大生板同人制作所
http://w.atwiki.jp/dojinboromouke/
大生板同人制作所
ja
2010-10-11T16:48:59+09:00
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トップページ
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/13.html
(最終更新:10/11)
**参加者の皆様へのお知らせ
スレが落ちたのにさっき気付きました。少し考えたんですが、
最近スレが落ちやすいのと、修論で忙しくて中々保守もできない状況なので、
大変勝手で申し訳ないのですが、新しいスレは立てずに、
とりあえずこのwikiを中心に制作を継続することにしたいと思います。
連絡がしにくくなりますが、ここのページで言うか、
もしくは直接アドレスにメールください。
よろしくお願いしますm(__)m
----------------------------------------------------------------------
とりあえず作りました。
私は一応身分は大学生ですが色んな意味で非常にやばいことになっております。
どうでもいい自己紹介をしても仕方ないので、本題に参ります。
まずこのwikiの趣旨ですが、全2chの中でも屈指の%%ダメ%%エリート板である
大学生活板の住民が、%%人生一発逆転をかけて%%溢れる才気を活かして
同人エロゲを作りましょう、というものであります。
%%同人エロゲの市場分析でもしようかと思ったけどめんどいんでパス%%
では早速企画原案の原案をいくつか並べたてます。
それぞれの詳細は[[企画原案]]を参照してください。
また、制作スタッフを募集中です。
詳しくは[[募集スタッフ]]をご覧ください。
それ以外に直接質問・問い合わせがあれば大生板のスレ上に書きこむか、dojinboromouke@yahoo.co.jpまでメールください。
**企画そのいち
初音ミクなどのボーカロイドをテーマにした二次創作
%%要するにSupplement%% %%Timeとかのパクリ%%
**企画そのに
アイマス物の二次創作
**企画そのさん
東方物の二次創作
**企画そのよん
その他なんかの二次創作
**企画そのご
近親相姦物
**企画そのろく
伝奇系サスペンス、ミステリー
**企画そのなな
凌辱物
**企画そのはち
純愛学園物
**企画そのきゅう
ドタバタギャグドラマ
**企画そのじゅう
ファンタジー物
**企画そのじゅういち
SF物
**企画そのじゅうに
戦争をテーマにした人間ドラマ
**企画そのじゅうさん
百合物
**企画そのじゅうよん
大学擬人化物
2010-10-11T16:48:59+09:00
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キャラクター設定
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/25.html
≪キャラクター設定案、もといキャラクター像に特化したプロット≫
変更される可能性はあるけどこのまま進めたいので何か意見あればお早めにどうぞ
①柊 恭矢 (ひいらぎ きょうや) 主人公
「なあ佳奈子。今からプラネタリウムに行かないか?」
「なんだよこのカレー! こんなもの食え」『ないっての?』「食べ……ます」
「何か――大切なことを忘れている気がする」
「信じられないってのなら信じてくれなくてもいい」「でも一度だけ、俺にチャンスをくれないかな」
「君の笑った顔がもう一度見たいんだ」
「約束しただろ? 俺は必ず君を助ける。これからも、ずっと」
性格:基本的には強気で率直な人間だが、紗月に対しては深い愛情のあまり自分を責めることもしばしば。近しい人のためには自分を犠牲にすることもいとわない性格が人を惹き付けている
(高校時代:初期)
・高校3年の春に動物と接している紗月を見て一目惚れし、恋心だとは気付かずに紗月を気にかけるが、誰よりも強く拒絶されてしまう
・根気よく声かけをして打ち解けてきたと思ったところで自分の気持ちに気付き、紗月に告白するが、逆に紗月から過去の告白をされ、彼女の心が恭矢の思っていたものよりも深い闇に閉ざされていたことを知りショックを受ける
・しかし紗月の本心が助けを求めていることに気付き、もう一度告白。付き合うことに
(高校時代:交際期)
・デートを重ね、少しずつ紗月の心が開かれていくのだが、いつまで経っても陰りが残っていることに焦り始める
・事故で先に記憶を失った紗月を見て、これで彼女はまた心から笑うことができるのではないのかと考え、それならもう自分がいない方が彼女のためになるに違いないと思い込む
・そこに事故のショックも手伝って、恭矢は記憶喪失&認識障害になる
(入院時)
・記憶喪失と認識障害により紗月の存在に関する記憶が欠落し、自分の彼女が幼馴染みの佳奈子であると信じて疑わなくなる。こばとや佳奈子に説明を受けてもうまく認識できなかった
・同時に、自分は大学に通っているのだと思い込む(病院は大学。医者は教授。患者は学生。病室は学生寮。病院を移されるが、それは合宿)
(退院後)※本編スタート時
