その他の作品-1

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-8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21:03:44.55 ID:/rIi32yB0 数百年後・・・ 幽霊「おなかすいた~ごはんまだ~?」 死神「少々お待ちくださいお嬢様。もうすぐできますので」 幽霊「おねがい~・・・ってその血だらけの鎌で調理する気?」 死神「妖怪が鍛えたこの鎌に…切れぬ物などあんまりない!」 -135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00:15:53.93 ID:J6JvNPAu0 幽「……はれ?」 死「さて、じゃあいきますわよ」 幽「えー……どちら様ですか?」 死「どちらもこちらもないですわ。あなたが向かうのは、ほら、あっち」 幽「……うちゅう?」 死「ほほほほ。残念ですわね。生まれ変わったらNASAにでも就職なさったら?」 幽「あはは! じゃあ今から勉強してがんばっちゃいましょうかねー!」 死「まあ。現世に残られては仕事に差し支えますわ。刈ります?刈っちゃいます?」 幽「ひぃい! ちょ、ちょっと!そんなもの刺さったらしんじゃいますからっ!」 死「お気になさらずー。死んでる人は死ねませんわー」 幽「……へ?」 -139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00:25:53.20 ID:J6JvNPAu0 幽「納得いかないです!」 死「そうですかー。じゃあ、刈ります?」 幽「ひぁ! 殺されるー!」 死「それは無理ですしー」 幽「嫌です……死にたくないですよぅ……」 死「手遅れですわー」 幽「もうちょっとフォローとかないんですか?!」 死「ほほほ。それこそ手遅れですわ」 幽「どうして私死んでるんだろう……」 死「知りませんわー」 幽「ちょ!そこはせめて」 -230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 02:58:52.52 ID:GuPKB3Ao0 幽霊「男くん・・・・私はいつもあなたのそばに・・・・・」 死神「ちょっと!男くんは私が連れてくのよ!あんたどきなさいよ!」 幽霊「いやよ!男くんは私がいないと悪い虫がついちゃうんだから!」 死神「その悪い虫は私が殺すんだから!!」 男(なんか寒気が・・・・・) -267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 04:17:38.62 ID:graR4auX0 少女はその希薄な体を精一杯に動かすと、黒衣の少女を押し倒し、そして半ば強引に唇を奪った。 なんという酷い衝動だろうか。 行為に及んでようやく嫌悪を覚え、少女は罪悪感に表情を歪ます。 だが一方で、組み伏せられた少女の方は暴れて拒絶するでもなく、怯えるでもなく、かといって受け入れるでもなく、 ただ無表情のままじっと射抜くように強い視線を向けていた。 「なぜ、こんな事を?」 黒衣の少女は問う。怒って当然の行為に対し、あまりにも無感情に。 その反応の薄さがむしろ強く非難しているように思え、少女はますます表情を歪めた。 -360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 12:46:17.81 ID:d9MuwZsnO 幽霊「…ねぇ、死神さぁん~」 死神「……」 幽霊「死神さぁん~」 死神「なによ?ベタベタくっつかないでくれる?」 幽霊「うぅ…死神さんがいつも以上にドライです…」 死神「あーもう、うるさいわね あのね、前のこと以来先輩が…」 幽霊「え?あの二重人格者g ドスンッ 幽霊「ひあああああっ!?」 死神「どっかから監視してるから仲良くするのは止めた方がいいわよって どうせ、またすぐ飽きるだろうか…ら…?」 幽霊「フフフフフ…そんな弾圧に私は屈さない…死神さんは私のもの…」 死神(面倒なことになった…) 先輩「…ゆ る さ な い…」 -424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 17:06:11.93 ID:d9MuwZsnO 死神「暇ね…」 幽霊「そうですねー…」 死神「ね、あなた生きてる時のこと本当に少しも思い出せないの?」 幽霊「うーん…そうですね~… あ~、そういえば、この前夢でドクロが…」 死神「ド…クロ…? …あんた…それって…」 幽霊「えぇ、お仕置きだべ~って言ってました」 死神「……は?」 