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戦場へ、再び

作者:philoさん


共通する最高の時間を過ごした男女が、現在の自分に折り合いを付けられず悩む短編シナリオ。
小学生くらいの時分には、高校生というのは自分とは違う生き物で、それは立派な大人に見えたものですが、高校生になった自分は等身大の存在でしかなく、その後も一向に立派な大人になる気配がないのはどういうことか。

SRC学園シナリオの多くが高校生を主人公に置いている都合上、大学部の生徒は「大人」として描かれることが多いと思うのですが、山田葉子、宜虎藤乃というふたりの大学生を等身大の「若者」として描くストーリーは新鮮でした。
大学生だから自分たちはもう現役ではない、大人の役割をしなければならない、それが思い込みであると気づいて臨んだ祇園会残党との戦い、その後のあのラストシーンは清々しかったです。

味方ふたりだけの戦闘パートも、特に苦戦することなく勝利できたのですが、作者さんのシナリオは、魅せたいテーマをプレイヤーの操作の埒外の部分で提示することが多いので、今回のように戦闘パートとドラマパートの結びつきが薄い場合があって、そこがちょっと気になりました。