・佳奈子や妹からせん妄状態を刺激しないように扱われているため、問題なく生活できるはずだったが、記憶の中の恋人の影と佳奈子が一致しないため違和感を覚えてしまう。
・記憶を失った紗月と話すうちに、紗月の高校時代の彼氏が紗月にとっていかに大切な存在だったのかを知る
(記憶回復後)
・紗月と離れることが紗月の幸せに繋がるという思い込みが間違いだったことを悟る
・紗月がかつての自分と同じ思い込みをしていると佳奈子に聞かされ、自分のもとを去る紗月を追いかける
②桜井 紗月 (さくらい さつき) A
「こんなところで奇遇ですね。じゃあまた私の探し物に付き合ってもらえます?」
「ふふっ、ほんの冗談です」
「恭矢さんは甘いものって好きですか? ちなみに私は大好きです!」
「いったい誰から隠れようとしてるんでしょうねぇー? 恭矢さん?」
「私、あなたみたいな人が一番キライです」「放っておいてください」
「……私のことを守る?」「笑わせないでくださいよ。柊くん」
「あのときの私を、誰も助けてはくれなかったですよ」
「だけど事実として、あなたは私を助けてくれなかった。 一番つらいとき、助けてほしいって願ってるときに助けてくれなかったくせに、よくそんなこと平気な顔をして言えますね」
「恭矢くんが教えてくれました。これからの私は、きっとまた人を信じて生きていける」
「だから……――恭矢くんのこと、よろしくお願いします」
性格:「ですます」口調であるが対人は明るく、その人懐っこさから多少無遠慮な面もある。高校3年時代は暗く皮肉屋で、控えめを心がけているものの自衛のために他人を傷つけるような言動も多かったが、動物に対してだけは心を開いていた。記憶を取り戻してからは痛みも明るさも取り戻し、精神的に強く成長している
(高校時代:転校後)
・前の学校でのイジメにより人を信じられなくなり心を閉ざしていた
・近付く人間も信用できず、恭矢や佳奈子のように素直な心を保っている人間を見ると妬ましく感じ、いつか自分を裏切る偽善なのだと信じ込む
・これは自衛のためにそう思い込もうとしているのであって、本心では救いを求めていた
・恭矢の告白と約束を受け「まだわからないけど、彼なら信じても良いかもしれない」という感覚で付き合い始める
(高校時代:交際期)
・恭矢と接することにより、事故直前にはほとんど彼女の心はあと少しで回復に至るというところだった
・しかし最後の踏ん切りがつかずにまだ心から笑うことはできず、心の中では恭矢に感謝しているものの「ありがとう」を言えないでいた
(記憶喪失後)
・イジメの記憶を失い本来の明るい性格を取り戻すが、恭矢の存在を失っているので心に穴が開いている
・記憶喪失であることを自覚しており、記憶を取り戻すために町を彷徨っている
・偶然出会った恭矢との再会を繰り返すうちに、心の穴が塞がっていくことに気付く
(記憶回復後)
・記憶喪失中も自分のそばにいてくれた恭矢を自分も愛しているのだと確信する
・しかし自分はそんな恭矢に何も与えられず、普通で幸せな生活を奪ってしまったことにも同時に気付き、記憶を失った恭矢の看病を佳奈子に任せ、自分は何も言わずに恭矢のもとを去ろうとする
③高柳 佳奈子 (たかやなぎ かなこ) B
「恭矢は思い込みが激しかったりおせっかいなところもあるんだけど、ああ見えて結構いいヤツだからさ」
「えっと……だから」「何か困ったことがあったら、桜井さんもアイツに相談するといいよ。よかったら、あたしも力になるし」
「え? ――ああうん、そういえばそうだったかもね。ははっ」
「あのねぇ。こばとちゃんに心配ばっかかけてんじゃないわよ」「あ、あたし? あたしは、べつに……」
「あんたは……優しすぎるのよ」
「…………バカ」
性格:世話好きの幼馴染みで、誰に対しても平等な優しさを見せるものの、主人公に対してだけはやや強気で遠慮の無い話し方をする
・恭矢のことが昔から好きであり、告白してフラれたあとは内面に気まずさを隠しつつ、変わらない体面を保っていた
・恭矢と紗月の記憶喪失+恭矢が自分を彼女だと言い出し、訂正しようとしても聞かなかったことから、悪いことだとは思いつつも流されるように恭矢の彼女のフリを始める
・その中で、恭矢が好きなのはやはり自分ではなく紗月であるのだと痛いほど感じることに
・その後、紗月が記憶を取り戻していることを察し、自分の気持ちに反して再度二人をくっつけようとする
・彼女もまた「決して裏切らない人物」である(男女の三角関係で裏切った紗月の旧友とは対照的)
④柊 こばと (ひいらぎ こばと) 妹
「ねぇ兄貴。佳奈子さんには、ちゃんと帰って来たって連絡した?」
「かわいい彼女としっかり者の妹がいて、兄貴は幸せ者だねぇー?」
「なぁ~んだ。キスくらいしちゃえばいいのに、つまんないの」
「…………お兄ちゃん。その人が誰だか知ってるの」
性格:しっかり者の妹。普段は兄に対してバカにしたような態度を取るが本心では頼りにしており、兄が記憶障害&認識障害になってしまった直後には本気で心配していた
・両親がいないため家事などをほぼ一人でこなしている
・姉替わりの佳奈子とは小さい頃から仲が良く、兄の恋人として相応しいと思っている
