いよいよCOP16がカンクンで始まりましたが、日本政府は京都議定書の延長に断固反対を表明し、世界のNGOや途上国から袋叩きにあっています。
こうした中、いよいよ12月7日からボリビアのモラレス大統領が来日します。
ボリビア・モラレス大統領来日・市民集会（12月7日東京）地球は売り物ではない！ボリビアからの提案（満員御礼）
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101129/1291010692
〔12月2日追記〕
＊予約で満員になりました。ありがとうございます。会場に入りきれない方、本当に申し訳ありません。なお、当日、本会場（「コチャバンバ・東京店」3階スペース）に入りきれない方に関しましては、Ustream中継でのサテライト会場（同ビル2階スペース）を設けることになりました（会場側と交渉中です）。
というように、すでに東京集会の参加申し込みが会場キャパシティを超えてしまいました。現在、サテライト会場を準備中（交渉中）ですので、また、決まりましたらお知らせいたします。
さて、このボリビアのモラレス大統領が音頭を取って行われた今年4月のコチャバンバ会議（気候変動とマザーアースの権利に関する世界民衆会議）における合意（コチャバンバ民衆合意）を気候変動交渉に反映させることを要求する世界の社会運動の主張に関する資料をジュビリー関西のブログに多数アップしました。現在のカンクンの惨状を見ていると、まさにこの「コチャバンバ合意」から出発するしか不毛な「南北対立」を克服する道はないように思われます。
【米国社会フォーラム】「コチャバンバ合意」を気候変動交渉プロセスに盛り込むことを要求する
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101125/1291305309
【資料】民衆の合意（コチャバンバ合意）とコペンハーゲン合意の比較
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101125/1291299827
【世界民衆運動の表明】気候変動交渉には人々の声（コチャバンバ合意）が反映されなければならない
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101125/1291299439
【資料】気候変動、エコロジカル債務と金融主権に関するジュビリーサウスのプラットフォームに向けて
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101124/1291306135
同時に今年7月28日にボリビアの提案によって国連総会で採択された「水へのアクセスは基本的人権である」という国連決議に関する資料もアップしました。モラレス大統領の率いるボリビアは、クライメート・ジャスティス運動や先住民族の権利運動のみならず、グローバル・ウォーター・ジャスティス運動に関しても世界をリードしていることがよくわかります（パブロ・ソロン・ボリビア国連大使による演説などぜひお読みください）。
【水への権利は基本的人権/ボリビアからの提案】パブロ・ソロン・ボリビア国連大使による国連演説「水と衛生に対する人としての権利」
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100801/1291307321
【水への権利は基本的人権/ボリビアからの提案】決議草案 「水と衛生に対する人としての権利」
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100801/1291307148
【朗報】国連総会で「安全で清潔な水と衛生設備」を基本的人権であると宣言（決議採択）
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100728/1291335258
【7・28国連総会で「水への権利」決議採択を！】「水への権利」を勝ち取るために今こそ全地球で行動を！
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20100726/1291334440
以上の資料は、いずれも熊本在住の柿元えり子氏の翻訳によるものです（柿元さま、ご紹介が遅れて申し訳ありませんでした）。
なお。モラレス来日イベントは京都でも行われます。関西在住の方はこちらにもご参加ください（この間、コチャバンバ会議やモラレス大統領関連の諸資料を翻訳され、COP10名古屋でも先住民族運動側の主張についてつぶさに取材してこられた開発と権利のための行動センターの青西靖夫さんを関東からお呼びして特別報告をお願いしています）。
【モラレス大統領来日歓迎・12/5京都学習会】気候変動と「マザーアースの権利」―ＣＯＰ１６へのアンデスからの訴え
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101126/1290743808
