市民のための自由なラジオLIGHT UP!第57回 今週はジャーナリストの今西憲之さんの司会、今西憲之のまいどおおきに

市民のための自由なラジオLIGHT UP!第57回 今週はジャーナリストの今西憲之さんの司会、今西憲之のまいどおおきに、今回は海外取材報告で、脱原発に舵を切った台湾のこと、東京の自由な隅田川スタジオから、民進党の陳 曼麗(ちん・まんれい)さん(台湾立法委員(日本の国会議員に当たる))、時代力量の黃 國昌(こう・くにまさ)さん(同)、北海岸反核行動聯盟代表の郭 慶霖(かく・けいりん)さんに今西さんインタビューされた結果が報告されました。戒厳令の元では、原発を建設していることが国民に知らされなかったなどのこともあるのです。日本から飛行機で3時間足らずの台湾、2025年までに原発ゼロの方針が日本の国会に当たる立法院で決議されて、脱原発国家に舵を切った台湾のことが取り上げられました。

 、通訳を介しての陳さんへのインタビュー、台湾の原発は1972年に、第1、2原発、75年と78年に第3,4原発、原子炉は合計8つ、しかし第4は昨年の政権交代、民進党は脱原発が公約であり、陳さんは20~30年原発アカンという活動をされて、活動は29年!当時台湾には原発があり、1987年以前は戒厳令で、原発建設を誰も知らず! 戒厳令解除後原発の建設が分かり、反対活動をされて、反対活動の理由は、86年のチェルノブイリ事故、台湾の学者が警告、主婦たちが行動して、陳さんは88年から脱原発活動、国民党では原発推進、民進党では脱原発、現在の原発はもうすぐ40年になり、これを60年にするのを、民進党は停止、再稼働なし、その他は自然エネルギーで行くものであり、台湾の核への依存度は、16%であり、太陽光発電、風力発電が発達して、自然環境に左右されて、今の16%の核の分をカバーできるのかということについて、陳さんは、目標は16%どころではなく自然エネルギー20%!火力も減らすもので、今西さん、日本の原子力マフィアは強く、台湾では経済界はどう考えているのか、台湾では民衆の声が反対に向かい、経済界はそれに抗せられない&経済界は電気が足りたらいい、であり、福島第一原発事故を台湾ではどう見ているのか、NHKのニュースで、日本でもこんなことが起きる→台湾で起きたらアウト、そして台湾の方は日本をどう見ているのか?以前は全然関心のなかった方が脱原発になり、現総統が脱原発になり、日本が脱原発すべきか?原子炉の数は違うが、日本への陳さんの意見は、台湾は政府が無くす→民間が協力「日本は政府が無くすと言わないから進まないのでは」ということで、今西さんの取材時に、世界のメディアが来て、陳さんは国会議員と言うより、生活者、おばちゃんの声として届けられて、台湾ではおばちゃんの声が政治を動かすと言われました。



 LIGHT-UPジャーナル、核廃物の処分場が香川県直島町に来るのか?日本タイムス(http://nippon-times.net/ )発行人の川上道大(みちお)さんのお話がありました。川上さんは2004年から瀬戸内海、香川県と岡山県の間に核の処分場を作られることへの反対、追及をされています。

