逸失利益裁判―障害者の命の代償に平等と尊厳をもとめて―障害のある伊藤晃平君の施設内裁判を支援する会http://smile.sa-suke.com/ 世話人の一人の近藤ゆり子(@岐阜県大垣市)です。 「障害のない同世代なら6千万円程度が見込まれる賠償額を、損害保険会社は4分の1の約1500万円と算定。障害のため将来の収入を想定できず、逸失利益をゼロと見積もった。・・・ 納得できない(母)啓子さんらは昨年5月、施設側に逸失利益4千万円を含む約7千万円の損害賠償を求め提訴。」(2010年5月2日 中日新聞) 施設側を代理した損害保険会社の社員はこう言い放ちました。「障害者は生きていても社会に利益をもたらさないケースだ」 何ということでしょう!! 第1審は2月10日に結審し、3月30日(金)10時30分に名古屋地裁で判決が言いわたされます。原告である晃平君のお母さんの思いが、2月9日の中日新聞に大きく載りました。 <死亡障害児 将来収入ゼロに異議 命の価値 母「認めて」>(上記サイトに貼り付け) 原告側最終準備書面は、理論的な質も高く、同時に心に響くものです。是非ご一読下さい。 原告最終準備書面 http://smile.sa-suke.com/judg_g_last.html 裁判官に公正で勇気ある判決を求める要請ハガキを出して頂きたく、お願い申し上げます。(上記サイト参考ハガキのPDFファイル) 文例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・障害者の命の代償に平等と尊厳を!受理番号 平成21年(ワ)第2957号 私は、伊藤晃平君の命の価値を認めるよう求める裁判に注目しています。障害者に逸失利益はないとか、死亡事故に対する補償は健常者より少なくてよいとするのは、人の命を差別する論理です。「生きていても社会に対する利益がないケースだ」などという考え方は、もう日本の社会から払拭しなければなりません。 私は、障害者の誰もが働く仕組みの中にいて、社会の構成員として、ひとしく人権と尊厳が守られ、損害の賠償がなされる社会となっていくことを願っています。 貴裁判所が、憲法および「障害者の権利条約」の基本理念に則り、公正かつ勇気ある判決を下されますことを要請いたします。 年 月 日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宛先〒460―8504名古屋市中区三の丸1―4―1名古屋地方裁判所 民事第6部合議係 裁判長 倉田慎也 様裁判官 島崎邦彦 様裁判官 久保雅志 様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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