・紗月とは直接会ったことがほとんどないが、こばとにとって紗月は自分や佳奈子から兄を奪った存在であり、兄を悩ましていることも多かった。そのうえ事故の原因が紗月であることからあまり良い感情を抱いていない
・最終的には兄の気持ちを尊重し、紗月との交際を認めることになる
※本編で描写する余裕の無い設定もあります
2010-09-17T22:01:25+09:00
1284728485
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募集スタッフ
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/16.html
現在募集中のスタッフは以下の通り。
*スクリプター
声優 音楽
やってもいいかな?という人はスレ上で宣言するか、
次のアドレスにメールお願いします。
dojinboromouke@yahoo.co.jp
*状況(9/12現在)
原画【2名】
ID:DMkthdjrPさん
ID:ko+KJ3zq0さん
シナリオ(1名・メイン)
ID:ItWGy8zL0=ID:CKzSgXnN0=ID:DR+nokbZ0さん
原案自体がまとまっていない中参加申請して頂いた方々、
ありがとうございます。
引き続きスクリプターなどを中心に募集は行います。
2010-09-16T21:16:43+09:00
1284639403
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連絡先
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/19.html
メールアドレス
dojinboromouke@yahoo.co.jp
skypeID
gennann123
もうなんか色々詰んだので同人サークル立ち上げてボロ儲けします
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/campus/1283530841/
2010-09-16T20:37:47+09:00
1284637067
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メニュー
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/15.html
[[トップページ]]
[[募集スタッフ]]
[[シナリオ原案]]
[[キャラクター設定]]
[[連絡先]]
2010-09-16T20:37:19+09:00
1284637039
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シナリオ原案
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/21.html
シナリオ原案
原則として一つの場面について一つのセクションを割り当てている。
1. 半年ぶりに戻る故郷。主人公は恋人であるBに再会することを心待ちにしているが、電車を降り間違えたせいで終バスの無くなった時間に駅に到着してしまう。
2. 人気のない駅前にタクシーが一台きて人を降ろしていった。この駅にタクシー乗り場は無く、電話でタクシーを呼んでも1時間は待つ。主人公は渡りに船とタクシーに乗ることにする。
3. タクシーに乗ろうとした主人公を後ろから呼び止めるAの声があった。Aもまたバスが無くて困っており、自分のほうが先に駅前で待っていたことを理由にタクシーに乗ることを主張する。結局二人の行先が近いことがわかり、割り勘していくことになる。 タクシーの車内でAは自分が探し物をしているのだという(この日、Aは病院に行った帰りに動物園に行っていた)。車窓から外をみているAに「真っ暗だから何も見えないだろ」という主人公に、Aは星空を眺めていたと答える。星が好きなのかと問う主人公に「好きだったのを、今思い出した」というAに主人公は変な女だと思う。
4. 先に主人公の家に着く。タクシーから降りると妹が家の前で待っていた。わざわざ迎えに出てくるなんて珍しいこともあると思っていると、妹はタクシーの中のAに気付いて驚いた顔をする。
5. 帰宅すると妹からAについて質問され、答える。その後、到着が遅れたことについて説教される。帰宅早々に説教されてげんなりする主人公だが、帰省する前日にBと電話してデートする約束をしていたことを思い出して気を取り直す。
6. 次の日、待ち望んだBとの再会に胸を躍らせる主人公。しかし、久しぶりにBを見た主人公は一目でなぜか「あれ?」という違和感を覚える。Bは笑顔をみせるが、Bはこんな風に笑う人だっただろうか。大学での出来事を話したり、春休み中の思い出を話すが、電話の時とはBはどこか違うように見える。春休み中に「いつか行こう」と話していた新しく出来たプラネタリウムに行かないかと誘うが、Bは夕方から家の仕事を手伝わなければいけないと言って断る。(この時点ではまだ主人公のBに対する違和感は限定的)