 川上さん、瀬戸内海で取材、報道されて、川上さんのみに情報が来ることもあり、直島町の寺島に核廃物の処分場が出来ると、直島町の網元が命がけで伝えて、これを遺言として2004年に伝えられて、ここは手島の産廃事件、大量の産廃が捨てられたところに近く、手島の産廃も、直島町で処分されて、直島町には銅の精錬所があり、そこと核廃物の処分場の関係、手島への不法投棄、中坊氏が仲介して、住民と処分は手島でする→香川知事が、ゴミを直島に移す→真鍋知事が最終処分場を作るために知事になったものであり、核廃物の最終処分場を瀬戸内に作って大丈夫かとの今西さんの問いに、川上さん、国はここに処分場と、指定するもので、そのための法整備をして、活断層なし、港に近く大きな船がつけられるなどのこと、日本タイムスが報じて、それで現地にできず、さらに原子力マフィアには様々な利権があり、利権はモロ、行政区域は香川県だが、地域的には岡山県、電気も岡山に行くもので、これは江戸時代からの線引きで、直島は香川県になり、それで揉めず、岡山と香川の政治家が談合したら、地元の反対は無意味になり、辺野古と同じで、国民がわからない状態で行くのはおかしく、日本国民に情報公開して、国民の判断を仰ぐべきで、日本タイムス、前身の四国タイムスから自由なラジオと同じく、大きなスポンサーはなく、それで25年続けて、今西さん、自由なラジオも続くと今西さん言われました。このために、皆様、自由なラジオに寄付をよろしくお願いいたします。

 ここで音楽、子供たちの笑顔を願い、ディアマンテスの、アスタマーニャ、明日への子守歌です。これはyoutubeにありました。




 再び、台湾からの今西さんの報告、台北付近の金山、地元の原発反対グループの郭さんのお話で、水温は38度の海域、貝類が白くなる、死ぬなどあるものであり、93年に問題になり、原発の近くでは、日本人が来たらみんな同じ反応、事故になったら全滅、しかし台湾の原発は全てこれであり、原発ゼロに、2025年に使うのをやめるだけでなく、その後の処理も問題と言われるのです。

 時代力量(日本の政党に当たる)の黃さん、2014年に国会議事堂を若者が占拠されて、黃さんは時代力量のリーダー、主義主張は異なるものの、日本の橋下氏に似た地位にあり、黃さんは73年生まれの43歳の立法委員、原発に20年以上反対されて、若者の反原発の声を国会に届けたいとして、黃さんは福島事故を見られて、台湾の反原発運動は90年代から始まり、黃さんは大学生の頃から関係して、反原発を支持する声は段々と大きくなり、福島事故があり、反原発支持はさらに大きくなり、核は、実験室の中なら安全かもしれないが、原発プラントは事故を起こす危険性もあり、台湾の人たちは日本の原発の技術を一般論として信じて、しかし日本の手におえないものを台湾で出来ず、今西さん、福島事故まで若者は反原発に関心がなく、反原発デモは年配の人が多かったと指摘されて、台湾の現状は、黃さん、全てにおいて、原発に関心を持つ人が増えて、若者もそうであり、今西さん、金山でも、原発ゼロは歓迎しても、その後の核廃物のことはどうするのかと問われて、黃さん、金山は選挙区で、使用済み核燃料は台湾全体で向き合うべき、立法委員になり、3つの方針を示されて、(1)1つの原則、独立して公正な組織を作る、(2)開かれて公平な手続き、情報公開、(3)客観的な基準を作る、から最終的に使用済み核燃料をどうするか、であり、今西さん、これから台湾は暑くなり、電気の使用量は足りると国民は考えているのかと問われて、黃さん、電力を心配する人がいるが、社会全体で頑張るべきで、今西さん、一市民として反対から、立法委員になり、今の所感は、黃さん、市民だった時も、今も理念は変わらず、役割が変わっただけ、黃さんの理念は、多くの国民が立法院(国会)で実現してほしいと思っていると、締めくくられました。



 今回の特集、今西さん、福島事故後、台湾でも大きな反原発運動になり、それまで小規模なデモが、万単位のデモになり、台湾で事故なら大変であり、また原発のそばで、郭さんの、魚や自然への影響も、告発しても闇に葬られてきた、日本でも、台湾でも核に関すると隠されて、しかし台湾と日本の違い、郭さん、日本の原子力マフィアは強大な力を持ち、しかし台湾だと原発関係の仕事が少なく、それで原発ゼロを台湾で実現できて、今西さん、日本も台湾を見習うべき、事故は日本で起こったから、なのです。以上、今週の自由なラジオでした。
最終更新:2017年04月29日 18:48
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