第15回市民のための自由なラジオ LIGHT UP! 今週は詩人のアーサー・ビナードさんの司会で放送されました

第15回市民のための自由なラジオ LIGHT UP! 今週は詩人のアーサー・ビナードさんの司会で放送されました。アーサーの分かるラジオであり、アーサーさんの司会は2回目で、誰をゲストに呼ぶか、今週のゲストは絵本、紙芝居作家の長野ヒデ子さん、アーサーさん、長野さんと絵本をゼロから作ったことはないものの、長野さんが25年に作られた絵本があり、これの英訳の相談をアーサーさん喜んでうけられて、お母さんがお母さんになった日には、アーサーさんの体験できないこともあるが、自分の母や妹の出産の経験もあり、それで訳して、次の英訳の前に、長野さんのお話を聞くものです(長野さんはスタジオでのお話ではなく、アーサーさんのインタビューに答えられたものです)。

 前半のお話、長野さんの絵本、アーサーさんの英訳本、紙芝居ホールで会われたものであり、長野さんは1941年愛媛生まれ、鯛や魚が主人公の絵本、その他あり、お父さんがお父さんになった日も英訳にしたく、長野さん、25年前、何か作りたく、農業小学校、日曜に子供たちと農業をするもので、これの本を長野さん出すことになったのが30年前、本は頭で考えて作るものではなく、体から湧き出すものから作るものと言われて、創作の種は、お日様の力などを得て作らないと作品にならず、創作も同じ、カルチャー、農業はアグリカルチャーであり、子供たちも1年経つと変わり、山には弁当が必要で、土を触り、そして何ができるか、自分はお母さんだから、それで何が出来るか、赤ちゃんを産む本はあっても、お母さんが生まれる本はなく、それを作られたものであり、英語版でアーサーさんが不満なのは、原書のオギャーがすごいのにそれを英語で表現できなかったことであり、赤ちゃんが出てくる場面、見たら赤ちゃんの産声と分かるものであり、日本語のオギャーに特化した英語がなく、これが大事であり、これは日本の神話から来て、オギャーは神話から来て、黒田征太郎さんたちと日本の神話を絵本にされて、神話を勉強したら、様々な言葉が新鮮で、天岩戸でも、火をつかさどる神が隠れるところなどあり、それを踊って出すものの、今は悪い原発の火を使ったら事故であり、人間が奢って、核のエネルギーが火と言うのは詐欺、ペテンの火であり、しかし万博でも原子の火と言ったのは詐欺であり、原発を暴走させて、二度と岩戸から神は出て来ず、太陽は核融合であり、生物と相いれない核分裂、核融合であり、長野さん助産師さんにたくさん会われて、命の生まれる鼓動があり、今は病院で人は亡くなり、人の生まれる、死ぬが家庭からなくなり、家庭で生まれて祈りがあり、隣にも聞こえて、助産師さんが来たら生まれると近所も分かり、亡くなる時も、地域で見守っていたのがなくなり、助産師さんを取材し、自宅出産を書きたいと長野さん言われるのです。

 アーサーさん、英和辞典でオギャーに生まれると、cry(泣く)であり、大人でも泣くのに、これを英訳するのに造語も出来ず、ワーと表現しても、オギャーのオがなく、オは最初の息を吸う瞬間であり、赤ちゃんはそれまで肺で呼吸せず、しかし生まれたら呼吸が必要で、オギャーの表現は難しく、それでも何年かかっても英語にしたい、産声は日本語が語彙が多く、しかし作物では英語の方が語彙が多く、英語ではメイクと言わずグローライス、作ることはできない、種は人間には作れず、埋めて育てるものであり、助産師の手伝いと同じであり、人間も植物が生まれるのを付き添い、ケアしてもゼロから作れず、それでグローになり、長野さんの絵本の表紙も、作というより、助産師のようなものとアーサーさん言われました。



