放射能の見えない雲が到達しているのかどうか判断するには各県にある放射
線測定器の値をチェツクすることが大切です。
この数値の見方ですが基準とする普通の大気中放射線の目安値として
◯降雨がない場合
50nGy/h(ナノグレイ/時)=50nSv/h(ナノシーベルト/時)
◯降雨がある場合
100nGy/h(ナノグレイ/時)=100nSv/h(ナノシーベルト/時)
1グレイ=1シーベルトとみなして下さい
上記数値の倍以上になると放射能の雲が到達しているとみなしていいのではないかと
思います。
補助単位に気をつけてください。福島原発周辺の数値はナノでは間に合わなくなり
マイクロやミリを使用しています。マイクロはナノの1000倍です。ミリはマイクロの
1000倍です。今福島第1の2号機周辺の数値として880マイクロシーベルト/時という
数値が報じられていましたが、これは880000ナノシーベルト/時になりますから通常
の17600倍という凄まじい値です。
私は通常の10倍までを注意、100倍以上は警戒・・・と考えていますが・・。
茨城県の人たちは外出を控え、窓を閉め汚染大気を取り込まないようにしたほうが
良いです。子どもたちへは専門家の指導のもとヨウ素剤を含ませましょう。
茨城県の数値は東海村で測定しているもののはずです。茨城県でも地域差があるはず
です。近くに気象台や県の分析センターがあれば問い合せてみてください。
簡易分析器R-ダンなどがあれば測定してみてください。
最終更新:2011年03月15日 13:17