7. 別れた後、今日のBは少し変だったなと思いながら一人でブラブラしているとAとばったり出くわす。 主人公はとっさに隠れるがAに見つけられてしまう。なぜ隠れたのかとAに怒られる主人公。何をしていたのか問われて、主人公はとっさに「プラネタリウムに行こうとしていたが、一緒に行くはずだった人の予定があわなくて時間をつぶしていた」と答える。Aは自分もプラネタリウムに行きたいけど、他の人と行く予定の場所なら我慢するので、かわりに自分の探し物につきあってくれないかという。
8. どんな探しものかと尋ねる主人公に、はっきりとAは答えず、社会調査のようなものだといってごまかし、昨夜タクシーを譲ってあげたのだから付き合えと言われる。どうせ暇だから少しくらいはいいかと思ってOKすると、街を歩き回るのに半日付き合わされるはめになった。最後にAに調査に自分が役に立ったのか聞くと、Aは大いに役に立ったと答えるが、主人公に彼女がいるのか尋ね、主人公がいると答えると、Aは昔親友の恋人と二人で遊びにいったせいで親友からひどく恨まれたことがあった気がするといって、主人公に無理やり付き合わせたことを謝る。主人公は気にする必要はないと言う。
9. 翌日、昼すぎに起きた主人公は歩きなれていないせいで筋肉痛になっていた(実際には入院生活のせいで筋力が落ちているため疲労していた)。家には誰もいないので、Bの家(カフェ)に行って昼飯を食べることにする。
10. カフェに行くと、Bに昨日途中で帰ったことを謝られる。お詫びにタダにしてもらったベトナム風カレー(Bが作った新メニュー)を食べるが、コリンダーの匂いに弱い主人公は一口食べて噴き出してしまう。しばらくして人が空いてきたのでBが反対側の席に座って話相手をする。話をしながら楽しく過ごすはずだが、Bは時々考えこむような顔をしたりして上の空のような様子をみせる。主人公はBに明日プラネタリウムに行かないかと誘う。一瞬嬉しそうな反応をするBだが、春休みからの約束だしと主人公が付け加えるとBはしばらく考えてから断る。理由を尋ねてもはっきり答えないBに主人公は不審な思いを持つ。しかし、Bに対して違和感を持つのは自分が大学に行って変わったためではないかと自問して納得しようとする。
11. 主人公は疑念を払拭するために、Bをプラネタリウムに誘う。気の進まない様子のBだが、主人公は半ば強引に連れ出す。プラネタリウムでも所在無げにしているBに違和感を持つ主人公。
12. 帰りがけにプラネタリウムの近くの喫茶店でケーキを食べると幸せそうな顔をするBに「甘いものを食べるとすぐ機嫌よくなるのは変わってないんだな」と言う。Bは「そういうことは覚えているんだ」と返すが、主人公は「Bのことなら何でも覚えてる、おかしなことを言う」と答える。それに対してBは「確かにそうだ、変なことをいってごめん。気にしないでほしい」と言う。それから主人公とBは昔の思い出話をして、主人公のBへの違和感も薄らぐ。
13. 約束だったプラネタリウムに行くことができ、Bとのおかしな空気も改善でき、やはり、いままであった違和感は自分がしばらく街を離れて大学に行っていたせいで、これからは再び以前のようにBと話すことができると思う主人公。再びBと会おうとするが連絡がつかず、暇つぶしに街をぶらつくことにする。
14. 何も考えずに電車にゆられていると終点の動物園前についてしまう。その動物園はBと何度も来ていた思い出の場所だった。自分は無意識にこんなところに来ていたのかと一人苦笑していると、同じ車内にいたAを発見する。Aに何をしているのかと主人公が尋ねると、「動物園の調査をするために来たんだと思う」とおかしなことを言われる。Bとの関係が回復して機嫌の良い主人公は手伝うことを申し出る。Aは逡巡して断るが、主人公はAが以前の親友に恨まれた件で躊躇しているのだろうと考え、強引に手伝うことにする。
15. 2人で動物園の中を回り、飼育係と妊娠中の鹿について話したり、楽しそうにしているAをみて主人公が何気なく、「本当は調査なんてどうでもいいと思ってるんじゃないか」と言うと思いのほかAは強く否定する。主人公はAに「調査」とは本当は一体何なのかを問いただし、Aは自分がこの街で過ごした1年間について記憶に隙間のある記憶喪失であること、記憶を取り戻すために街をさまよっていることを打ち明ける。
16. 主人公はAが自分と同い年であることから、BがAについて何か知っているのではないかと考え、AをBに紹介することを思いつき、そのまま二人でBの喫茶店に向かう。
17. 普段ならまだ営業時間中のはずの店は閉まっていた。主人公はAに後日Bと会わせることを約して別れようとする。そこへBが戻ってくる。Bは(主人公とAが記憶を回復したのかと思い)動揺して興奮した様子で主人公にどういうことか問いただそうとするが、主人公は何が何だかわからないまま、BにAのことを知っているなら助けてやって欲しいと話す。しかし、二人の様子をみたAはついに記憶を取り戻し、自分とBを二人で話させて欲しいと主人公に言う。(この時、Aは自分が記憶を取り戻したことをBに告げ、更にBから主人公を奪ったことと、主人公を認識障害にさせたことを謝り、自分が街を去り、大学もやめるつもりであることを話す。)
18. いったん二人と別れた主人公だが、Bの様子がやはり気になり、直接Bに尋ねてみようと思い立ち、2人で話したいことがあるからといって誘い出す。
