================================================== 「脱原発の日実行委員会」週報 11月19日号 長文につき2度に分けて掲載/2===========================================━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★浜岡原発関連サイト更新情報★○保安院見解「東海地震にも耐える」に異議あり! 東井怜地震が起きてはじめて地震波の異常増幅が判明した浜岡原発。その理由も未解明のまま「東海地震にも耐える」と16日、保安院が見解表明。そこには幾つもの無理が…原発の耐震設計審査指針が改訂されてから4年が過ぎた。営業運転中の原発に対しても耐震性の見直し(バックチェック)が指示され、それぞれ設計時より大幅に厳しくした地震動(揺れ)に耐えられることを示し、それを行政庁(原子力安全・保安院)が審議、確認作業を行っている。想定東海地震の震源直上に建ててしまった中部電力浜岡原発は、世界でもっとも危険な立地であり、地震が発生する前に運転停止するよう各方面から声が上がっている。これに自然からの後押しが加わり、浜岡原発の耐震見直し作業は次々と障害に見舞われ、未だに新しい地震動も決まらない。とりわけ昨年8月11日の駿河湾地震により最新の5号機では想定外の異常増幅が観測され、地震時に自動停止したままだ。地元静岡県は、東海地震に耐えられると国が保証することを運転再開の条件としている。保安院は昨日(11月16日)、この5号機の運転再開に関する保安院見解案をまとめ、バックチェックを審議する委員会(略称合同W)に提出、その場で概ね合意を得てしまった。多少の修正を事務局で行うことと、もうひとつの審議会(略称構造W)で構造強度の審議を受けることが次の課題とされた。しかし保安院の見解案は、それら構造強度上の結論をも先取りして「仮想的東海地震(後述)に対して増幅を考慮したとしても重要な施設の機能維持に支障がないものと考える」と結論付けるという非常な勇み足だ。ともかく結論ありきで、静岡県の条件に応えるためという意図が見え見えだ。保安院はすこぶる協力的で、中電がよほど泣きついたのかと思わせるほど。そもそも保安院は駿河湾地震において観測された5号機の増幅要因を分析し報告するよう自ら課しており、それはまだ緒についたばかりだ。なにしろわずか400mしか離れていない4号機の2倍半を越える揺れを観測した。中部電力は地下300m前後に埋め込まれた「低速度帯」の存在が、凸レンズのように地震波を収束させたものと推定しているが、検証が足りないことを委員から多々指摘されている。そこで敷地内を中心に年度末までの予定でさらなる地下特性調査を実施中、保安院はその結果を待たなければ信頼性ある解析はできないとしていた。5号機についての保安院見解はいわば付録であって、この日まとめたのはじつはバックチェックに対する保安院評価の中間報告である。そこには今後の課題が満載されている。これまでの審議の中で累積したものだ。そのメインは、増幅要因の分析とそれを反映した新たな基準たるべき地震波(地震動)の作成である。その基準地震動が妥当と認められて初めて、構造強度を判断するための振動解析を行うことができるのである。ではどうして基準が定まらないのにその揺れに耐え得ると判断できたのか。そのからくりが仮想的東海地震である。「仮想的」とは、浜岡原発の直下に強い地震波を放出する「アスペリティー」を置いたケースで中部電力の造語である。仮想だという証拠はないのであるが、中央防災会議の想定東海地震では、原発直下は強い地震動を放出しないとして避けている。中部電力はこのモデルで、水平方向の地震波が2.3倍、鉛直方向が1.7倍になったと仮定して「影響確認用地震動」というものを作成した。これは耐震設計における手法とは異なる簡便法で、おそらく学術的な検証も経ていないだろう。中部電力が考案し、この保安院の審議会だけが妥当としたものかもしれない。ここは第三者機関によるクロスチェックが行われるべき部分だ。その先の構造強度に至っては、原子炉建屋へのこの地震動の応答スペクトルも示さず、解析結果のみパワーポイントで示した。