幽霊「いや~、あれはなんだったかが気になっt」 死神「どっちでもええわっ!!」 死神(ドクロ…私…何か…) -430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 17:30:27.40 ID:d9MuwZsnO 死神「え?何を始めるの?」 幽霊「本当にこういうのに関しては知ってそうで疎いというかなんというか…」 死神「な、なんのこと?」 幽霊「あーもう、かぁぃいなぁ、お持ち帰りしたいです」 ギュッ ズドンッ 幽霊「ひあああああっ!?」 死神「先輩まだ飽きてなかったのね…」 先輩「しにがみちゃんのことはあきないもん…ずぅっとわたしがまもってあげるから…あははははは」 -438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 18:03:00.61 ID:d9MuwZsnO 先輩「しにがみちゃん、あそびにきた…あれ?」 幽霊「あぁ、死神さんはあなたのストーキングが嫌になって あなたの仕事のすきをついてどこかへ行ってしまったんですよ」 先輩「う、うそだッ」 幽霊「梨k(ryみたいな容姿でレn(ryみたいなこと言っても事実は覆らn」 先輩「うそだよね~…? ほんとーのこといってくれないかな~? これいじょうもったいぶったら… ………滅スルカラ?」 幽霊「(恐っ!この幼女色んな意味で恐っ!) あ、し、死神さんならちょっと用事があるからって」 死神「ただい、ま!? 2人でな、なにしてるの!?」 先輩・幽霊「え?」 息使いも伝わる距離 先輩の歪んだ笑顔 死神「…そうだったんだ… お、お邪魔しちゃったなぁ…」 先輩・幽霊「か、かんちがいだよーっ!」 -451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 19:33:27.29 ID:Mak2+Qj7O 幽霊「暇ですね」 死神「まあ、暇よね」 幽霊「あっ! あの…唐突なんですけど死神ちゃんって林檎とか好き?」 死神「林檎? なんで?」 幽霊「いやー 生前にそうゆうの読んだので」 死神「もしかしてデスノートかしら?」 幽霊「それそれ!それです!」 死神「うん。でさあ、実はあの死神…」 幽霊「あの死神?」 死神「実はお兄ちゃんなんだよね」 幽霊「ええ~!?」 死神「家のお兄ちゃん目立ちたがりだからね。まあ、しょうがないけどね」 幽霊「じゃあじゃあ!サイン下さい!」 死神「無理よ。だって嘘だし」 幽霊「ですよねー」 -528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 22:18:51.11 ID:Mak2+Qj7O 死神「そういえば、貴方ってさ」 幽霊「ん?なんです?」 死神「始めてあった時に他人の身体を乗り移れるって言ってたじゃない?」 幽霊「あー、言ってましたね。それがどうしたんですか?」 死神「いや、なんか興味があるから…試してくれない?」 幽霊「いいですよ。どうせ私と死神さんは暇人ですからねー」 死神「いやいや、今日、私は非番だから…」 幽霊「あ、そうなんですか…なら、待ってて下さいね」 死神「はーい」 幽霊「お待たせー!」 死神「お、男なんだ…」 幽霊「うん!女じゃありきたりかなと思ったもので」 死神「ふ~ん……(あれ?この男…何処かで…逢った気が…)」 幽霊「どうかしました?」 死神「え?ああ、なんでもない…」 幽霊「?」 死神「…(…思い…出した…この人は…私の元彼だ…)」 -633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 01:02:57.93 ID:rxN1PJKp0 幽霊「お、あそこに見えるは先輩さんですね。    こんな往来にいるとは、今日は非番なんでしょうか?    しかしまたこれは動きが挙動不審ですね。    まるで酔っぱらい…ちょっと声かけてみますか。」 幽霊「先輩さん?こんなとこでいったいnqあwせdrftgyふじこlp;@:」 幽霊「(いきなり爆発!?一体何が!?)」 先輩「それはダミーですよぉ。ひっかかりましたね、お間抜けさん。」 幽霊「クソッ!やられた!!」 -652 :保守代わりに投下:2007/07/01(日) 01:55:02.56 ID:tuqAeNdf0 幽霊「死神さん。彼ですか?」 死神「そうよ。受験に失敗して、それを苦に列車に飛び込み」 幽霊「うわぁ、思い巡らせばもっと道がありそうなのにねぇ。若いのにねぇ」 死神「人は、儚いもの。夢が消えたとき、すべてを失ったと思う人がいる。そして、自ら死を選ぶ人もいる。とんだ、ヒロイズム」 幽霊「悲劇のヒーローって感じ? 明るい舞台の主役になれないなら暗い舞台って。