「冬至のキャンドルナイト~田ノ浦の自然観察とお話し会~」
- 12月23日(祝) 13時半~ @はりはり(山口市)
地球のレッスン~”楽チンな暮らし” ~ (北山耕平さんを囲んで)
- 同日 19時半~ @アジアンカフェまなまな(美東町)
「美しい海と私たちの未来~私たちはどこから来て、どこにいくのか~」
2日(冬至)
「冬至のキャンドルナイト~田ノ浦の自然観察とお話し会~」
一年の中で最も日が短い冬至の日は、古来より年の始まりとして大事にされてきました。
この場所で長年にわたって小さな命に目を向け続けてきた高島さんのお話を伺い、
ささやかなキャンドルナイトを行います。
この機会に改めて自然の声に耳を傾け、私たちの守るべきものを再確認出来たらと思います。
集合時間 12月22日15時
集合場所 田ノ浦海岸
お話 高島美登里さん(長島の自然を守る会・代表)
スケジュール
15時~17時 田ノ浦の自然観察
17時~18時 田ノ浦でキャンドルナイト
18時~20時 高島さんのお話と夕食会
(18時からのお話し会は、集いの場ログハウスで写真や映像を交えて行います。
夕食は食材持ち寄りで行います。)
参加費 資料代200円+カンパ
(※最新カラーパンフレット「奇跡の海に原発!?」をお配りします)
問合せ 冨田貴史 080-6947-2491 / 山本裕美 090-7375-7738
注意事項
- 田ノ浦周辺の駐車場は駐車可能台数がかなり限られていますので、
乗り合わせでの来場をお勧めします。
Uターンのためのスペースに車を止めない事、縦列駐車を守る事など、
ご協力をお願いします。
- 夕食は食材持ち寄りで行います。飲み水やゴミ袋なども持参願います。
- お話会を行う集いの場ログハウスは、所有者である祝島島民の会の
ご好意によって使用させて頂いています。
当日は、参加費としてログハウスの維持管理費のカンパをお願いします。
- ログハウスは中国電力の埋め立て工事の動きによっては利用できない場合もあります。
12月23日(祝)13時30分~
地球のレッスン ~”楽チンな暮らし” ~
山口市道場門前2丁目3-8 はりはり どうもんパーキング横
話し手 ; 北山耕平
charge : 話し手、北山さんの交通費を捻出したいんですが、どんなもんでしょう?
エコだとか環境だとかで大変そう。
でも、田舎に行かなくても街でも自然に生きることができるシンプルな生活術。
元気に街で元気に生きてゆくヒント。
優しい地球の歩き方。
「やるべきことをやり終えるまで、あなたの旅は続く。」
北山耕平 略歴
作家片岡義男との出会いが契機となり、立教大在学中の1973年、
植草甚一編集の雑誌「WonderLand (ワンダーランド)」
(通巻3号より「宝島」と改称)の編集メンバーとしてその創刊から参加。
のち(1975年1月号、公式には同年8月号から1976年6月号まで)編集長(4代目)となる。
当初から小泉徹の名で寄稿していた(「長谷川海太郎伝」など)が、
1975年1月号より筆名として北山耕平を名乗る。
「全都市カタログ」に始まる「別冊宝島」を刊行するなどし、
同誌は大胆な編集方針で日本でのサブカルチャー誌成立初期に、
その方向性について決定的な役割を果たす。
(やがてそれらは植草甚一が'創刊当初に思い描いた新雑誌の青写真とは、
いささか懸け離れたものになっていった'という事が、
“植草甚一編集”最終号の辞で明らかにされる。が、
同時に“ぼく自身はスタッフの編集ぶりがすっかり気に入っていた”ともいう。
―『宝島』1976年7月号「扉の言葉」)
宝島社退社後には「ビックリハウス」「mc Sister」「GORO」などの雑誌に執筆。
雑誌「POPEYE」(平凡出版-のちマガジンハウス)に、
やはり創刊時(1976年6月)から編集者として参加する。
また、同誌特派員として5年間アメリカ・ロサンゼルスに居住。
1980年代には小学館発行の写真雑誌「写楽」、同社刊「日本国憲法」の制作、
雑誌「BE-PAL」の創刊に参加。経歴からも分かる通り、