すなわち重要設備機器8つについて得られた応答値は基準値内であったという。これが中電の昨日の新しい報告だ。これらは、少なくとも構造強度の審議会でとくと審議されなければ、妥当という結論など出せるものではない。だが誰も異議は唱えなかった。水平動は、2.3倍した結果、約1500ガルになったという。中部電力は過去に耐震補強を実施済みで、1000ガルを想定して行ったとしている。それでほんとうに1500ガルまで耐えられるのか??補強済みの配管も、また間に合わなくなるものがそうとう出てくることだろうに。一方上下動に関してはたったの186ガルで水平動に対して余りにも小さい。これこそ昨日の審議会の対象だ。だがここはフリーパス。ここも第三者機関によるクロスチェックが行われるべき部分だ。駿河湾地震後のこの1年、保安院事務局も審議会委員も、頼りない中部電力に対してなかなかしっかり苦言を呈し頼もしくもあった。中間報告に見る今後の課題整理はまず妥当なところといえる。にもかかわらずこのとつぜんの豹変振りはなぜ?!勇み足なのか焦りなのか、異常なことづくめである。中部電力の正式な報告書がないことも異常である。文書といえばパワーポイントの図ばかり。審議会で聞いたことを基に、中部電力の行った説明を保安院がまとめている。あたかも親が宿題をやっているようなものだ。駿河湾地震で判明した地下の増幅特性が再現できて、それを正しく反映した基準地震動が認められて初めて、来る東海地震に対する耐震性が検証できる。まるで順序が逆だ。また、クロスチェックも経て保安院の2つの審議会で妥当とされた後は、原子力安全委員会でダブルチェックを行うのが現行のバックチェックの鉄則だ。クロスもダブルもバックも抜きのチェックとはいったい何をチェックしたものなのか?!今から強く指摘しておく。昨日の続きは保安院の構造強度の審議を充分に経て、時には再度合同Wに差し戻す、さらにその先は必ず安全委員会での審議を求めることが必要と。◆駿河湾地震と浜岡5号機の異常な増幅については、下記の記事を参照ください。詳しく書きました。回避コスト創出でムダ撲滅以上の財源捻出を(東井怜)2009/10/16http://www.news.janjan.jp/living/0910/0910151678/1.php【参考記事】浜岡原発4号が定検入り、プルサーマル燃料装荷予定を公表http://www.janjanblog.com/archives/19317浜岡原発閉鎖への一歩 〜浜岡1・2号廃炉を歓迎する〜http://www.news.janjan.jp/living/0812/0812150511/1.php浜岡原発1・2号廃炉の真相 〜東海地震に耐えられない・免震化工事を検討?〜http://www.news.janjan.jp/living/0812/0812260233/1.php東井怜記者のプロフィールJANJAN市民記者として、主に原発関係について2004年から書いてきました。JanJanBlogスタートには出遅れましたが、またボチボチ書き続けていきます。 ─────────────────────○薔薇、または陽だまりの猫浜岡原発5号機運転再開強行の動きについて・阪上 武/NoNukeMLから2010-11-19 18:37:03 | 社会浜岡5号機の運転再開問題は、年内燃料装荷が狙われている4号機の浜岡プルサーマルにも大きく関わる件ですが、**さんから流れているように、保安院は非常に強引なやりかたで強行突破しようとしています。県・保安院との折衝、説明会開催の要求等について静岡のみなさんと相談しながら進めていきたいと思います。以下、この間の経緯と審議会での中電の報告及び保安院の評価書案を見てのメモです。阪上 武(浜岡原発運転差止訴訟原告/福島老朽原発を考える会)資料は以下(上が保安院・下が中電)http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/107/3/056/56-4.pdfhttp://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/107/3/056/56-3.pdf■経緯・浜岡5号機は、昨年8月の駿河湾地震以来止まったままです。