子ども達、家族のいのちを何よりも優先に考える

子ども達、家族のいのちを何よりも優先に考える。
食の環境に気づいて食卓を様々な汚染から守る団体は、
知識と日々の実践が伴っている上に、経験値を持っています。
公害が現れて、それまでなかった汚染への危機感から、
自分達で土地を耕して街を、コミュニティを耕して、
それまでにはなかった新しい流通形態を生み出してきた市民運動の先駆者。

ほとんど農村地帯では異端者だった当時、そうした安全野菜をつくる生産者を、
契約栽培を通して年間支えることで、都市の消費者と農場双方が支え合い、育
ってきた。

農薬、化学肥料、単作大規模機械農業などに圧倒され、
後継者がいなくては存続できないばかりか、土壌の元々持つ力が失せ、
農地自体がやせて使い捨てられる事への疑問。
農業、魚業、林業、第一次産業が疲弊して
自給率の低下と若い世代の都市集中、過疎と老齢化で…原発に買収される構造
と同じですね。

有機無農薬野菜や添加物のない食品を求める消費者が持続してきたのは、
原発を生み出す社会構造とたたかうための購買による選挙のようなものかもし
れません。
数十年の間にだんだん時代がヘルシーでナチュラルな文化を志向。

その根底には地球<生命>への大きな信頼があると思います。

チェルノブイリ事故直後にフォールアウトの観測も「自然だからこそダメージ
も受けやすい」と
気づいていち早くスタート。こうした農家や共同購入から始まった自然食の潮流は、
8~90年代の脱・反原発を共にアクションしてきたし、
2000年になる時、Y2Kの時にも、例えばポラン市場(関東)の各店舗へ出荷
するセンターの所で、
STOP原発のチラシを箱に入れてもらうとか、ショップに配布してもらうなどが
ありました。

各地のお祭り、イベントでも出店を担ってくれる、主催者のよきパートナーです。

毎年毎年新しい世代の家族が加入し
いつもフレッシュな新しいいのちと向き合う若いお父さんお母さん達がいる。

原発問題意識を共にしてきた貴重な仲間達で、これからもそうだと思います。

来年の指導要綱からはっきりと原発洗脳教育が顕れてくる…
もし脱原発の家庭の子どもなら、大いにその矛盾に悩むだろう、
友達との間に疎外感もあるだろう。。。

そう思って、twitterでの保護者の反応
(抗議は勿論子ども達へのものではないにしろ、
子ども達自身がtwitterで情報を見ている。
いじめの道具などにならなければいいが…といったものもありました)
を読みながら、これからますます原発に依存することやむなしの内心であっても、
強気でまるで最先端の夢の科学であるかのように演出して騙しながら
税金投入も廃棄物処理のことも、よろしく頼むよ的な教育に偏向するかと思うと、
気が遠くなる。

ますます賛成反対を二分し、反対を唱える人間を排除するようなことにでもなれば、
まるで国賊赤狩りじゃないけど、戦前に逆戻り。神風教育であってはならない。
原発は絶対ではない。ガラス固化は「ガラスである限り必ず割れます」と、
教育テレビ「小学生の理科」で言っていたのをしかと観ました。本当です。

安全基準も甘い、構造評価も甘い、耐震評価も甘い、抜本的な見直し作業と、停止への
シナリオが、タイムテーブルが、タイムキーパーが必要なのではないか。
廃炉時には確立しておかなければならない安全な保管方法の研究。
「危ないし立ちゆかない原発計画だったので、君たちしっかり勉強してなんとかして!」と
正直に謝り本気でお願いして欲しい…。そして
全知力、技術力、税金をこれに投入する方向転換へ強くイメージを描く時。

アイリーンさん達の交渉、高浜3・4号機をきっかけにした
使用済み燃料プールの臨界評価問題。
福島議員と連携で中電からの回答を保安院が提出という回答を引き出しました。

真実ははっきりしてくるでしょう。そんなさなかに、子どもを騙す教育は
明らかに文科省および国への不信感を沸騰させます。

長話しましたが、学校教育の中で来春から指導要綱がどう変わるのか、
子ども達の心身の健康を原発から守りたい、

そう思っています。

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最終更新:2010年12月04日 10:33
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