在沖海兵隊、比にも5000人

みなさまへ
在沖米海兵隊の移転に関する今日の海外情報(以下の3)を見ましたので、おしらせします。
(おしらせ)
1)2013 年の国際情勢と我が国の外交防衛課題
2)海兵隊が沖縄からいなくなる可能性が高い、それが米国の戦略〜柳沢協二氏、日出生台で発言(朝日新聞大分版1月21日)
3)5000人の海兵隊がフィリッピンへ、4隻の戦艦がシンガポールへ〜マリアナ統合地域司令官
4)米国海軍艦船、警告を無視し、世界自然遺産リストのフィリッピン珊瑚礁に衝突
 
本日2013年1月25日のマリアナのローカルウェブニュース(下の(3))には、沖縄海兵隊が(グアム、豪に加えて)「フィリッピンへ5000人行く」とあります。グアムへ5000人、オーストラリアへ2500,フィリッピンへ5000人となるそうです。また、シンガポールへ米国戦艦4隻も配備されるそうです。これについていはどこから配置されるかは記事では不明ですが、前後の流れから、日本からであるかもしれません。

(1)の資料では在沖海兵隊はこの数年間で18000人から16000人に減ったとありますが、伊波元宜野湾市長は市長時代に13000人くらいとしていました。 ということは、沖縄に残るのは500〜3500人ということになります。

 これに先立つ1月20日、大分日出生台の連合のシンポジウムで、柳沢協二氏(元内閣官房副長官補-安全保障・危機管理担当)が「沖縄から海兵隊がいなくなる可能性が高い」と発言したと、翌日朝日の大分版で掲載されました。 私はこれに驚いて、何か続報がないか待っていましたが、自治労HPや出席していたジャーナリストのHP,地元新聞のウェブ情報では、上記柳沢氏の発言はまったく書かれていなかったため
朝日新聞大分版の記事に対して半信半疑だったのですが、今日の(3)のニュースで、その発言があったのはやはり事実ではないかと思われます。
 
(2)にあるアセスが2015年以降になりそうだ、ということも、海外の他のソースで見ました。 グアムにおいても、アセスのやり直しのようです。
そもそも、まだグアム軍事増強のマスタープラン(何をどこに建設するのか)すらできていません(現在、マイケルグリーンが作成中)。

(4)については、フィリッピンの珊瑚礁の一部に米国海軍掃海艇はわざと衝突して破壊したようにも思えます。

これらすべてから、、米国は南沙諸島領有権問題のある、インドネシアとフィリッピンの近海へと軸足を移しつつあるのではないか、沖縄やグアムより、フィリッピンが米国の軍事増強の焦点となってきそうだ、と思えないでしょうか。

*参考:  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/558251/
2012/4/24   自衛隊・海兵隊、フィリピン基地使用を検討 中国牽制

anatakara 
 
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(ここよりお知らせ)
 
(1) http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2013pdf/20130115041.pdf
2013 年の国際情勢と我が国の外交防衛課題
― 当面する外交防衛の主要課題―
外交防衛委員会調査室岡留康文・神田茂
p42).....
防衛省は、同最終報告を踏まえ評価書を補正したものを12 月18 日に沖縄県知事に送付した。その後同評価書を公告・縦覧(1か月間)し、アセスの手続を完了させ、沖縄県知事に対し埋立申請を行うこととなると考えられる。
 