問題になっているのは、5号機が数百メートルしか離れていない他号機の2倍以上揺れたことです。地震波が5号機の地下で特異に増幅したと考えられています。・中電と国は、5号機の設備健全性評価と増幅のおおよその要因を挙げることで運転を再開しようとしましたが、静岡県が待ったをかけ、想定東海地震について、増幅を考慮した耐震安全性の確認まで行うことになりました。・その暫定的な耐震安全性評価が11月16日の国の審議会で出てきました。これが後述するように問題だらけのものなのですが、その日の審議会に準備よろしく保安院が評価書案を出し、数十分の議論で承認され、地元では結果だけが報道されるという異常ぶりです。■増幅の要因・何が地震波を増幅させたかについて、中電の説明は何度か変化しました。最後に落ち着いたのが、5号機の地下300メートル付近にあるレンズ状の地盤の柔らかい層(低速度層)の影響でした。地下に掘ったボーリングの穴に入れた計測器で人工地震波を受けて行うオフセットVSPという調査で見つかり、簡単なモデルで計算したら、観測波と同じような増幅特性が再現されたというのです。・中電はバックチェックの関係でボーリングを何本も掘っていました。しかし今回問題となっている低速度層については直接それを掘り当ててはいませんでした。さらに、今回行われたオフセットVSPでは、3・4号機の地下に観測の空白域がある、低速度層の南北方向の形状が不明であるといった問題があり、ボーリング及びオフセットVSPの追加の調査を行うことになりました。来年の3月が目途となっています。・追加調査の結果を出して、低速度層の形状を把握して、より正確な解析を行って、という手順が必要ですが、今回はそれを待たずにとにかくゴーサインを出してしまおうと動いているのです。■中電の耐震安全性評価・中電は今年の早い時期に地元にチラシを撒き、3・4号機のバックチェックで使っている「想定東海地震」のモデルをもとに、駿河湾地震の方向からの揺れを2倍にしても、5号機の基準地震動に収まるとして、増幅を考慮しても想定東海地震に耐えることを示そうとしていました。・しかしこれは国の審議会では通用せず、保安院や委員の指摘、また裁判や意見聴取会を通じてこちらから意見を出したこともあり、「仮想的東海地震」のモデルについても増幅を考慮することになりました。・「想定東海地震」は、中央防災会議の2001年モデルを基にしたもので、大きい地震波を発生させるアスペリティという領域が、浜岡原発から遠い位置に設定されているため、浜岡原発でのゆれが小さくなり、私たちは裁判で、過小評価となることを訴えてきました。そのかいあって、中電は、アスペリティの一つを浜岡原発直下にもってきたモデルについても評価を行いました。それが「仮想的東海地震」です。・しかし11月までに中電が示していたのは、5号機で仮想的東海地震の評価を15の代表部位で行ったら「重要な主な施設の地震力に対する余裕度は2.5倍以上あり、駿河湾の地震で見られた顕著な増幅(地震記録の分析結果:水平2.3倍程度)を踏まえても耐震余裕を有していることを確認した」という、あまりに大雑把で評価とは言えないものでした。・これではあまりにいい加減だという意見が委員から出たのでしょう。11月16日にはじめて出てきたのが、増幅を考慮した仮想的東海地震の地震動とそれによる15の代表部位での評価結果でした。・増幅を考慮した仮想的東海地震の揺れはすさまじいものでした。解放基盤表面で1500ガルを超え、応答スペクトルでは0.1〜0.3秒の周期帯で3000〜4000ガルにまで及んでいます。柏崎刈羽原発の新しい基準地震動は2300ガルですが、柏崎では原発の基礎に至るまでに1000ガル程度に減衰します。浜岡の場合は1500ガルがほぼそのまま原発の基礎に来ますから、柏崎の比ではありません。浜岡3・4号機も柏崎と同様に原発の基礎で1000ガル程度ですので、今回の揺れは浜岡3・4号機では耐震安全性がクリアできないでしょう。こんなすさまじい揺れを想定しなければならないというのはそれだけでも背筋が凍ります。ここに原発はあってはならないと改めて思います。