ばっかみたい」 死神「ほんと、馬鹿ね。仕事の時間ね。あなたは待ってって」 幽霊「どうしてですかぁ?」 死神「ヒーローは、手強いのよ」 幽霊「かまいませんよ。ヒーローも負ける、そんな現実を見物しに行きますよ」 死神「死んでから、死ななければと嘆く人がいる。醜く、馬鹿な人。悲劇のヒロイズムに酔う人に多いのよ。それでも、来る?」 幽霊「行きますよ。私は死神さんと一緒ならたとえ火の中水の中ホテルの中~♪」 死神「あなたみたいな楽天的な考えの人が多ければ、私の仕事も楽なのにね」 -657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 02:15:32.29 ID:geiHlidM0 幽霊「しりとりしましょ~」 先輩「お~」 幽霊「まずはしりとりの『り』から。リップサービ『ス』!」 先輩「スパンキン『グ』」 死神「…………グーテンベルク聖書……」 幽霊「空気読んでくださいよ」 先輩「……まだまだだね……」 死神「何これ」 -733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 11:45:47.62 ID:HW5/VfXAO 幽霊「もっていーけ最後に笑っちゃうのは私のはーずー」 死神「何してるのあなた」 幽霊「あ、死神さん。最近作画崩れの酷いアニメが多いなか、なかなか面白かったアニメがありまして」 死神「ふーん。で、なんでそれが歌いながら踊る事につながるの?」 幽霊「とりあえずそこのアパートの一室でとあるアニメを第一話からエンドレスで見続けている人の所で一緒に観ましょうか」 死神・幽霊「バルサミコ酢~」
-8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/29(金) 21:03:44.55 ID:/rIi32yB0 数百年後・・・ 幽霊「おなかすいた~ごはんまだ~?」 死神「少々お待ちくださいお嬢様。もうすぐできますので」 幽霊「おねがい~・・・ってその血だらけの鎌で調理する気?」 死神「妖怪が鍛えたこの鎌に…切れぬ物などあんまりない!」 -135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00:15:53.93 ID:J6JvNPAu0 幽「……はれ?」 死「さて、じゃあいきますわよ」 幽「えー……どちら様ですか?」 死「どちらもこちらもないですわ。あなたが向かうのは、ほら、あっち」 幽「……うちゅう?」 死「ほほほほ。残念ですわね。生まれ変わったらNASAにでも就職なさったら?」 幽「あはは! じゃあ今から勉強してがんばっちゃいましょうかねー!」 死「まあ。現世に残られては仕事に差し支えますわ。刈ります?刈っちゃいます?」 幽「ひぃい! ちょ、ちょっと!そんなもの刺さったらしんじゃいますからっ!」 死「お気になさらずー。死んでる人は死ねませんわー」 幽「……へ?」 -139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 00:25:53.20 ID:J6JvNPAu0 幽「納得いかないです!」 死「そうですかー。じゃあ、刈ります?」 幽「ひぁ! 殺されるー!」 死「それは無理ですしー」 幽「嫌です……死にたくないですよぅ……」 死「手遅れですわー」 幽「もうちょっとフォローとかないんですか?!」 死「ほほほ。それこそ手遅れですわ」 幽「どうして私死んでるんだろう……」 死「知りませんわー」 幽「ちょ!そこはせめて」 -230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 02:58:52.52 ID:GuPKB3Ao0 幽霊「男くん・・・・私はいつもあなたのそばに・・・・・」 死神「ちょっと!男くんは私が連れてくのよ!あんたどきなさいよ!」 幽霊「いやよ!男くんは私がいないと悪い虫がついちゃうんだから!」 死神「その悪い虫は私が殺すんだから!!」 男(なんか寒気が・・・・・) -267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 04:17:38.62 ID:graR4auX0 少女はその希薄な体を精一杯に動かすと、黒衣の少女を押し倒し、そして半ば強引に唇を奪った。 なんという酷い衝動だろうか。 行為に及んでようやく嫌悪を覚え、少女は罪悪感に表情を歪ます。 だが一方で、組み伏せられた少女の方は暴れて拒絶するでもなく、怯えるでもなく、かといって受け入れるでもなく、 ただ無表情のままじっと射抜くように強い視線を向けていた。 「なぜ、こんな事を?」 黒衣の少女は問う。