 LIGHT UPジャーナル、今週は大阪のスタジオから、元京都大学原子炉実験所の今中先生に、ジャーナリストの西谷さんが高レベル放射性廃棄物について聞かれたものでした。

 西谷さん、今中さんとお電話でのお話、核廃物を佐賀・玄海町が受け入れることについて、細かい話は今中先生調べていないが、海の底だから核を捨てるにはまずい、日本で何百年何万年安定して持つ地質はなく(地震国である)、その上隣の熊本で大地震であり、日本だと、核の高レベル廃棄物は、原子炉の中でウランの核分裂で出来た核分裂生成物は、死の灰と言われて放射能が高く、それが原子炉の燃料棒にたまり、使用前の核燃料の放射能は今中さんも近づいて測定したが、それでも数マイクロシーベルト/時間、今の福島の高いところ並みが、核分裂したら放射能は1億倍!以上になり今中先生の計算では1億を越えて、一番放射能の多いものをガラス固化体にして、これも高レベル廃棄物、日本は全部再処理して死の灰をガラス固化体にするものの、人が近づいたら10数秒で即死すると計算されるもので、そんな超危険なものを300m~1000mの地下に埋めるのは問題で、仕方ないでは済まされず、原子力規制委が決めたが、埋めたら10~20万年の安全が保障されないとならず、しかし10~20万年後の未来の保障など出来るわけはなく、ともかく一番最初に確認しないといけないのはこれ以上核のごみを作らない=再稼働させない、であり、しかし今まで作ってしまった核廃物は、膨大な量があり何とかしなければならず、みんなで議論して考えるべきで、核変換などの話も容易ではなく、これを聞いて西谷さん暗い気持ちになられて、核廃物の放射能は容易に消せず、核を始めた人はいずれ何とかなると思って、出来ず、それで核のゴミを過疎の村に押し付けるものであり、格差、差別の問題もあり、こんな愚かなことを許してはならないのです、以上、今中先生のお話でした。