19. Bと夜空の下で散歩をしつつ話し、Bの落ち着いた様子に主人公は少し安堵しながら、前にもこうして2人で星空をよく眺めたなと話す。Bはとっさに「そうだったっけ?」と答えたあと、しまったという顔をしながら「そうだった」と言い直す。その様子を見た主人公はこれまで違和感を持ちながらも保っていた均衡が決定的に崩れたと感じる。Bに何か隠しているのではないか尋ねるが、Bは何も答えようとしない。
20. 家に帰り、いままでの自分の違和感を考えなおす主人公。自分は本当にBと付き合っていたのだろうか?幼稚園から高校までのBとの記憶を振り返り、おかしなところはないと思う主人公。高3のときにBから告白されて付き合いだして、一緒に受験勉強をして、大学に合格してからは春休みに2人でいろいろなところへ遊びに行った記憶も確かにある。しかし、よく考えるとBは家の喫茶店を手伝っているし、ずっとそのつもりだったはずであった。記憶との食い違いに悩む主人公は、Aが星空を好きだといっていたことや、動物園やプラネタリウムに行きたがっていたことを思い出し、偶然の一致でなければAが自分と過去にかかわっていたのではないかと考え、Aに話を聞かなければならないと思う。
21. 翌日、主人公はAを探しに街へ出る。少し探した後、あっさりとAは見つかり、声をかけようとする。その時小さな子どもがボールを追いかけて道路に飛び出そうとしていった。近づいてくる車に気付いたAは子どもを抱きとめて防ぎ、優しい笑顔を見せた。それを見ていた主人公はすべてを思い出す。
22. (回想)25~42まで。普段はBと共に登校することが多い主人公だが、その日は寝坊して一人で登校していた。
23. 人気のない校門をすぎて外庭の池にさしかかったところで、構内の林(この学校は原生林をそのまま残している区画がある)から飛び出してきたタヌキが突然立ち止まるのを見かける。タヌキの視線を追うと、外来者用駐車場へ続くスロープを母親に伴われて歩くAがタヌキを見て優しい笑顔をみせるのが見えた。
24. Aは主人公がいるクラスに高校3年の春に転校生として入ってきた。編入試験で満点をとったという噂を聞いていた主人公は、クラス委員としてAと打ち解けようと思い、勉強を教えてくれないかと話しかける。しかし、Aは大げさなほど激しく拒絶する。驚くほかのクラスメイトにたしなめられてもAは意に介さない。
25. 誰に声をかけられても冷たくあしらう、表情の乏しいAはクラスで浮いた存在となる。主人公は初めに見たAの優しい笑顔を忘れられず、またAがクラスで浮かないようにAに何度も声をかけてクラスに馴染めるように配慮するが、Aはまったく相手にしない。
26. 同じクラスのBもAを心配し、「主人公は思い込みが激しかったりおせっかいなところもあるけど、困ったことがあったらいつでも助けてくれるから、何かあれば自分か主人公に相談して」と声をかける。
27. それを聞いたAは主人公が話しかけるのに応えるようになり、主人公やBには笑顔をみせるようになり、Bの発案で3人で昼食をとるようになる。しかし、Aの笑顔は初めに見せたような笑顔とはどこか違っていた。
28. しばらくして主人公は、自分がAに対して抱いているのがクラスの一員を馴染ませようとしている気持ちではなく、恋心であると気付く。
29. 主人公はAを呼び出して告白し、いつものような何か隠した笑顔ではなく、最初に学校に来たときに動物を見かけたときにみせていたような笑顔を見せてくれないかと伝える。Aは、主人公に告白されるのを待っていたと言い、「自分の笑顔が何か隠しているように見えたとしたら、それは主人公やBに対する憎悪を隠していたから。Bは誰でも信用する安心しきったような顔をしているのが憎い。そして、Bは主人公のことを困ってたらいつでも助けてくれる人だと言っていたが、そんな風に誰でも助けられると思っている主人公も憎い」と語る。そして、「主人公は誰でも助けられるというけど、あの時に自分を助けてはくれなかった」と叫ぶ。
30. Aは戸惑っている主人公に、転校前の学校で自分がどんないじめにあったのかを話す(非幕間回想)。
31. 「その時にその場にいなかった自分が助けられるわけがない」という言葉を飲み込んで茫然と立ち尽くしている主人公を見て、Aは立ち去る。
32. ショックから立ち直った主人公は、Aが言っていたのはただ「助けてほしかった」ということに他ならないことに気付き、Aは自分に対して憎悪だけを持っていたわけではなく、Aには救われたいという気持ちもあるのだと悟り、追いかける。
33. 主人公は構内の雑木林でぼーっとしているAを見つけ、過去のAも未来のAも必ず助けると告げ、Aも受け入れて付き合うことになる。
34. Bも主人公とAを祝福し、主人公はAに同じ大学に行き、共に歩んでいくことを告げる。それからは2人で図書館や喫茶店で勉強して受験までを過ごす。Aは主人公と付き合ううちに、徐々に本来の優しい性格や笑顔を取り戻していくが、その笑顔は主人公が初めに見たようなものに比べると、やはりどこか陰があった。
35. 合格が決まってからは、2人でデートに動物園へ行ったり夜遅くまで星空をながめながら歩いたり、主人公の家で過ごしたり、下宿先を決めたりして日を送る。
