・1ラウンドは6秒
・イニシアティブ
遭遇の開始時に各自イニシアティブ+1d20で決定する。
同値の場合、基本値が高いほうが先に行動する。それでも同じ場合はPC側→敵側の順番で行動する。同じ陣営であるなら誰から動くか話し合って決めてよい。
この数値は自分のターンに遅らせるなどの変更をしない限り遭遇の終了時まで変化しない。
・自分のターンでできること
自分のターンがまわってきた場合、標準アクションと移動アクションを1回ずつ、好きな順番で行うことができる。
また、標準アクションは移動アクションとして行動することもできる。
それ以外にフリーアクションとして行動できるものがあるならGMの許す限り行動してよい。
・標準アクション
攻撃
呪文の使用
防御専念 :次の自分のターンまで全ての防御値が+2される。
ポーションなどを他人に使用する :同じエンゲージの味方の口にポーションを突っ込むなどする場合には標準アクションが必要となる。
・移動アクション
移動 :転倒している場合、移動力の1/3まで這い進むこともできる。
シフト :機会攻撃を誘発しない3mの移動を行う。
立ち上がる
挟撃する :エンゲージに自分以外の味方1人が必要。指定した1体の敵を挟み撃ちにして戦術的優位を得る。
装備変更 :手に持つものに限る
拾う :足元に落ちているものを手に取る
ポーションの使用 :自分に使用する場合は移動アクション
・フリーアクション
会話 :1ラウンド6秒というのを忘れずに
物を落とす :手に持っているものを離して落とす
・攻撃とダメージと処理
・エンゲージ
それぞれが手の届く間合い、つまり白兵の距離に隣接している場合エンゲージとなる。
基本的な白兵攻撃や接触の呪文はエンゲージしている対象に行う。
・攻撃
通常の攻撃の場合、攻撃ボーナス+1d20で目標のAC以上が出れば命中となる。
また、何らかの能力(レベルの上昇、二刀流、連打など)で複数回攻撃ができる場合、それぞれ1回ずつ判定を行う。
範囲攻撃の場合も、それぞれの目標に対して個別に判定を行う。
特殊攻撃や呪文の場合、目標値は防御側の頑健、反応、意志のいずれかになることもある。
防御側がダイスを振ることは無い。防御値以上が出れば命中となる。
・戦術的優位
目標が転倒していたり朦朧としているなど、こちらに有利な状態にある場合を「戦術的優位」という。
戦術的優位を得ている目標への攻撃は+2のボーナスを得る。
・挟撃
同じエンゲージに自分以外に1人以上の味方がいる場合、移動アクションで敵を挟む位置にエンゲージの中で移動することにより挟撃状態となる。
挟撃状態ならば挟撃無効の能力を持つ相手で無い限り戦術的優位を得る。
・ダメージ
攻撃が命中した場合ダメージロールを行う。ダメージは武器のダメージダイス+【筋】or【敏】が基本となる。
ここに特技や神業などの修正が加わる。
呪文の場合、各呪文の効果によってことなる。
範囲攻撃の場合、ダメージロールは一括して行う。
・気絶と死亡
HPが0以下になった場合、昏倒しその場に倒れる。
HPが-10を超えて、-[最大HPの半分]にダメージが達した時点でキャラクターは死亡する。
最大HPが20以下のキャラクターはHPが-10になった時点で死亡する。
モンスターやNPCなどはHPが0になった時点で死亡する。どのNPCがマイナスのHPをもてるかGMは事前に教えてよい。(つまりそれは重要なNPCということだ)
・状態異常
・伏せ
転倒している、または自分から伏せた状態。
近接攻撃に対して戦術的優位を与えてしまう。遠隔攻撃に対して防御値+2。
自身の攻撃ロールに-2のペナルティを受ける。
・立ちすくみ
驚いて動きが止まってるいる状態、または突然の戦闘で身構える前の状態。
ACへの【敏】or【知】ボーナスを失い、敵に戦術的優位を与えてしまう。
・不調
毒や吐き気などで思うように動けない状態。
呪文のダメージロールを覗く全ての判定と防御値に-2のペナルティを受ける。
・弱体化
毒や呪文などで力が出ない状態。
武器によるダメージロールの結果が半分になる。
・幻惑
幻覚などで惑わされている状態。
敵に戦術的優位を与えてしまう。また、挟撃の人数として数えることができない。
自分のターンにアクションをひとつしか行えない。
・支配
同時に幻惑状態である。
何者かに精神を支配されている状態。支配者の命令に従ってしまう。ただし、特殊攻撃や2レベル以上の呪文を使わせることはできない。
・恐怖
恐怖の対象から全力で逃げようとする。
逃げられないからば全ての判定に-2のペナルティを受けた上で「逃げるために」戦うこともできる。
・減速
絡め取られたり重力場にいるなどして移動しづらい状態。
移動力が3mになり、シフトができなくなる。ただし、瞬間移動に関してはこの制限を受けない。
・移動不能
絡め取られたり重力場にいるなどして移動しづらい状態。
瞬間移動以外の移動が行えない。
・拘束
同時に移動不能状態である。
敵に戦術的優位を与えてしまう。攻撃には-2のペナルティを受ける。
・盲目
なんらかの理由で目が見えない状態。
敵に戦術的優位を与えてしまう。また、挟撃の人数として数えることができない。
目が見えないので<知覚>に-10、攻撃に-5のペナルティを受ける。
・聴覚喪失
なんらかの理由で耳が聞こえない状態。
耳が聞こえないので<知覚>に-10のペナルティを受ける。
また、音声要素が絡むもの(大半の呪文と歌)の発動時にd20を振って4以下が出ると発動に失敗する。
・気絶
伏せ状態になり、いかなるアクションも取ることはできなくなる。
防御値に-5のペナルティを受け、敵に戦術的優位を与えてしまう。
勿論、挟撃の人数に数えることもできない。
・麻痺
立ちすくみ状態であり、移動不能状態である。
いかなるアクションも取ることはできないが、意識を失っているわけではない。
最終更新:2010年10月02日 16:28