市民のための自由なラジオLIGHT UP!第38回

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市民のための自由なラジオLIGHT UP!第38回、今週は大阪からジャーナリストの西谷文和さんの司会で放送されました。西谷文和のニュースの歩き方、です。  前回、西谷さんはトルコ経由にイラクに行かれる予定が、イラクに入れず、トルコのイスタンブールからクルドに行こうとして、西谷さんのみトルコに入れず、日本政府が危険なところに行きそうな人間を入れるなとトルコ政府に言っていた模様で、関空→トルコに13時間、トルコの空港に23時間滞在、帰りは13時間拘束されていたわけで、トルコの入国警察で、オープンスペースで取調べ、観光客が西谷さんを何か犯罪でもやったのかと見られたそうであり、しかし、西谷さんは絶対リベンジのイラク取材をしたいが、世界が不安定化して、危険であり、戦争も拡大して、テロも起こる、トランプ大統領の移民排斥なら、イスラム国はテロをするものだからです。  今回のゲストは関学大法学部の冨田宏治さん、アメリカのトランプ氏の勝利を分析するもので、同時に大阪での橋下現象も分析されます。西谷さんの強制送還、冨田さんも怒られて、冨田さんも大統領選でのトランプ氏の勝ちを予測せず、トランプ氏の勝利に驚かれたのです。  前半のお話、アメリカでトランプ氏がなぜ当選したか、新自由主義に伴うグローバル化の格差が広がり、アメリカでは上位1%の試算が下位90%の資産を上回り、日本も格差はひどいが、アメリカは想像を絶するもので、しかしトランプ氏は大富豪でなぜ支持されたか、トランプ氏の勝利だけでなく、サンダース氏がギリギリまで予備選挙で健闘して、サンダース氏が民主党の候補ならトランプ氏に勝っており、クリントン氏は嫌われて、1%のためであり、サンダース氏を推していた人たちはクリントン氏を支持せず、ラストベルトの労働者がトランプ氏に入れたのではなく、棄権しており、クリントン氏はいや、西谷さんもクリントン氏は嫌であり、冨田さん、クリントン氏が嫌われて、得票数ではクリントン氏が上なのに、トランプ氏の大勝ではなく、なぜ1%のトランプ氏に行ったか、白人の中間層が、格差社会で下に落ちることへの恐怖、いつ落ちるかわからない格差の中で、中間層は崩壊し、崩壊する中間層で、民主党はヒスパニック系が支えて、白人は共和党、しかし白人も追い詰められて、トランプ氏に入れて、トランプ氏は泡沫候補→共和党の代表になり、伝統的な共和党のエスタブリッシュメントはみな敗北して、トランプ氏に行き、トランプ氏の魅力は暴言、メキシコに壁を作れなど、今まで言えなかったことを言ってもいいとなると、追い詰められている白人たちが、移民のせいで追い詰められている(もちろん、原因は1%の連中)、1%に怒りが行かず、トランプ氏は1%の側なのに、急激に格差が広がり、その中でまずいことになった。  大阪でも、全く同じ現象があり、大阪は8年前から橋下氏の暴言があり、大阪はアメリカの先輩、大阪はアメリカの先に行き、しかし西谷さん、アメリカでトランプ氏の勝ちを驚かれて、冨田さん、白人の中間層や、99%の人たちの対立になり、クリントン氏は中途半端な位置にあり、サンダース氏vsトランプ氏の構図なら、サンダース氏が勝っていたのに、ヨーロッパでオーストリアの大統領選、極右がギリギリ負けて、これでは、不寛容に対して寛容が勝った、自分以外のものを排撃するのは、橋下現象も同じ、公務員、生活保護受給者バッシングがあり、しかし寛容さがオーストリアでは勝ったものの、サンダース氏とトランプ氏の違いは、寛容と不寛容であり、ヨーロッパでも短絡的に移民のために生活が苦しくなったと思う人が増えて、大量の難民はアメリカやヨーロッパの戦争が生み出したのに、それを問わずに難民が入ってきたら、他者を蔑み、本来1%の生み出した格差なのに、99%を叩く、難民も欧米ではなく、難民を叩く、人間としての尊厳を、というものはオーストリアでかろうじて勝ち、極右がギリギリ負けて、しかし1%と99%の重なるところ今の政治が問題であり、橋下氏に、自民と共産党も協力しても勝てず、自民と共産党がしかし違いを認め合い共闘したのは寛容の精神であり、しかし今の日本は安倍氏のような不寛容、それに市民と野党が統一候補を立てるのも寛容の精神、違いを認め合いつつ協力するのは、グローバル化と格差の拡大で、不寛容の台頭に、みんなが力を合わせるべきであり、中間層も力を合わせるべきとなり、これは世界全体に共通するものなのです。  