転載 【告訴団より:2015年告訴に関するお詫びと 本日の検察審査会激励行動のご報告】

【告訴団より:2015年告訴に関するお詫びと
             本日の検察審査会激励行動のご報告】

 今年2月中旬より全国からの告訴・告発人を募集しておりました
福島原発事故の国側の責任者と東電、電事連担当者に対する告訴は、
報道されました通り4月3日、本格的な捜査もないままに東京地検
から不起訴の決定がなされました。

 そのため、せっかく告訴・告発人として委任状と参加費をお送り
いただいた方の第二次告訴は不可能となりました。
 大変残念であり、皆さまのご期待にも答えられず申し訳ありません。

 既に、告訴団の福島本部からは、委任状と参加費の取扱いについて
のご案内が返信用封筒とともに封書で届いているかと思いますが、
もし万が一、申込みをしたはずなのに何も届いていないという方がみえ
ましたら、福島本部でも私、安楽の方でも構いませんのでご連絡ください。


 先行して1月に告訴をした福島県民14名については、今回の不起訴
処分を不服として、本日、東京検察審査会に申立てを行いました。

現在、東電の勝俣元会長、武藤、武黒元副社長に対する告訴(2012年告訴)
の2回目の検審も行われています。そのため今日は、これに合わせて、2012
年告訴や汚染水漏出問題の告発に加わって下さった多くの告訴・告発人、支
援者とともに、検察審査会の入る東京地裁のビルに向かって大きな声で激励
のアピールを行いました。

 連休の谷間の平日ではありましたが、びっくりする程大勢の方が駆けつけ
てくれ、歩道は思い思いのプラカードやチラシをもった人で何10メートル
も埋め尽くされました。
 参加者の発言は、未だこの地域で被害が進行中であることを思い出させ、
名古屋に居て鈍感になっている私に喝を入れてくれます。

 今日の様子は、いつものようにUPLANの三輪さんが配信してくだっています
ので、ご興味のある方はご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=KtqRiskCt1w

 午前中は、東京地裁で同じく東京電力の元幹部の責任を問う株主代表
訴訟の第17回口頭弁論が開かれ、告訴団の代理人でもある海渡雄一弁
護士が、新たに情報公開で判明した国土庁の資料を元にプレゼンを行い
ました。

 新たな資料というのは、国土庁と日本気象協会が作成した津波の浸水予
想図です。既に1999年3月の段階で福島原発1から4号機は、波高8メート
ルの津波の到来でほぼ完全に水没するというシミュレーション結果を得てい
たことが分かりました。

 東電の元幹部や不起訴決定をした東京地検側は、事故を未然に防止す
るために必要な津波の波高は10メートルであると言い、そのような
想定は当時は無理であったので責任はないという主張をしています。
 ところが、今回の津波浸水予想図は、それを完全に否定しました。

 この資料は、「津波災害予防マニュアル」として公にとりまとめられ、
きめ細かな津波防災対策に資することを目的として、自治体や防災機関等
に提供されることになっていました。東電の幹部は、これを知っていた
可能性があり、もし知らなかったとすれば、それだけで善管注意義務違反
に当るはずです。

 福島原発告訴団が21日に検察審査会へ提出した上申書でも、同様の資料を
使って東電幹部の責任を追及しています。

 上申書ダウンロード→http://goo.gl/rAvUpF


 このように、東京電力元取締役たちのこれまでの主張が、言い逃れに
すぎいことを示す資料が次々と明らかになってきています。

 検察審査会の委員の方々には、ぜひ真剣にこれまでの上申書と証拠を見て
いただき、起訴相当の議決を出していただきたいと願うとともに、告訴人に
参加された方々には、権力によって事故の真相が葬り去られることを防ぐた
めにも、今後も関心を持ち続けていただきたいのと、こうしたマスコミに
載りにくい事実や証拠について、口コミでもいいので、まわりに語り継いで
広めて下さるようお願いいたします。


【福島原発告訴団ブログより】---------------------------------
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp

<上申書を提出! 国土庁発行「津波浸水予測図」>

4月21日、福島原発告訴団は、「東京電力役員の強制起訴を求め
る上申書(4)」を東京第五検察審査会に提出しました。
2014年7月に検察審査会が、勝俣元会長らに「起訴すべき」という
議決を出しましたが、東京地検は再捜査の後、2015年1月に再び不起訴としました。
東京第五検察審査会は、現在、再度の審査を行っています。

上申書では、1999年に国土庁、日本気象協会が作成した「津波浸水予
測図」で、高さ8メートルの津波が福島第一原発に来襲すると、
10メートルを大きく超えて遡上し、1~4号機が浸水するというシ
ミュレーションについてなど指摘しています。
東京地検が不起訴とした理由の一つが、原発建屋のある10メートル
ラインを超える津波を予見できなかったというものですが、少なくとも
2000年にはそれを覆す想定を国土庁が発行しており、東京地検は知って
か知らずか不当な決定を下したことが明らかになりました。

今月末には検察審査会の審査員の半数が交代します。もしかするとその
タイミングで議決が発表されるかもしれません。
検察審査会が、東京地検の不当な不起訴処分を覆し、強制起訴によって
刑事裁判への道を開いてくださるよう期待します。


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福島原発告訴団・中部
事務局:安楽知子
http://kokusochubu.wordpress.com/
e-mail:k.chubu@gmail.com
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