・中電はこの地震動を使った評価で、もっとも厳しい余熱除去系配管でも、地震による発生応力354MPaが評価基準値363MPaに収まっており、安全性が確認されたとしています。さらに別の項で、時刻暦解析を用いたりや減衰定数でより現実的な値を用いたりした評価と比べると、「実際の耐震余裕」はもっと大きいと主張しています。■中電の評価の問題点・中身に入る前に、中電の出した評価は、指針が変わってバックチェックがはじまってから5号機について出たはじめての耐震安全評価です。これまで各地のサイトから報告書が出ていますが、いずれも数年かけて検討されています。それが、正式の報告ではなく、中間報告でもない、パワーポイントで結果だけの報告で、たった1日、たった数十分の審議でオッケーというのはあまりに無理があると思います。・評価の中身にも疑問があります。中電は、増幅を考慮した仮想的東海地震について、破壊開始点を2点設定し、2種類の地震波を作成しています。このうちもっとも応答加速度が大きい破壊開始点1の東西方向の波を代表波として施設評価を行っています。しかし、厳しい値が出ている余熱除去系配管や主蒸気系配管の固有周期が集中する周期0.1秒のあたりでは、「破壊開始点1の東西方向の波」は波の谷になっており、応答加速度がものさしで見て2200ガルになっています。この付近では「破壊開始点2の東西方向の波」が2700ガルと大きくなっています。およそ1.2倍ですから、その分地震力も大きいとすると、余熱除去系配管の地震による発生応力は、38+316×1.2=417MPaとなり、評価基準値の363MPaを上回ってしまいます。・次に増幅の考慮の仕方ですが、中電の資料によると、もとの仮想的東海地震の増幅を考慮する地震波をすべての時間について係数倍するとしています。倍率については、別の項目をみると、基本モデルが水平2.3倍、上下1.7倍、参考モデルが水平3倍、上下2倍となっています。最終的に評価に使ったがどちらかはわかりません。実際に観測された地震動を周期ごとにみると、主蒸気菅や余熱除去系配管の固有周期が集中する0.1秒付近では、駿河湾地震の余震で4倍近くになっているデータがあります。こうしたものキチンと考慮すれば、やはり地震により発生する応力はより大きくなるでしょう。・計算の根拠もパラメータも不明なものがあります。代表部位15箇所だけというのも少ないでしょう。配管や機器のサポート部などの評価も必要です。いずれにしろ、さまざまなケースについて詳細な検討が必要です。・また中電は「実際の耐震余裕はもっと大きい」と主張しますが、それは設計時時に不確かな部分を安全代として織り込むやり方を無視した考え方でしょう。時刻暦応答では、一つの模擬地震波について安全確認ができるだけです。「実際には」2方向、3方向で大きな揺れが一時に重なる可能性は十分にあり、最大値どうしを重ねるやりかたが過度に保守的であるとは思えません。───────────────────── ◎今週の予定◎★11月21日★○ 仙台 日本科学者会議総合学術研究集会で永田文夫さん発表日本科学者会議の「第18回総合学術研究集会in宮城」が、KKRホテル仙台で、11月19日(金)から21日(日)まで開催されます。この中で、21日に、三陸の海を放射能から守る岩手の会の永田文夫さんが発表を行ないます。同じ分科会で、「だまっちゃおられん津軽の会」代表の宮永崇史さんにも「原子力神話から自然エネルギーへ 青森県と再処理工場」という題名で講演を行ないます。コチラ。 日時:2010年11月21日(日)12:40〜13:10(会議本体は、19日〜21日です)開催場所:KKRホテル仙台(仙台市青葉区錦町)アクセス:市営地下鉄 勾当台公園駅 徒歩7分、JR仙台駅 徒歩15分永田文夫さん発表 「六ヶ所再処理工場周辺の放射性物質による汚染」(カテゴリーは「B 転換期の科学・技術政策 B-2エネルギー・原子力」)参加費 非会員1日2000円連絡先 電話 03-3812-1472☆仙台 日本科学者会議総合学術研究集会宮永崇史さんによる講演「原子力神話から自然エネルギーへ 青森県と再処理工場」第18回日本科学者会議総合学術研究集会第三日の分科会B-2「エネルギー・原子力問題」(21日9:00〜17:20)で「だまっちゃおられん津軽の会」代表の宮永崇史さんによる講演「原子力神話から自然エネルギーへ 青森県と再処理工場」 同じ分科会で三陸の海を放射能から守る岩手の会の永田文夫さんの講演もあります。