36. 春休みの最後、入学式の前日、主人公が待ち合わせに遅れて急いで向かっていると、先に待ち合わせ場所についていたAが、遊んでいる子どもに微笑んでいるのを見る。主人公はそれに見とれながらも、やはり初めて会った時のような笑顔は子どもであっても人には見せないんだなとさびしく思う。その時、子どもがボールを追いかけて道路へ飛び出そうとする。Aは抱き留めて止めようとするが、子どもは振り切って道路に出てしまう。Aは追いかけて道路の反対側に子どもを突き飛ばす。それを見ていた主人公はとっさに走り寄り、Aを抱いて歩道に連れ戻そうとするが、2人ごと車にはねられてしまう。
37. 主人公は意識を失う直前に隣に横たわるAに大丈夫かと声をかける。Aは「あなたは誰ですか、助けてくれたんですね、ありがとうございます」と答えて意識を失う。運転手があわてて駆け寄るのを聞きながら、主人公はこのままAが記憶を失えば過去の辛い記憶も一緒に失い、Aを救うことになるのではないかと思いながら意識を失う。(ここはモノローグとして現在の主人公の意識に語らせても良い)
38. (非主人公視点)医師が主人公の叔父と妹に、主人公の外傷はすでに快癒しているが、頭を強打したためか、病院を大学だと思い込んでいたり、医師や看護師を自分の大学の教授やTA、他の患者を学生だと認識しているような言動をしているために大きな精神科を持つ大病院に移す手続きをとるように話す。妹が一緒にいたAはどうなったのか尋ねると、医師は「その人も記憶障害になったようだが、保護者の方の意向で退院させている。実際、社会生活上困るようなものではなく、いくつか記憶を失っているだけでじきに取り戻せるだろうから問題ないと判断した」と答えた。
39-1. 下宿先にいる主人公の許に妹が来る。主人公は驚いてどうしてわざわざ下宿先まで来たのかと尋ねるが、妹はちょっと近くに来たからと答え、「それより、××(Aと言っているが主人公には聞き取れない)さんが一緒じゃなくていいの?」と言う。主人公は「誰?Bならさっきここへ遊びに来たよ。来月の連休になればすぐ会えるのに」と言って笑った。ここで主人公の現在の意識が「いや、本当はこうじゃない。実際には」といって背景が切り替わる
39-2. 病室で寝ている主人公の許に妹が見舞いに来る。妹が「Aさんが一緒じゃなくていいの?」と言う。
39-3. 翌月の連休前のある日、主人公がゼミの教授に「今度の連休、実家に帰省しようと思っているのでゼミ合宿休ませてもらっていいですか?」と言う。教授は「まだ1月しかたってないのにもうホームシックか。できたら帰省させてあげたいんだけど、初回の合宿だから無理だよ。君にとっても得るものがいいと思うから我慢してくれ」と言われる。主人公の現在の意識がここでも、「これも本当は違う」といって背景が切り替わる。
39-4. 病室で、主人公が医師に「帰省させてください」と言う。医師は「私もできたら退院させてあげたいが、君の状態は普通じゃないんだ。この分院から本院に移ればきっと君もよくなるから、我慢してくれ」と答える。
39-5. 大学の夏休み前、主人公がゼミの教授に「夏休みに帰省しようと思っているんですが、フィールドワークはいつごろまでやるんですか?」とたずねる。教授は「それは君次第だよ。まあ君の仮説の立て方とモデル構築は悪くなかったから、実地の検証作業は9月初めには終わるんじゃないかな」と答える。主人公の現在の意識がここで、「これは実際には」といって背景が切り替わる。
39-6. 病室で、主人公が医師に「そろそろ退院したいんですが、次のメンタルテストはいつやるんですか?」と尋ねる。医師は「いつ退院できるかは君次第だよ。最近のテストの結果は良好だから、9月初めには帰れるんじゃないかな」と答える。
40. 回想終わり、24のシーンに戻る。初めて会った時のものよりも更に優しいと思えるほどのAの笑顔を見て、自分がAに取り戻してほしいと願っていたものはこれだったと思う。そして、自分と会えばAは必ず自分の記憶と共に過去の辛い記憶も思い出し、あの笑顔を失わせてしまうから、自分はAと会ってはいけないと考えてその場から去る。また、Bに謝罪しなければならないと考え、会いに行くことにする。
41. Bに謝罪する主人公だが、本心を隠したBに「自分は主人公が事故でおかしくなっちゃったから元に戻るまで助けてあげようと思って付き合っているふりをしていただけ。昔告白したけど今は何とも思っていない」といわる。さらに、Aがすでに記憶を取り戻していること、Aが街から離れようとしていることを告げる。
42. ようやく主人公はAを見つけるが、Aは主人公から多くのものを奪ってしまったこと、自分といると不幸させてしまうことから拒絶しようとする。主人公はAからはすでに一番大切なものを得ていること、そして今度こそ約束を果たさせて欲しいことを告げて抱きしめてフィナーレ。
2010-09-16T20:26:30+09:00
1284636390
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メモ
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/24.html
18のあとに、主人公とAがBとあって、Aが記憶を取り戻す。
その後BはAが記憶を取り戻そうとしていることに気付いてAを問い詰める。
Aは主人公の社会復帰についてどう考えているのか?
