえもん「ワムウ…今のトロリンへの攻撃で、貴様は既に負けている!
      さっきのトロリンの瓶はあえて割らせるために取り出したのがわからないのか!!
      トロリンはお前の超高圧の風で気化…そのままお前の体にガスとなって取り込まれる!!」
ワムウの体は水となって崩れ落ちる!!
ワムウ「MMWWWWW」
ドラえもん「ワムウ、お前の能力。瓶をあっさりカットできたことが敗北に繋がったのだ!!」


312 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/25(月) 00:59:30.24 ID:Y+t3qvII0

液体と化したワムウ…液体となり、魂潔殺を放てなくなったワムウは…
副作用で体が次々と消えていった。
形は無かったが…そこには確かにワムウという男の最後があった…。
ジョセフ「やったたァーッ!!」
カーズ「…ワムウ。
    奴は戦闘者としてあまりに純粋すぎた…それが敗北へと繋がったのだ…。
    残るはこのカーズ独りか…だが。
    頂点に立つものは…いつもひとり!!」


【ドラえもんvs究極生物カーズ】