コチラ。場所:開催場所:KKRホテル仙台(仙台市青葉区錦町)参加費 非会員1日2000円、連絡先 電話 03-3812-1472………………………………………………………○11/21 東京 第7回ウラン兵器禁止を求める国際行動デー第7回ウラン兵器禁止を求める国際行動デー日時:2010年11月21日(日)13:30〜17:00(13:00開場)会場:明治大学リバティタワー15F 1156教室お話:高遠菜穂子さん「イラクの現状――放射能に苦しむ子供たちを救いたい」(仮)志葉玲さん「イラク戦争の検証――大量破壊兵器はなかった」〜米英と小泉政権の責任参加費:当日1000円、前売り800円主催:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク」ニュース購読料年間個人3000円、団体6000円連絡先:たんぽぽ舎気付〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5FTEL 03-3238-0056(13〜20時)………………………………………………………○北海道(幌延) 北海道への核持ち込みは許さない!11・23幌延デー北海道集会北海道への核持ち込みは許さない!11・23幌延デー北海道集会とき 2010年11月23日(火)13:00〜(開場正午)ところ 天塩郡幌延町共進会場(東が丘スキー場下)主催 北海道平和運動フォーラム共催 道北核廃棄物処分場反対連絡協議会内容 集会後、デモ行進スローガン地層処分反対! 北海道のすべての地域で放射性廃棄物の最終処分、核持ち込みを拒否しよう!泊3号機の営業運転反対! 老朽原発運転延長・点検期間短縮、「放射能スソ切り法」の具体化に反対しよう!ストップ! 核燃料サイクル!! 泊3号機でのプルサーマル計画反対! 六ヶ所再処理工場建設・運転阻止など全国の仲間と連帯して闘おう!幌延町が核廃棄物施設を誘致してから26年が経過しました。この間、当初の貯蔵工学センター計画は地元住民・道民の反対で実施されませんでしたが、2000年10月の道議会において、いわゆる「核抜き条例」を制定し、2003年7月に深地層研究所の建設が始まりました。また、2007年6月にはPR施設として「ゆめ地層館」を開館させました。 さらに、2008年7月には、原子力環境整備促進・資金管理センター(原環センター)と共同事業という名目で、「地層処分実規模設備整備事業」に着手し、今年4月にオープンさせ、高レベル放射性廃棄物の地層処分の宣伝をしています。フランスのビュールでは、「研究だけ」ということで始めながら、処分場に適している地層であることを理由に、途中で法律を変え強引に最終処分場に推進しようとしています。 原環センターは、「幌延に核の持ち込みはしない」ことを約束した三者協定の当事者ではないことから、最終処分場へのなし崩し的な建設を目論むことが危惧されます。このような中、「11.23幌延デー北海道集会」は今年で25回目を迎えます。国による核のゴミ処分問題を浮き彫りにし、原発・核燃料サイクルに反対する強い意志を固めるため、今年も集会を開催します。みなさん、ぜひご参加ください。 ………………………………………………………○福島(郡山) 「ハイロフェスティバル」(仮称)第一回実行委員会ブログ「ミニコミ図書館」に、脱原発福島ネットワーク発行の『アサツユ』が「ハイロフェスティバル」(仮称)の開催を呼びかけているとの記事が載っていました。本文は→ http://plaza.rakuten.co.jp/minito9/diary/201011150000/第一回実行委員会が下記のとおり開催されます。