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水無月京夜の冒険

作者:alwさん


SRC学園の顔とも言える三会長のひとり、水無月京夜が主人公の短編シナリオ。
三会長がそろっていて、しかもみんな仲がいいのが嬉しい。
主人公がなにか大きな苦難を乗り越えて成長するのではなく、
日々成長している京夜がであった出来事のひとつ、と取れるお話なのが面白かったです。

登場するどのキャラも、基本の設定が尊重されていてとても温かい人間に描かれていました。
好青年の京夜に、素直な飛鳥さん、大人の落ち着きを見せる青龍崎(!)とか。
その流れで、元気そうな藍さんを見て「この娘幽霊だわ!」と勘違いをしたのは私だけはないはず。
彼女を守って死んだ(守ることができた)林家に用意された結末はとても優しい。

久裏さんの「めぐり合わせることが永遠にない~」は「めぐり合う(逢う)ことが~」の方が分かりやすいかなとか、
樹海入り口の危険性について、古河先輩がある程度認識していたとなると少し不用意かなとは思いました。

新しい物語のはじまりを感じさせる終幕は、ひとつの物語を完結させた主人公に許される特権なのです。
温かく優しい、この作風は素敵です。