怒って当然の行為に対し、あまりにも無感情に。 その反応の薄さがむしろ強く非難しているように思え、少女はますます表情を歪めた。 -360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 12:46:17.81 ID:d9MuwZsnO 幽霊「…ねぇ、死神さぁん~」 死神「……」 幽霊「死神さぁん~」 死神「なによ?ベタベタくっつかないでくれる?」 幽霊「うぅ…死神さんがいつも以上にドライです…」 死神「あーもう、うるさいわね あのね、前のこと以来先輩が…」 幽霊「え?あの二重人格者g ドスンッ 幽霊「ひあああああっ!?」 死神「どっかから監視してるから仲良くするのは止めた方がいいわよって どうせ、またすぐ飽きるだろうか…ら…?」 幽霊「フフフフフ…そんな弾圧に私は屈さない…死神さんは私のもの…」 死神(面倒なことになった…) 先輩「…ゆ る さ な い…」 -424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 17:06:11.93 ID:d9MuwZsnO 死神「暇ね…」 幽霊「そうですねー…」 死神「ね、あなた生きてる時のこと本当に少しも思い出せないの?」 幽霊「うーん…そうですね~… あ~、そういえば、この前夢でドクロが…」 死神「ド…クロ…? …あんた…それって…」 幽霊「えぇ、お仕置きだべ~って言ってました」 死神「……は?」 幽霊「いや~、あれはなんだったかが気になっt」 死神「どっちでもええわっ!!」 死神(ドクロ…私…何か…) -430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 17:30:27.40 ID:d9MuwZsnO 死神「え?何を始めるの?」 幽霊「本当にこういうのに関しては知ってそうで疎いというかなんというか…」 死神「な、なんのこと?」 幽霊「あーもう、かぁぃいなぁ、お持ち帰りしたいです」 ギュッ ズドンッ 幽霊「ひあああああっ!?」 死神「先輩まだ飽きてなかったのね…」 先輩「しにがみちゃんのことはあきないもん…ずぅっとわたしがまもってあげるから…あははははは」 -438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 18:03:00.61 ID:d9MuwZsnO 先輩「しにがみちゃん、あそびにきた…あれ?」 幽霊「あぁ、死神さんはあなたのストーキングが嫌になって あなたの仕事のすきをついてどこかへ行ってしまったんですよ」 先輩「う、うそだッ」 幽霊「梨k(ryみたいな容姿でレn(ryみたいなこと言っても事実は覆らn」 先輩「うそだよね~…? ほんとーのこといってくれないかな~? これいじょうもったいぶったら… ………滅スルカラ?」 幽霊「(恐っ!この幼女色んな意味で恐っ!) あ、し、死神さんならちょっと用事があるからって」 死神「ただい、ま!? 2人でな、なにしてるの!?」 先輩・幽霊「え?」 息使いも伝わる距離 先輩の歪んだ笑顔 死神「…そうだったんだ… お、お邪魔しちゃったなぁ…」 先輩・幽霊「か、かんちがいだよーっ!」 -451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 19:33:27.29 ID:Mak2+Qj7O 幽霊「暇ですね」 死神「まあ、暇よね」 幽霊「あっ! あの…唐突なんですけど死神ちゃんって林檎とか好き?」 死神「林檎? なんで?」 幽霊「いやー 生前にそうゆうの読んだので」 死神「もしかしてデスノートかしら?」 幽霊「それそれ!それです!」 死神「うん。でさあ、実はあの死神…」 幽霊「あの死神?」 死神「実はお兄ちゃんなんだよね」 幽霊「ええ~!?」 死神「家のお兄ちゃん目立ちたがりだからね。まあ、しょうがないけどね」 幽霊「じゃあじゃあ!サイン下さい!」 死神「無理よ。だって嘘だし」 幽霊「ですよねー」 -528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/06/30(土) 22:18:51.11 ID:Mak2+Qj7O 死神「そういえば、貴方ってさ」 幽霊「ん?なんです?」 死神「始めてあった時に他人の身体を乗り移れるって言ってたじゃない?」 幽霊「あー、言ってましたね。それがどうしたんですか?」 死神「いや、なんか興味があるから…試してくれない?」 幽霊「いいですよ。どうせ私と死神さんは暇人ですからねー」 死神「いやいや、今日、私は非番だから…」 幽霊「あ、そうなんですか…なら、待ってて下さいね」 死神「はーい」 幽霊「お待たせー!」 