日時:11月23日(火・祝)15:30〜17:30場所:郡山教職員組合会館(郡山市桑野2-33-9、郡山駅よりバスで女子大前下車)連絡先:TEL&FAX: 0246-58-5570(佐藤)………………………………………………………○原子力円卓会議2010シンポジウム「原子力政策をどう見直すか〜日英独における今日的論点とその方向性」原子力円卓会議2010シンポジウム「原子力政策をどう見直すか〜日英独における今日的論点とその方向性」日時:2010年11月23日(祝)13:30〜17:00(13時開場)場所:東京工業大学 本館第1会議室大岡山キャンパス http://www.titech.ac.jp/about/campus/o_map.html?id=01参加費:無料共催:原子力政策円卓会議2010東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所(ISEP)………………………………………………………○11/23 大阪 「もんじゅ」を廃炉に! 関西集会「もんじゅ」を廃炉に! 関西集会日時:11月23日(火・祝)13:30から講演、15:45パレード。要事前申し込み。場所:大阪市:住まい情報センター3階ホール地下鉄天神橋筋六丁目駅資料代1300円(学生700円、前売割引あり)講師:小林圭二(元京大原子炉実験所講師)ほか。要事前申し込み。連絡先:とめよう「もんじゅ」関西連絡会(072-843-1904ストップ・ザ・もんじゅ)………………………………………………………○和歌山各地 東条雅之祝島写真展「つながるすべてのいのちのために」東条雅之 祝島写真展「つながるすべてのいのちのために」2010年11月6日〜11月14日和歌山市 じゃんじゃん横丁(http://co2lo.jp/janjan/)11月16日〜11月21日田辺市 てんつくゲストハウス(http://www.tentsuku.net/)11月23日〜11月28日場所 じょんのび →てんつくまんさんつながりで http://www.konomise.com/arida/jyonnobi/ ではないかという気がする→(11/19加筆)当たってました………………………………………………………○札幌 「泊3号機のプルサーマル計画の撤回を求める緊急全道集会」泊3号機のプルサーマル計画の撤回を求める緊急全道集会とき:2010年11月24日(水)18:30〜19:30ところ:大通西6丁目広場主催:「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会内容:集会後、デモ行進政府の原子力安全委員会は11月11日、また、原子力委員会は11月16日、それぞれ泊原発3号機でのプルサーマル計画について、「妥当」との答申(二次審査)を行いました。これにより国の審査は実質的に終了し、来週中にも「許可する」見通しとなっています。プルサーマル計画をめぐっては、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ヶ所村)ではトラブルの連続で工場完成の目途もたっていません。また、使用済みMOX燃料の処理方法もいまだ決まっていません。 一方、使用済み核燃料から発生するプルトニウムを燃料とする高速増殖炉もんじゅは、14年5ヶ月ぶりに運転を再開したものの、8月に炉内中継装置を原子炉容器内に落下させる重大な事故を起こしています。 このように国の「核燃料サイクル」はすでに破綻したといわざるを得ません。さらに、泊原発沖の「新たな活断層の存在」をめぐっては、原子力安全・保安院が北電に対して「追加調査」を命じ、現在地質・地層調査を行っている最中です。 このような中で、国が泊原発3号機においてプルサーマル計画を許可することは断じて容認できません。つきましては、「泊3号機のプルサーマル計画の撤回を求める緊急全道集会」を開催します。ぜひ、ご参加ください。………………………………………………………○11/24・12/22 東京(霞ヶ関) 「再処理やめなさい! 経済産業省別館前行動」再処理やめなさい! 経済産業省別館前行動高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉に!プルサーマル計画の中止を!日時:11月は24日(水)18:30〜19:00まで12月は22日(水)18:30〜19:00まで場所:経済産業省別館前(地下鉄霞ヶ関駅または虎ノ門駅下車)18:50から要望書などを読み上げて、終わったら解散。