記憶を取り戻せなければキチガイじゃん
主人公が記憶を取り戻す位置を変えて、ラストで主人公がAを追うようにする。
主人公が記憶を取り戻した時に、BからAが既に記憶を取り戻していること、Aが引っ越そうとしていることを、大学をやめようと考えていることを告げられる。
主人公がAを追う動機として、前半部分の伏線に、Aが高校時代に主人公に(それを主人公と認識しないまま)救われていたというような雑談をさせる。
Cを抹消。
2010-09-15T03:23:28+09:00
1284488608
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シナリオ原案2
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/23.html
あ
2010-09-15T02:04:36+09:00
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各キャラクター視点の流れ
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/22.html
A視点での流れ
1. Aが主人公と再会。
2. 失った記憶を探すために街をさまよう。
3. 主人公と会うたびに自分が記憶を取り戻していることに(自分が動物園に行くのが好きだったということ、天体観測をするのが好きだったということなど)気付く。
4. 主人公が自分の過去と何か関わりを持つ人間なのではないかと考え、主人公を探すために街に出る。
5.
B視点での流れ
1. Bが主人公と再会
2. 主人公と会うたびに、主人公が本当に見ているのは自分ではなくAであり、代用品にされていることに気付かされて傷つく。
3. 傷ついているBを見てCが慰める。主人公はBを代用品にしているわけではなくて、ただ事故のせいでおかしくなっているだけで、今までBやCが困っている時にいつも主人公は助けてくれたのだから今は支えてあげようというCの慰めの言葉でようやく笑顔を見せる。
4. 主人公が記憶を取り戻していながらも、Aを過去の辛い記憶から守るためにAを忘れたふりをしようとしていることに気付く。
2010-09-15T01:09:19+09:00
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各キャラクター設定
https://w.atwiki.jp/dojinboromouke/pages/20.html
【Aの設定】
コンセプト「失くしてしまったもの」を探している少女。
【基本設定】
身長/体重:未定
3サイズ:未定
好きなもの・趣味:動物園に行くこと、天体観測(というより星をみてぼーっとすること)
一人称:私
口調・性格:標準語。ですます調(親しくても)。性格は元々は明るく、
優しい。過去の出来事のせいで冷たく無表情になっている。
学部:薬学部(休学中)
髪型:ロング・黒髪
Aと主人公の出会い:
Aは主人公がいるクラスに高校3年の春に転校生として入ってきた。
編入試験で満点をとったという噂を聞いていた主人公は、クラス委員として
Aと打ち解けようと思い、勉強を教えてくれないかと話しかける。しかし、Aは激しく拒絶し、近くにあった花瓶を主人公の頭にたたきつける。
主人公とAの出会い:
普段はBと共に登校することが多い主人公だが、その日は寝坊して一人で登校していた。人気のない校門をすぎて外庭の池にさしかかったところで、構内の林(この学校は原生林をそのまま残している区画がある)から飛び出してきたタヌキが突然立ち止まるのを見かける。タヌキの視線を追うと、外来者用
駐車場へ続くスロープを母親に伴われて歩くAがタヌキを見て優しい笑顔を
みせるのが見えた。
Aの転校の理由:
Aが転校してきたのは元の学校で陰惨ないじめにあっていたからだった。
Aは元々は大人しくてお人よしで、明るく、積極的な皆から好かれる少女
だった。しかし、高校2年生の時にAの親友と付き合っている高3の先輩から数学を教えるように頼まれる。Aは先輩に勉強を教えるなんて無理だし、
友人に悪いといって断ろうとするが、先輩は文系の数学なんてAにとっては
簡単だろうといって頼み込んでくるのを断りきれず友人がいいと言えば、
という条件付きで了解する。Aはそのことを友人に話すが、友人はそんなことは気にしないでいいと言ってくれる。Aは先輩に教え始めるが、先輩は勉強の後にお礼といってお茶に誘ったり、恋人のようにふるまうようになる。初めは先輩の誘いを断るAだが、友人に相談すると「別に気にする必要はないからお茶くらいおごってもらえばいい、むしろAに変に気を使われると自分に魅力がないと思われてるのかと思う」「そういう潔癖なところは長所だけど少し自意識過剰」などと言われたため、お茶の誘いを受け、休日に2人で勉強したりするようになる。
その後、友人は先輩から別れを告げられる。実は先輩はもともとAを狙ってAの友人に近づいていたのだった。友人は茫然としながらも、先輩が初めからAにしか興味がなかったことに気付く。一方、先輩はAに「Aの友人とはもう別れたから自分とちゃんと付き合ってくれ」と頼むが、Aは驚いて断る。断られると思っていなかった先輩は激怒し、Aは「友人の彼氏を誘惑してきた女」であるという噂を広める。