死神「お、男なんだ…」 幽霊「うん!女じゃありきたりかなと思ったもので」 死神「ふ~ん……(あれ?この男…何処かで…逢った気が…)」 幽霊「どうかしました?」 死神「え?ああ、なんでもない…」 幽霊「?」 死神「…(…思い…出した…この人は…私の元彼だ…)」 -633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 01:02:57.93 ID:rxN1PJKp0 幽霊「お、あそこに見えるは先輩さんですね。    こんな往来にいるとは、今日は非番なんでしょうか?    しかしまたこれは動きが挙動不審ですね。    まるで酔っぱらい…ちょっと声かけてみますか。」 幽霊「先輩さん?こんなとこでいったいnqあwせdrftgyふじこlp;@:」 幽霊「(いきなり爆発!?一体何が!?)」 先輩「それはダミーですよぉ。ひっかかりましたね、お間抜けさん。」 幽霊「クソッ!やられた!!」 -652 :保守代わりに投下:2007/07/01(日) 01:55:02.56 ID:tuqAeNdf0 幽霊「死神さん。彼ですか?」 死神「そうよ。受験に失敗して、それを苦に列車に飛び込み」 幽霊「うわぁ、思い巡らせばもっと道がありそうなのにねぇ。若いのにねぇ」 死神「人は、儚いもの。夢が消えたとき、すべてを失ったと思う人がいる。そして、自ら死を選ぶ人もいる。とんだ、ヒロイズム」 幽霊「悲劇のヒーローって感じ? 明るい舞台の主役になれないなら暗い舞台って。ばっかみたい」 死神「ほんと、馬鹿ね。仕事の時間ね。あなたは待ってって」 幽霊「どうしてですかぁ?」 死神「ヒーローは、手強いのよ」 幽霊「かまいませんよ。ヒーローも負ける、そんな現実を見物しに行きますよ」 死神「死んでから、死ななければと嘆く人がいる。醜く、馬鹿な人。悲劇のヒロイズムに酔う人に多いのよ。それでも、来る?」 幽霊「行きますよ。私は死神さんと一緒ならたとえ火の中水の中ホテルの中~♪」 死神「あなたみたいな楽天的な考えの人が多ければ、私の仕事も楽なのにね」 -657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 02:15:32.29 ID:geiHlidM0 幽霊「しりとりしましょ~」 先輩「お~」 幽霊「まずはしりとりの『り』から。リップサービ『ス』!」 先輩「スパンキン『グ』」 死神「…………グーテンベルク聖書……」 幽霊「空気読んでくださいよ」 先輩「……まだまだだね……」 死神「何これ」 -733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 11:45:47.62 ID:HW5/VfXAO 幽霊「もっていーけ最後に笑っちゃうのは私のはーずー」 死神「何してるのあなた」 幽霊「あ、死神さん。最近作画崩れの酷いアニメが多いなか、なかなか面白かったアニメがありまして」 死神「ふーん。で、なんでそれが歌いながら踊る事につながるの?」 幽霊「とりあえずそこのアパートの一室でとあるアニメを第一話からエンドレスで見続けている人の所で一緒に観ましょうか」 死神・幽霊「バルサミコ酢~」 -873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/01(日) 18:52:21.88 ID:dQVjTg140 幽霊「今週の金曜ロードショーは[グリード]です。」 死神「ああ、あの悪役と怪物しかいないB級映画。」 幽霊「あれはB級の中でも最高傑作だと思いますよ。」 死神「個人的には[トレマーズ]シリーズの方が好きなんだけど・・・。」 幽霊「しっかしこのオーナー、まさに畜生ですね。」 死神「なんだかんだで一番生き残りやすいタイプの悪役だわ。」 幽霊「ああ言う自分さえ生き残れればいいという人間を見ていると、 何か胸が締め付けられます。」 死神「あら、珍しいわね。いつもなら情け無用に毒舌吐くのに。」 幽霊「いや、あんな極限状態に立たされると自己保身は働くものですし、 私でも死神さんがその場にいなければそこらの人間がワームに食われてても、 逃げ出しますね。」 死神「じゃあ、私がワームに食われてたらどうするの?」 幽霊「それはそれで萌え・・・じゃなくて必死こいて助けたいですね。 いざ直面しないとわかりませんが。言うは安しです。」 死神「ふーん。まぁ、逃げても恨まないから安心して頂戴。」 幽霊「あ、最も死神さん無しじゃ私生きていけませんからチャンと後は追いますよ?」 死神「既に死んでるって。」

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