.....2009 年度より米側に拠出している。しかし、グアム島での基地建設に伴うインフラ整備の遅れなどもあり、2009 年度及び2010 年度に米側に拠出した約814 億円の多くが未執行のままとなり、2011 年度の約149 億円については米側に拠出しなかった。このような事情から2012 年度については隊舎の設計費約7億円を計上したのみであった。
他方、米国議会は、2012 会計年度(2011 年10 月〜 2012 年9月)の国防予算を定めた国防権限法について、在沖縄海兵隊のグアム移転関連予算の全額凍結を決めた。2013 会計年度の国防権限法については、米政府が同年度に要求していたグアム移転関連予算2,600 万ドル(約22 億円)の計上を認めた5。
2012 年4月27 日の2+2の共同発表では、①グアム移転及び嘉手納以南の土地返還の双方と普天間移設を切り離すこと、②沖縄からの国外転出は約9,000 人(うちグアムへは約4,000 人が移転)、③沖縄に残留するのはロードマップに示された水準(約1万人)であり、残留する部隊は第3海兵機動展開部隊司令部、第1海兵航空団司令部、第3海兵後方支援群司令部、第31 海兵機動展開部隊及び海兵隊太平洋基地の基地維持要員のほか、必要な航空、陸上及び支援部隊から構成されること、④グアム移転費用は総額86 億米ドル(2012 年米会計年度)、うち日本側はグアム協定の28 億ドル(2008 年米会計年度)を限度とすること(真水のみで出融資負担なし)、などに合意した。
この合意後、グアムでのアセスやり直しが生じたため、アセスの完成が2015 年頃になったとの報道もある。
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2) 朝日新聞 2013/1/21 35面大分版 「日米地位協定 見直し不可欠―玖珠で日出生台シンポ」
。。。。
小泉政権などで内閣官房副長官補を努めた柳沢協二氏は、
「沖縄は中国のミサイルから脆弱な位置にあり、米海兵隊が沖縄にいなければいけない合理性はない」と指摘した上で、「地位協定の改定は難しいが、海兵隊が沖縄からいなくなる可能性が高い。それが米国の戦略で、欠けているのは日本政府の意思だ」と述べた。
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 3)
http://www.mvguam.com/local/news/27865-admiral-gives-assurance-on-guam-buildup.html
Admiral gives assurance on Guam buildup Friday, 25 Jan 2013 03:00am
THE military buildup may be delayed, but it will surely happen, Rear Adm. Tilghman Payne, commander of Joint Region Marianas, said yesterday.
軍事増強は遅れるかもしれないが、あるのは確実だ マリアナ統合地域司令官ティルマン・ペイン海軍少将、昨日語る
 
グアム軍事増強が以前の計画より小規模―8600から5000人―となるので、他の場所(複数形)が太平洋にいる米軍のため考慮されねばならなかった。「我々はどこにその数の海兵隊を置くか再考しなければならなかった。,,,オーストラリアの北部に2500人の海兵隊がこの春移転し、さらに5000人の海兵隊がフィリッピンに配置転換となる、一方で4隻の戦艦がシンガポールへ行くことになると延べた。

Because the buildup on Guam will be smaller – 5,000 instead 8,600 Marines – other locations had to be considered for U.S. forces in the Pacific, Payne said. ....He said 2,500 Marines going to the northern tip of Australia will be deployed this spring, and 5,000 Marines will relocate to the Philippines, while four combat ships are going to Singapore.
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4)
http://www.commondreams.org/headline/2013/01/21-1
2013/1/21/ (抜粋訳)
 米国海軍艦船、警告を無視し、手つかずの珊瑚礁に衝突
 
先週フィリッピン沖で世界自然遺産リストにある珊瑚礁に衝突した米海軍の掃海艇は、フィリッピンの当局筋によれば、同エリアを回避するようにとの警告を無視していた。 Tubbataha海洋公園のSongco管理官のその言葉は、この事故をめぐるフィリッピン国内での怒りを増幅させており、米海軍は罰金に直面するかもしれない。....
 
公園のレンジャーたちは米艦船ガーディアンに、同艦が珊瑚礁に接近しつつあるとの勧告を無線で伝えたが、同船の船長は、そういう不平は米国大使館に言うようにとレンジャーたちに無線で応答したと、Songco管理官が記者たちに語った。 Songco管理官は、米国艦船ガーディアンが適切な航行許可書をもっているかどうかを調べるため手続きに従いレンジャーたちが米艦船ガーディアンに乗船しかかったところ、同米国艦船の乗組員たちが「戦闘態勢」についており、レンジャーたちを追い返したとして、ガーディアン号を非難した。........
 
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