申入書や横断幕、プラカードなどを持ってきてください、とのこと。主催:再処理とめたい!首都圏市民のつどい呼びかけ団体:原水禁国民会議(03-5289-8224) / プルトニウムなんていらないよ!東京(旧称 ストップ・ザ・もんじゅ東京) / 大地を守る会 / 福島原発老朽化問題を考える会 / たんぽぽ舎 / 日本山妙法寺 / 日本消費者連盟 / ふぇみん婦人民主クラブ / グリーンピース・ジャパン / 原子力資料情報室………………………………………………………○ 院内集会「表現者の目から見た祝島と上関原発計画地」上関原発どうするの? 〜瀬戸内の自然を守るために〜(「上関どうするネット」)では、11月25日(木)に、衆議院第二議員会館で、NPO法人環境エネルギー政策研究所との共催で院内集会を開催します。お話しいただくのは、フォトジャーナリストの広河隆一さんと、ベルリン自由大学政治社会科学部教授で環境政策研究センター所長のルッツ・メッツさんです。以下の呼びかけ文は国会議員宛になっていますが、一般のみなさまにも多数お集まりいただきたいと思います。ふるってご参加くださいませ。(予約は不要です。当日正午ごろから、衆議院第二議員会館の入口で通行証を配布します。) 呼びかけ文に出てくるとおり、広河隆一さんは、「上関原発建設中止を求めるジャーナリスト・言論文化人の会」の緊急声明の呼びかけ人のひとりです。この声明、および署名者については、ブログ「DAYSから視る日々」の10月19日付記事「【緊急・転送希望】上関原発反対声明文」をご覧ください。院内集会のお知らせジャーナリスト・言論文化人表 現 者の目から見た祝島と上関原発計画地日時:2010年11月25日(木) 12:30〜14:00場所 衆議院第二議員会館 1F 多目的会議室10月17日、「上関原発建設中止を求めるジャーナリスト・言論文化人の会」が緊急声明を発表しました。声明は建設予定地周辺が生物多様性の宝庫であり、失えば取り返しがつかないことになること、一帯が地震帯であり危険であることから、計画の中止を訴えています。 この上関原発建設に伴う海面埋め立て計画に対しては、日本生態学会、日本鳥学会、日本ベントス学会からも、埋め立て工事の中止とあらためての環境影響調査が要請されているものです しかしながら、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の会議が日本で開催されている最中に中国電力が計画地の埋め立て作業を始めようとしました。この時は地元の反対と世論の声で作業は中止されましたが、地元ではいつ始まるか分からない緊迫した状況が続いています。 今回の声明の呼びかけ人の一人広河隆一さんは、このような中国電力の対応に「居てもたってもいられずに」呼びかけたといいます。中村征夫さん、田沼武能さん、佐高信さん、石川文洋さん、池田香代子さんら179名の賛同が集まりました(11月2日現在)。賛同人の一人山田洋次さんは、「上関町の室津で、ぼくは1967年に『愛の賛歌』(倍賞千恵子主演)という作品を制作しました。あのなつかしく美しい風景に原発はにあいません。止めてほしい、と心から思っています」とメッセージを寄せています。 今回の院内集会では、ジャーナリスト・言論文化人の緊急声明を呼びかけた広河隆一さんに、この思いと上関の近況等を報告していただきます。また、日本の原子力推進政策とは異なる脱原発政策を実現しているドイツからルッツ・メッツさんをお招きして、ドイツの原子力政策の現状についても報告します(逐次通訳)。メッツさんはベルリン自由大学政治社会科学部教授であり、環境政策研究センターの所長でもあります。 ご多忙のことと存じますが、この機会にどうぞご参集くださいますよう、議員のみなさまにお願い申し上げます。主催上関原発どうするの? 