みなさま(重複失礼・転送歓迎)
FoE Japanの満田です。
高江がいま大変なことになっているのはご存知の通りです。
みなさん、可能ならば、ぜひ高江に足をお運びください。
いま、この瞬間にも、どんどん、工事が進んでいます。
壊されているのは、東洋のガラパゴスといわれているやんばるの森、住民たちのくらし、沖縄の誇り、そして私たちの民主主義です。
琉球新報の調査では、高江の住民の8割が反対、賛成は一人もいないという状況です。それもそのはず、ひどいオスプレイの騒音で、家族を疎開させざるをえなかった住民もいるほどです。
生活を守りたい、ふるさとの自然を守りたい、その当たり前の権利を踏みにじって、何が「負担軽減」なのでしょうか?
そもそもここは住民の森、住民の土地です。北部訓練場の北半分の返還が、なぜ住民の犠牲とバーターなのでしょうか?
いま、毎日のように何十台もの砂利を積んだダンプカーが、N1表の県道沿いのゲートに入っていきます。
これを阻止すべく、毎日のように非暴力の座り込みが行われています。
いままで、水曜日と土曜日だった「大行動」が毎日呼びかけられていますが、平日は数十人の参加にとどまっています。
土曜日は、ダンプカーの侵入を阻止することに成功しています。
建設側は、防衛局側は土曜日は土砂の搬入をあきらめ、その前日に大量の土砂を運び込んで、ゲートの中にデポして、土曜日はそれをさらに奥に運び込んで作業をしているようです。
もし、2日間連続でダンプカーの侵入を阻止できれば、阻止行動の効果はぐんと高まります。
もちろん、座り込みにもケガなどのリスクはあります。
公権力による違法行為が跋扈しています。住民らの強制的排除、救急搬送された人が何人もでているような暴力、警察車両による道路のブロック、記者の拘束、無許可伐採、過積載、違法ダンプ・・・。
これらを、なかなか本土のマスコミが報じない状況です。
向こう側は不当逮捕によって、反対派に圧力をかけ、反対派に「過激派」みたいなレッテル貼りをしようとしています。
座り込みに参加するのが無理でも、たとえば写真やビデオをとったりするだけで力になります。いままで、市民を弾圧するために、不当逮捕が何度も行われていますが、市民側のビデオの存在で助かったこともあります。
何かわからないことがあったら、私にご連絡ください。(って私自身もわからないことだらけですが)
みんなで力を出し合って、なんとか高江を守りましょう!
満田夏花(みつた・かんな)/携帯:090-6142-1807
国際環境NGO FoE Japan(認定NPO法人)
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最終更新:2016年10月25日 10:08