本_1-1-1

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●1-1-1 ブラジルの文化政策の変遷  本項では、80年代中盤までの、ブラジルにおける文化に関する公共政策の変遷を追う。  ブラジルで、文化に投資する政治の始まりに遡ると、1810年に、ブラジルで即位したポルトガル王ジョアン6世(D. João VI de Portugal)が、国立図書館を建設したことに辿ることができるが、政府機関の中で、公共政策として文化を扱うようになるのは、ジェトゥリオ・ヴァルガス(Getúlio Vargas)大統領が、教育保健省(Ministério da Educação e Saúde)を設置し、教育の延長として文化を扱って以降である。初代の大臣はフランシスコ・カンポス(Francisco Campos)で、34年から45年まで、グスタヴォ・カペネマ(Gustavo Capanema)が、大臣を務めた。  グスタヴォ・カペネマ大臣の時代は、 カルロス・ドゥルモンド・ヂ・アンドラーヂ(Carlos Drummond de Andrade )、マリオ・ヂ・アンドラーヂ(Mário de Andrade )、ホドリゴ・メロ・フランコ・ヂ・アンドラーヂ(Rodrigo Melo Franco de Andrade )、アニズィオ・テイシャイラ(Anísio Teixeira )、フェルナンド・アゼヴェード(Fernando Azevedo )、エイトール・ヴィラ・ロボス(Heitor Villa-Lobos )、マヌエル・バンデイラ(Manuel Bandeira)といった当時を代表する芸術家たちに協力を要請しながら、 国が文化に関わる制度を作りはじめた時代と言えるが、省の名前からも明らかであるが、 文化に対する意識よりも、 教育、公衆衛生や社会保障に関わる政策を重視した。

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