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96 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:02:36.87 ID:nupErYkM0 地獄昇柱~ヘルクライム・ビラー~ リサリサは三人がヴェネチアに着くと同時に、三人を地獄昇柱に叩き落とした!! そう―波紋を使えないドラえもんと一緒に! ジョセフ「どうするんだ…ドラえもん…」 シーザー「先生ッ!まだドラえもんは波紋を覚えてませんッ!!」 その言葉を聞いた後、リサリサはドラえもんを養豚場にいる豚をみるような目で見つめる 可哀想だけど明日には食われちゃうのね。そんな目だ。 98 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:06:35.03 ID:nupErYkM0 ドラえもん「(チッ…あのリサリサが見るのを辞めたらさっさとどこでもドアで上に登ってやる)       これのどこが波紋の修行なんだ…サノバビッチめ…」 リサリサはただ一心に三人を見つめている。―あくまで冷徹な目をしながら その視線が一時間にも及ぶものだから、いい加減ドラえもんは少し苛立った ドラえもん「性悪ブタ女め…目にもの見せてやるッ!!」 シーザー「く…一回でも下に行ったら…もう上がることは出来ないな…」 ジョセフ「シーザーの奴…あそこでとまってやがる…」 リサリサ「キャーーーーーッ!!」 先ほどまでの冷徹さとは打って変わって、リサリサが叫び始めたッ!! ジョセフ「ど、どうしたんだッ!?リサリサ先生!?」 101 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:13:12.83 ID:nupErYkM0 ドラえもん「これでも…その冷徹な眼差しを続けることが出来るかな…?」 狂気は取り寄せバックから、近くのゲイバーで呼び寄せたムチムチの全裸の男を大量に出し始めた。 ドラえもん「なああああ?リサリサ先生ィーッ!!」 リサリサ「キャーーーーーーッ!!」 シーザー「う、うわああああ!!」 ジョセフ「な、なにいいいいい!!」 シーザーとジョセフが落下するッ!! 全裸のゲイ達はあらかじめ決められたかのように円陣を組み、ヘルクライムビラーの一部に大きな塔を作り上げた!! ドラえもんは吸盤手袋をつけてゆっくりとその塔をのぼり始めた。 ドラえもん「『覚悟』は出来ているだろ…?リサリサ先生…。」 リサリサ「…」 ドラえもんは塔を頂上まで上りきって言った。 ドラえもん「よく見ると可愛いじゃないか…。素肌が白く透き通っていて、兎のようだな。       いい女だ。おいリサリサ。このDORAの女になれ。」 105 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:18:12.75 ID:nupErYkM0 リサリサはいつもの調子を取り戻して言った。 リサリサ「あなた最低ね」 ドラえもん「何ィ?」 リサリサ「最低よ。女性に全裸の男を何人を見せて、自分が最低だと思わないの?」 そこにはもう叫んでいたリサリサの姿は無かった。そこには気高く誇り高い、一人の女性の姿があった。 ドラえもん「…ほう…。ならばお前も最低じゃないか?」 ドラえもんはタイムテレビを取り出し、そこに少し前のリサリサの姿を映す ドラえもん「こんなに取り乱して叫んで、ここはベッドの上じゃないんだぜ?       おっと…虫歯が2個あるな。波紋じゃ歯の若さはたもってられないのか?」 ドラえもんはリサリサの前で30回ぐらいリピートする 107 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:22:58.07 ID:nupErYkM0 ドラえもん「リピートするのももう面倒くさい。そろそろ波紋を教えるんだな。」 リサリサ「…ッ!!教える訳無いに決まってるじゃない!!」 ドラえもんは顔が曲がるほどに口をニヤけさせた。 ドラえもん「ほう…面白い。このドラを怒らせるのか?」 リサリサ「もういいわ。医学には長けてるらしいけど、こんな最低な男と一ヶ月も暮らすなんて耐えられない」 ドラえもん「………ああ、悪い悪い」 リサリサは5歩引いた所でドラえもんを侮蔑の目で見つめた。 リサリサ「今さら謝ってももう遅いわ。早く出て行って。」 ドラえもん「『悪魔のパスポート』」 リサリサ「う…うわああああッ!!」 リサリサはその場に倒れこんだ。ドラえもんはそれもお姫様抱っこする。 ドラえもん「教えてもらおうじゃないか…。波紋。」 111 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:27:19.14 ID:nupErYkM0 ドラえもんは塔の先に出る。 ドラえもん「さあ、波紋を教えろ。(パスポートで許してもらったから恐らく教えてもらえるな)」 リサリサ「ふう~。面倒くさいわ。」 その言葉にドラえもんは耳を疑う。まさか―怒っていない状況でも常にこうなのだろうか。この女は。 ドラえもん「………」 リサリサ「私は面倒くさいから、『彼』があなたの相手をしてくれるわ。」 リサリサは顎で一人の人間を指し示した。そこにはジョセフ以上の大男―ロギンスがいた。 ロギンス「ほれ、二人が塔を昇り終えるまで見てやる」 リサリサ「波紋を教えると言ったのはあそこにいる二人でしょう?なら私は見なくてもいい。」 ロギンス「ほらほら、一回発声してみな。」 ドラえもん「く…くそ…」 112 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:31:33.85 ID:nupErYkM0 ドラえもん「(くそ…なんだこの屈辱は…ジョセフ以来…プライドが麻痺するようなことばかりだ…)       発声か…?」 ロギンス「ああ。一回だけでいい。「あ~」と言ってみるんだ。      それで波紋の才能がどれだけあるか見てやる」 しかしこの時―ドラえもんは先ほどまでの厳しい顔とはうってかわって、急にニヤりとした ロギンス「ほれ、早く早く」 ドラえもん「『声カタマリン』ンンンンンンンンンンーッ!!       『ああああああああああ』ァーッ!!」 ドラえもんの口元から声がブロックとして実体化するッ!! ロギンス「う、うおおおおおおおッ!!」 114 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2007/06/24(日) 18:36:29.18 ID:nupErYkM0 ロギンス「あ痛ッ!」 声はロギンスの頭をかすめて海の方に飛んでいく!ロギンスの帽子はそのまま海に飛び込んだ!! ドラえもん「いいかァ?ロギンス。如何に波紋の師匠と言えど、俺への口出しは許可しないィーッ!」 ロギンス「(なんでこんなに偉そうなんだ…コイツは)      くそォ…、わかった。じゃあ呼吸だけでいい。一回呼吸をしてみるんだな」 ドラえもん「フフン」 狂気は笑みを浮かべる ドラえもん「貴様ら人間如きがやっているちっぽけな生体行動など…。このドラがやっていると思ったのかァ?       俺は呼吸すら超越している」 ロギンス「…………いや…でもそれじゃあ」 ドラえもん「どうした?ハゲ。」 ロギンス「波紋…覚えられないよ…。」 ドラえもん「………………」 **[[【ドラえもんvsエシディシ】]]へ

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