日本での'70~'80年代の数々の人気娯楽雑誌に成立時期から関与し、
主として戦後のアメリカ文化が持つ様式美や精神的価値を語ることで
無視できない感化力を見せた。
アメリカ在住時の1979年、ネバダ州の砂漠地帯でのアメリカ先住民族の老人
“ローリング・サンダー”との出会いをきっかけに、環太平洋の先住民族と
その精神世界に関心を深める。'80年代から現在に至るまで、
そうした分野の研究・紹介を精力的に行っている。
トーク&ライブ
「美しい海と私たちの未来~私たちはどこから来て、どこにいくのか~」
会場:アジアン・カフェ まなまな
時間:19時半スタート
トーク:北山耕平、原康司
ライブ:源之助
進行: 冨田貴史
会費:1500円
連絡先:アジアン・カフェまなまな 08396-5-0896/ 冨田貴史 080-6947-2491
トークゲストの原康司君は、アマゾン川の単独航行や、ベーリング海の
単独航海などをやり遂げた冒険家で、アラスカでは「ダイドック(霧)」
というエスキモーネームをもらい、現地で生活をしていました。しかし、
現地のエルダーから「お前は自分のルーツを大事にすべきだ」という言葉に、
地元山口に帰り、瀬戸内海をカヤックで巡る中で、祝島周辺の海の美しさと、
島の人達の暖かさに触れ、同時に原発の問題を知り、
現地での抗議行動にも深く関わるようになっていきました。
北山耕平さんは、1970年代にアメリカ大陸でローリング・サンダーという
メディスンマンに出会った事を始め、アメリカの先住民
(ネイティブ・アメリカン)との交流を重ね続け、
翻訳・執筆・編集など様々な形で、日本人の中に眠る
ネイティブスピリットを起こすための仕事をし続けている方です。
ネイティブピープルとの交流から学んだこと、そして日本に戻って
きて感じていること、これから先の未来について感じていること、
そんな話をうかがえたらと思います。
上関原発計画のある田ノ浦の海が、今にも土砂を入れて
埋め立てられようとしている今こそ、私たちは何者であって、
どのように生きるべきなのか、
という本質を見つめるような機会に出来たらと思います。
■トークゲスト・プロフィール
北山耕平 Kohei Kitayama
神奈川県に生まれる。作家、翻訳家、編集者、講演家。
大学在学中から雑誌や本の編集の仕事に携わる。
70年代後半から80年代にかけて北米大陸無宿をして過ごし、
ネイティブ・アメリカンのメディスンマンとの出会いをきっかけに、
彼らの精神や暮らしぶりや物語、そして現実を日本の次の世代に伝え、
日本列島のネイティブ・スピリットの根っこを掘り返すワークを
開始して現在に至る。 著書『ネイティブアメリカンとネイティブジャパニーズ』
『ネイティ ブ・タイム』『ネイティブ・マインド』
『自然のレッスン』他。訳書『ローリング・サンダー』(共著)
『自然の教科書』『聖なる言葉』『アメリカインディアンに学ぶ子育ての原点』
『月に映すあなたの一日』他。再話『虹の戦士』『ジャンピング・マウス』
原 康司 Koji Hara
1972年周南市生まれ。大学時代から本格的に冒険を始め、
92年にアメリカ大陸自転車横断、94年にアマゾン川単独下降4000㌔。
卒業後、インドネシアのトギアン諸島で3年間、真珠の養殖業に従事し、
シーカヤックで周辺の海洋民族と交流する。96年からはアラスカ遠征を繰り返し、
ユーコン川カヤック単独下降3000㌔、北極圏自転車横断1500㌔
- ノアタック川、コブック川単独下降。国内でもカヤックでの九州一周1200㌔、
瀬戸内海横断500㌔(山口県大津島~兵庫県淡路島)。
2003年には流氷の浮かぶアラスカ・ベーリング海沿岸のカヤックによる
単独航海1700㌔に成功。2007年、周南市櫛ヶ浜にアウトドアショップ
DAIDUK OCEAN KAYAKS&ADVENTUREをオープンし、
平生町佐合島で小学生対象のダイドック冒険学校を開いている。
最終更新:2010年12月11日 22:09