福島から札幌に自主避難しているみなさんから泊3号を止めるよう要請する要望 書を発せられました。

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平成23年8月16日
北海道知事  高橋はるみ様 
北海道  各関係市町村長様             
北海道電力  佐藤 佳孝様

泊原発に関する要望書


3月12日以降、東京電力福島第一原発の事故により、福島および近県は放出され
た膨大な放射性物質により汚染されました。
5ヶ月を経過してなお、収束の見通しはたっておらず、今も危険な状態が続いて
います。
私たちは子どもたちの命を守りたい、ただその一心で、住み慣れた愛すべき故郷
を、たくさんの友人を、やさしかった親兄弟を、かけがえのないものたちを、か
の地に残して北海道に来ました。
今もあの場所に残っている大切な人たちのことを考えない日はありません。
故郷の青い山々も清らかな川の流れも決して忘れることはできません。
暫定基準値をクリアしているとはいえ、水も大地も食べ物も、当たり前のはずだ
った絶対的な安全は、もはや存在しなくなってしまいました。
避難指示は継続しています。たくさんの人が今なお自宅に自由に戻ることができ
ず、仮設住宅などでの避難生活を送っています。
避難指示がない場所でも、高放射線量のホットスポットがいたるところに点在し
ており、だれもが少なからずの不安を抱えながら生活しているのが現状です。
原発の事故が奪うものの大きさを私たちは身をもって体験しています。
ばら撒かれた放射性物質が奪うのは土地や水や食べ物だけではない。
そこにあった生活の営み、糧を得るための仕事、人と人とのつながり…。
そして、将来的に発現するかもしれない身体への異状。
その恐怖。
社会的な観点からも、世界に対する信用と経済的な損失は、東京電力という一会
社の責任にとどまらず、国家をすら傾かせかねない甚大なものです。

北海道の人たちは、私たち避難者を両手を広げて受け入れてくださいました。
雄大で清らかな自然は、これから未来永劫守り続けていかなければいけません。
ひとたび、原子力発電所が暴走すればどうなるのか、その答えは私たちにありま
す。
私たちのような思いを、もう誰にもしてほしくない。
優しい大地を皆さんと一緒に守って、ともに生きていきたいのです。
私たちはここに要望します。

1.泊原発の3号機の営業運転再開を容認しないこと。

2.現在稼動ている2号機、定期検査中の1号機も含め、泊原発全体の運転を停
止し、廃炉に向けての明確な道筋をつけるとともに、直ちに停止作業に入ること。

3.原発に頼らない、自然エネルギーの有効活用を推進すること

4.原発に多くを頼ってきた地元経済の建て直しを援助するとともに、積極的な
地域活性化策を推進すること。

北海道、および北海道電力のご英断を切に願います。
北海道から、日本を変えてください!


北海道厚別雇用促進住宅 避難者自治組織「桜会」

代 表 宍戸 隆子
自治会員一同
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