〜瀬戸内の自然を守るために〜NPO法人環境エネルギー政策研究所連絡先認定NPO法人原子力資料情報室(Tel 03-3357-3800 Fax 03-3357-3801 担当 永井、伴)広河隆一さんのプロフィールフォトジャーナリスト、DAYS JAPAN編集長1982年 レバノン戦争とパレスチナ人キャンプの虐殺事件の記録で、よみうり写真大賞受賞1983年 同記録で、IOJ世界報道写真コンテスト 大賞・金賞受賞1989年 チェルノブイリとスリーマイル島原発事故の報告で、講談社出版文化賞受賞1993年 写真集「チェルノブイリから〜ニーナ先生と子どもたち」で産経児童出版文化賞受賞1998年 「人間の戦場」(新潮社)で日本ジャーナリスト会議特別賞受賞1999年 「チェルノブイリ消えた458の村」(日本図書センター)で平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞2001年 「チェルノブイリ消えた458の村」でさがみはら写真賞ノスタルギア賞受賞2002年 「パレスチナ 新版」(岩波新書)で早稲田ジャーナリズム大賞受賞2003年「写真記録パレスチナ」(日本図書センタ—)で日本写真家協会賞年度賞受賞「写真記録パレスチナ」(日本図書センター)で土門拳賞受賞2008年 記録映画『パレスチナ1948・NAKBA』を制作ルッツ・メッツ博士のプロフィールベルリン自由大学政治社会科学学部教授。環境政策研究センター所長。1993〜1994年、デンマーク、ロスキレ大学環境技術社会研究学部客員教授。おもな研究分野は環境とエネルギー政策で、特に原子力研究センターで研究員、およびドイツ連邦政府のエネルギー政策コンサルタントとして勤務した。チェルノブイリ事故の後、ドイツ連邦環境相において原子力発電の段階的撤退をコスト評価する科学チームのメンバーを勤めた。「エネルギー政策の国際的パースペクティブと原子力発電の役割」(スティーブ・トーマス氏、マイケル・シュナイダー氏との編著)など多数の研究がある。 ………………………………………………………○「シバレイのイラク戦争なんだったの!?」 イラク戦争検証・英国視察報告会イラク戦争の検証を求めるネットワークPresentsシバレイのイラク戦争なんだったの!?イラク戦争検証・英国視察報告会11/26(金)@神戸、27(土)@堺&大阪、28(日)@京都神戸会場日時 11月26日(金)18:30(18:00開場)〜20:30会場 神戸まちづくり会館ホール 神戸市中央区元町通4-2-14 電話078-361-4523元町商店街4丁目西端の南側角堺会場日時 11月27日(土)13:30(13:00開場)〜16:00会場 創造空間BOX1-6(南海高野線「堺東駅」7分)大阪府堺市市之町東6丁1―24 TEL&FAX 072-227-6123(神谷)大阪会場日時 11月27日(土)18:30〜20:30会場 伊藤塾・大阪梅田校大阪市北区芝田2-7-18 オーエックス梅田ビル新館5階JR大阪駅より徒歩5分 阪急梅田駅より徒歩3分京都会場日時 11月28日(日)14:00(13:30開場)〜16:30会場 伊藤塾・京都校京都市中京区烏丸通蛸薬師上る七観音町635 からすまビル3階地下鉄四条駅・阪急烏丸駅、地下鉄烏丸御池駅より徒歩5分参加費不要 ただし少額のカンパをいただきますお申し込みなしで、どなたでも参加できますが、人数把握のために事前に連絡いただければ助かります。メール iraqwarinquiry★gmail.com まで(転載者注 ★は @ に変えてお使いください)主催 イラク戦争の検証を求めるネットワーク関西 http://iraqwar-inquiry.net/協賛 イラクの子どもを救う会、フレンド・オブ・マーシーハンズ、市民社会フォーラム、神戸YWCA平和活動部(神戸会場)、九条の会ひょうご(神戸会場)………………………………………………………なお地域別イベント情報は、12月8日前後のイベント情報各地で開催される12月8日、脱原発の日前後のイベント情報ですお近くの、ご都合の良いイベントにぜひご参加下さい!!(電子メールアドレスは☆を@に変えてください)http://mugla.in/datugen/event.html===========================================取り急ぎお知らせいたします。脱原発の日実行委員会メーリングリスト 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