 ここで音楽、長野さんの童話の世界を旅する時に、印象的な曲、巨勢(こせ)典子さんのピアノで、あのころ、僕らは、です(これはyou tubeにはありませんでした)。



 後半のお話、国策紙芝居のことです。戦時中にたくさん作られたものであり、長野さんは絵本と紙芝居を作られて、子供たちが輝く紙芝居、しかし過去には政府の宣伝にも使われて、暗い歴史、詐欺の歴史もあり、その国策紙芝居、子供の時に街頭紙芝居を見られて、紙芝居は立ち絵、引っ張り絵からなものの、もともとは失業した人たちが食うために紙芝居、そして国策紙芝居、当初は黄金バットなどで、みんなが面白がると飴を売ったものの、電動紙芝居とかあり、紙芝居が分かりやすく伝えるには有力だと分かり、戦争を煽る国策紙芝居が作られて、上代次郎さんがコレクションされて、箕面の図書館にあり、大阪中央図書館にもたくさんあり、今、タレントに戻った橋下氏が選挙に勝ち、国策ならぬ知事策で国際子供図書館を閉鎖、見せたくないものがあるためであり、今は閲覧できず、しかしこれを見たら、いかに国家が詐欺集団として、紙芝居をメディアとして使い、軍神の母と言う、お国のために子供を戦争に差し出すのがいい母親だというものであり、絵も脚本も戦意高揚に役立ち、それが浸透するので、国策紙芝居が作られて、しかし一億総活躍社会だと、国民はみんな軍のPRにさせられて、誰も戦争リクルートの一員になり、一億総玉砕の道具に、国策紙芝居が使われて、1941年の真珠湾攻撃での戦果を煽る、特攻隊を煽る、9人の勇士が真珠湾攻撃に突進、神に誓う崇高なものであったとするもので、これは戦意高揚、海ゆかば、その他軍国主義賛美の世界のラッシュであり、演出も巧みであり、アーサーさん、今は真珠湾攻撃から70数年たち、現実からずれていると感じるものの、言葉の専門家として、海ゆかばの節、万葉集のものを軍歌に無理やり仕立てて、大君のすぐそばで亡くなるべきというものを、大事な人のすぐそばで、近く、空間的な、具体的な意味であり、こんなものに使うのは日本語への冒涜であり、遠い外国で、大君の行かないところで殺されて、合わないのに、ほとんどの日本人がこれに乗せられて、文法も、日本語の基礎的な理解もなく騙されて、そして今、安倍政権がやっているのは電気紙芝居、菅干渉長官は紙芝居の役、今のテレビは第2の国策紙芝居、一億総活躍で、新たな国策紙芝居が必要になり、自衛隊の中東への派兵、原発再稼働、そして核武装について、長野さん、みれに反抗する紙芝居を作って、立ち向かいたいと言われて、アーサーさん、長野さんに2時間以上インタビューされて、時間も忘れて、長野さんがなぜ、命をテーマにした作品を作るのかということも話されて、父は敗戦の年の5月に赤紙が来て召集されて、敗戦後帰還しても精神を病んで毎日ぼーとして暮らし、翌年自殺されて、母があられを煎り、父は遊んでくれたのに、これは父のあられなどやっていて、長野さん、ままごとのために庭に出られて、井戸の蓋が開いており、そこに何があるか、父は宝物があるが、取れない、宝物はお前だと言うものであり、父が自殺して、母がビックリして、どうやって引き上げたらいいか、長野さんが帰ったときにはもう父は亡くなり、村に一軒の医師に検死してもらい、しかし父が不憫であり、父を自分が守ってやらないといけないと、涙も出ず、長野さんが生まれた時に、父はキューピーを買い、1941年、しかしその人形は蔵にしまわれて、変な人形だと祖父に叱られて、そして父の死後、家は人手に渡り、買った人が、そのキューピーを抱っこして出て来て、母は涙を流し、その時にキューピーの意味を知り、家は売られてしまい、それなので、セルロイドのキューピーには複雑な思いが長野さん、今もあるのです。

 父のことはち、直接今は作品には反映していないものの、引きずっており、その時から託されて、大事な先人たちに託されたものが、大手のマスコミ、国策紙芝居を作った勢力、今のメディアを操る勢力に出来ないことであり、長野さんの父、母の本当の思いがあり、アーサーさん、経済力も技術もないが、物語を絵で表現して、同じもので対抗するには、こういう体験が必要で、紙芝居のメディアとしての使われ方を、今の一億総活躍時代に見るべきで、これは一億総玉砕と同じになるからです。

 アーサーさん、長野さんの生み出した紙芝居のこと、暖かく、長野さんからたくさん学び、自分もいい紙芝居の作り手になりたく、それは世界初の試み、今まで作られた紙芝居は脚本、ストーリーの元にあったが、アーサーさんは原爆の図から、すでにある絵を紙芝居にするもので、これは世界初の試みと知らずやったが、しかしハードルも高くなり、プレッシャーもあったが、絵本と紙芝居に効果があると、アーサーさん長野さんから学ばれて、軍神の母の紙芝居、効果は評論家、文学者としては高く評価できるものの、長野さんのような深い思い、愛情、実感はなく、本物と演出だけの宣伝をかぎ分ける嗅覚を、我々が持てば、本当のメディアリテラシーが深まると、アーサーさん締めくくられました、以上、今週の自由なラジオでした。



 なお、今発売中メディア批評誌「創」の8月号に、今西憲之さんが自由なラジオのことについて書いておられて、財政状況は非常に厳しく(予算の関係で電波料が出せず、AM局での放送はできない)、スタジオ兼事務所の維持とスタッフへの支払いでギリギリであり、それでも続けられるのは、何とか声を届けたいという司会者とスタッフの熱意であると言われます、自由なラジオは、ラジオフォーラムの後継と言うことで、放送前から寄付もありましたが、スタッフは大変で、皆様、支援・寄付をよろしくお願いします。郵便振替(00920-0-309110、送料80円で送れます)の他に、城南信金にも口座があります。
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