また、友人も自分が好きな男から「つなぎ」扱いされていたことを認めたくないために、Aを「自分の彼氏を誘惑した女」と非難する。先輩は人気があり、Aの友人もクラスの中心的な人間であった。それからAへの集団いじめが始まった。Aがもともと大人しかっただけに、「それまでは猫をかぶって男に色目を使っていた」「人が好いようなふりをして本当のAは最低の女」と周囲の人間は思い、それゆえにAへのいじめは苛烈なものとなった。
結局Aの親がAへのいじめに気付き、Aを主人公のいた高校へ転校させたが、
その頃にはAの心は擦り切れ、明るさや人を信じる気持ちは失ってしまっていた。
Aのいじめ:机に花瓶を置かれる、自分の席の椅子を隠される、ロッカーの中を捨てられるなどの基本的なものからはじまって、水の張っていないプールに突き落とされる(体育委員であったAの立場を利用してプールの底にあるゴミを口実に呼び出して掃除するように強要しながら突き落とす)、トイレの掃除当番の日には便器を舐めるように強要されるなど(これは結局断るが、その
代わりに自分の制服を雑巾がわりにしてトイレの床を磨かされる)、髪を切られるなどの陰惨ないじめを受ける。Aが自殺未遂をしたことによって、Aの親はいじめに気付き、転校させることによってようやくAはいじめから逃れることになるが、その後も不安定な精神状態が続く。主人公とAがであったのは
そうした時期であった。
Aの転校初日から付き合うまで:
転校初日に花瓶を主人公の頭にたたきつけるという事件(これはAのトラウマに、主人公がそれと知らずに触れてしまったせいで起きたもの)を起こし、誰に声をかけられても冷たくあしらう、表情の乏しいAはクラスで浮いた存在となる。主人公は初めに見たAの優しい笑顔を忘れられず、またAがクラスで浮かないようにAに何度も声をかけてクラスに馴染めるように配慮するが、Aはまったく相手にしない。BもAを心配し、「主人公は思い込みが激しかったりおせっかいなところもあるけど、困ったことがあったらいつでも助けてくれるから、何かあれば自分か主人公に相談して」と声をかける。それを聞いたAは主人公が話しかけるのに応えるようになる。しばらくして主人公は、自分がAに対して抱いているのがクラスの一員を馴染ませようとしている気持ちではなく、恋心であると気付き、そのことを伝える。それを聞いたAは、「Bは主人公のことを困ってたらいつでも助けてくれる人だと言っていたが、それならなぜ私を(いじめられていたときに)助けてくれなかったのか」と叫び、戸惑っている主人公に自分がどんな目にあってきたのかを話す。そして、Aが主人公が話しかけるのに応じていたのは、「誰でも助けることができる」と思っている主人公を糾弾したかったからだと言って去る。主人公は茫然とするが、Aが言っていたのは「助けてほしかった」ということに他ならないことに気付き、後を追う。
主人公は構内の雑木林でぼーっとしているAを見つけ、過去のAも未来のAも必ず助けると告げ、Aも受け入れて付き合うことになる。
Aと主人公が付き合ってから事故に遭うまで:
主人公はAの辛い記憶を忘れさせるために、いろいろなところにAを連れて行ったりして楽しい思い出を作ろうとする。しかし、Aが主人公以外の人間に心を開くことはなく、主人公にも憂えを含んだような笑顔しか見せることがなかった。主人公は、それをAが最もつらかった時に助けることができなかった自分の罪への罰だと思うようになる。
そして、春休みのある日、2人で新しくできたプラネタリウムに行く途中で交通事故に遭う。
事故後のA:
Aは自分が事故に遭い、休学中であることを自覚しているが、自分がいじめられていたこと、主人公と付き合っていたことなどは忘れてしまっている。Aが記憶を取り戻すというのは主人公との幸せな思い出を取り戻すと同時に、辛い過去を思い出すということでもある。それ故にAの親はAに主人公が近づくことを嫌っている。もともとAの親は、Aがいじめられていた原因を異性関係にあると考えているため(このこともAを精神的に追い詰める要素になっていた)、事故以前からAと主人公との交際には良い思いを持っていなかった。
したがって、親はAに主人公のことを話していない。
Aは何か大切なものを忘れてしまったという喪失感におそわれ、休学を延長して町を歩きながら失ったものを探している。
Aの設定は中盤~終盤に回想などで用いられる予定。
【主人公の設定】
コンセプト「観念上の罪にとらわれている男」
身長/体重:未定
趣味・好きなもの:未定
一人称:俺
口調・性格:標準語。穏やかな口調だがたいていタメ口。少々おせっかい。
学部:未定
主人公が記憶障害になった理由:
事故直後に薄れゆく意識の中で自分の横で倒れているAに大丈夫かと声をかけた時、Aが目を閉じたまま、「大丈夫です、誰かは知らないけどあなたが私を助けてくれたんですね、ありがとうございます」とやわらかな笑顔でつぶやいていたのを聞いて、Aが記憶を失ったことと、笑顔を取り戻したことに気付き、自分も記憶を失い、このまま記憶を失ったAと離れれば、Aを救い、罪を贖うことができるかもしれないと無意識下で思ったから。したがって妹や周囲の人間が主人公にAのことを話しても認識しないか、Bのことを話していると認識する。
2010-09-12T02:13:16+09:00
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