韓国水曜デモ1000回に連帯行動に参加・「慰安婦」問題解決を!!

韓国のハルモニや人々の心に届けたい
 
12月14日、ソウル日本大使館前での1000回目の集会デモに合わせ、日本各地と世界各地で連帯行動が行われた。北九州でも小倉駅南口であり、初めて参加した。(写真)

行動を終えて・小倉駅南出口
 

音楽が流れ、訴えが拡がる
 
 
この行動には全国の様々な人権団体が賛同していることが分かる。
http://restoringhonor1000.info/contents02.html

北九州では行動する会の代表の挨拶に続き、被害を受け犠牲となった韓国のハルモニたちを思い笛が演奏され、そしてフォークソングが流れ、フリーの意見発表等が行われる一方、ハルモニの写真、絵等が通行する人々の耳目を引いた。チラシ配布も行ったが、まあまあの手ごたえだった。天気は青空で行動参加者たちはこの問題の解決を求める行動の意義を実感した。

この問題についてはよく言われるのは「日韓条約で解決済み」というものだ。しかしその条約、「日韓請求権並びに経済協力協定」http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPKR
には条約の解釈及び実施に関する両締約国の紛争が起きれば外交の経路でそれで解決をみなければ仲裁によって解決する、という規定があることはほとんど知らされていない。これはネットのウィキペディアにも全く書かれていない。あるのは「完全かつ最終的に解決済みである」だけだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%93%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84

だから日本国民の多くは「すでに解決済」であると考える。
これはある意味で国民に真実を隠蔽していることになる。

あたかも原発の安全神話と同じだ。真実を伝えない。
日本がかつて朝鮮を侵略して植民地にしてどのようなことをして来たのかもまとも歴史教育では教えて来なかった。

むしろ遅れた朝鮮を近代化してやったとでもいうような歴史教育を国民に押し付けてきた。だからこの国のほとんどの国民は東学農民革命(1894年)が日清戦争のきっかけとなったことを知らない。http://homepage2.nifty.com/osakaaala/sab6worldby4asia3kankokokutabi.htm

日本軍が東学農民軍をどれだけ殺戮したのか。そして明成皇后暗殺事件(1895年)を引き起こし、大韓帝国の大臣を脅迫していわゆる“保護条約(1905年)”を締結し、統監府を置き外交権を奪い内政までも干渉し、初代統監に伊藤博文が就任し、日本人を大韓帝国の要職につけて実権を握った。この結果大韓帝国が推進していた改革政策は水泡に帰し、国の主権を傷つけた。
その後1907年以後、大韓帝国の軍隊を解散させ、警察権、司法権を奪った。
このような状況で国権回復のための抗日闘争が火のように燃え上がった。
日本は、このような抗日闘争を武力で弾圧し、大韓帝国の大臣を懐柔、脅迫して1910年に“併合条約”を締結。日本は大韓帝国を占領後、その領域を朝鮮と呼び、漢陽を京城に改称した。また朝鮮総督府を設置して本格的な植民地支配に乗り出した。
(以上『若者に伝えたい韓国の歴史』明石書店p80~92抜粋〜この本は日韓のカトリック司教が共同して制作した本)http://www.akashi.co.jp/book/b64997.html

そのようにして侵略された朝鮮の人々は大日本帝国のためにどれほど苦しめられたのか、カイロ宣言にあるとおりである。http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/01/002_46/002_46tx.html

そのような侵略、支配を強いてきた韓国・朝鮮に対して戦後、日本はどれほどの反省があったろうか。今もまた日本軍「慰安婦」問題に対して、日本政府は韓国側にその問題は「日韓条約で完全かつ最終的に解決済み」と言うのだろうか。

しかし、国連の人権機関による日本への勧告はじめ、韓国、台湾、フィリピン、米国、EU、カナダ、オランダ等々の議会が日本政府に公式謝罪と賠償を求める議決を出している。

「慰安婦」にされたのは韓国・朝鮮人だけではない。中国人、フィリピン人、オランダ人等々、日本が戦闘を行った場所の女性たちが性奴隷とされたことが明らかにされている。

再び戦争があってはならない。戦争があれば、男たちは殺し合いの戦場へ引き立てられ、女たちは「慰安婦」という地獄の運命を強いられる。拒否すればおぞましい暴力が待っている。

そのような日本軍の戦争の犠牲とされた「慰安婦」の人々を、売春婦だといって、謝る必要などないという心ない人々がいる。

15歳位の少女がお金のために軍人に身を売る、というよりも1日に数十人を相手にしてレイプされる、そんな仕事に誰が就くというのか。

ほとんどの人々が良い仕事があると騙され、監禁、暴行されて行ったのだ。
逃げ出すことはリンチ、あるいは死を意味していたろう。

この問題は今、韓国の知識人はもとより広く韓国の人々の中で共有され、日本国と日本人に問いかけられている。また世界中が注目している。

日本国と日本人が真に韓国・朝鮮、アジア太平洋の国々の人々と信頼関係を結ぶためには、このような非人道的な問題を、「日韓条約で完全、かつ最終的に解決済み」として良いのだろうか。

日韓条約とはいったいいかなる会談の状況であったのか、慰安婦問題は論議されていたのか。その情報公開を巡っては韓国政府は全面公開したが、日本政府は文書非公開の姿勢である。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~nikkan/

このような日本軍の性奴隷制は当時のILO条約にも違反しているといわれている。
またドイツは戦争犯罪には時効を設けていない。そのようにしてドイツは自らの侵略戦争への反省を実行している。

「日韓条約ですべて完全かつ最終的に解決ずみ」なのか。
「日韓請求権並びに経済協力協定」第3条はどうなるのか。

明日、李明博大統領が来日するが、この問題が提起されるだろう。何しろ韓国憲法裁判所は韓国政府にこの問題の解決を迫っているのだ。

日本大使館前に「平和像」http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20111214-876557.html

なお日本軍「慰安婦」問題についてはここに詳しくまとめられている。
http://www.geocities.jp/ianfu99/index.html

2011.12.15 NO.61 鍬野保雄
 

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