LIGHT UP!ジャーナル、今週は今中哲二先生のお話です。  今週のテーマは、ヨーロッパで安全な原発が出来たというのは本当かと言うもの、フランスの次世代原発、欧州の加圧水型原子炉EPR、フランスが中心、ドイツも参加して、しかし安全な原発などもちろんあり得ず、核は危険、安全な原発=墜落しない飛行機であり、より落ちない飛行機はあり得ても、この安全な原子炉は頑丈、格納容器二重、これは地震、津波よりテロ、スリーマイル型の炉心溶融対策で、事故が起きることを想定して対策で、日本は事故が起きないとして、何も対策をやらなかったのは全然違う。  福島事故時のベント、ガス抜き、ヨーロッパではスリーマイルで強制的にやり、日本は90年代に自主的にやらされて、核安全神話、事故は起きないから対策は要らない、余計なことをするな、であり、ヨーロッパの原子炉にはコアキャッチャーがあり、炉心溶融→熔けたものが底に落ちてチャイナシンドロームの危険性があり、熔けたものを冷やして阻止するもので、EPRにはあり、しかし日本には着けていない。  西谷さん、いくら安全も原発はアカンと言われて、三菱とアレバ、日立とGEが組んで、東芝とWH、とんでもない核の企業を日本が金で助けていると指摘されて、今中先生その通り、海外の核産業を日本の企業が一蓮托生であり、東芝もガタガタ、WH買収がボデーブローになり、何もいいことはなく、原発を作って現地住民も迷惑、日本も金を出さされる不思議な世界。  ベトナムは日本とロシアの原発を中止して、懸命な判断で、中止は安全性と経済性の問題で、これから再生可能エネルギーが台頭して、核はコストが最悪であり、しかし電気代のマジックがあり、公共料金の総括原価方式で生き延びて、それなしで核は成り立たず、その分電気料金があがり、ヨーロッパの安全な原発と言っても、お金がかかり安全なものではなく、「いくらお金をかけても安全なものはできないので、核は止めるべき(別のオプション=再生可能エネルギーで生きていくべき)」と、今中先生は締めくくられました。    自由なラジオでは、12/29に公開録音&忘年会、ロフトナインで山本太郎氏、河合弘之さん、蓮池透さんが出られます。HPを見てください。  ここで音楽、戦争準備法案でデモ隊12万人が取り囲み、プラカードにウォーイズオーバーとあり、ジョン・レノンのハッピークリスマスの一節、望めば、戦争は無くなるの意味です。これは、you tubeにありました。 https://www.youtube.com/watch?v=EZXlCUNm9cg (ネットにはカヴァー版は多数アップされていますが、レノンのオリジナルはこれのみです)  後半のテーマ、トランプ現象とメディア、計算された暴言、トランプ支持者が口に出せないことを読んで、どうしたら留飲を下げて支持してくれるか計算して、行き当たりばったりではなく、広告代理店のマーケティングに従って、台本が作られて、日本の電通のような代理店が、どのキーワードで語るといいか、メキシコの壁など計算されたものであり、イラク戦争でクウェート侵攻侵攻の際に、広告代理店の嘘のプロバガンダが効いて、戦争も原発も広告代理店が介在して、湾岸戦争の際の油まみれの鳥など、メディアを利用するのではなく、メディアと一体化している。  安倍総理のアンダーコントロールも、有権者に支持されると、断言した方が受けて、竹下氏のようなものはもう受けず、言質を取られないように慎重にではなく、断言した方が受けて、橋下氏はアドリブ、安倍氏は原稿に依存して、安倍氏の原稿にここで水を飲むなど書いてあり、メディアが関係して、しかしこれはネットでは分かっても、ネットをしない高齢者はこういう真実を知ることができず、しかし冨田さん、安倍氏のメディア支配と言うものの、ネットの世界は支配されず、かつてはマスメディアを支配したら言論統制できても、今はテレビ、人文に騙されないとして、維新だと、橋下氏が数億のメディアジャックで徒構想を宣伝して、しかし逆の、ネットでの効果とどちらが勝ったか、メディアでは権力寄りのコンテンツがあり、トランプ氏もメディアと一体化しても、ソーシャルメディアで対抗できるものもある。  トランプ現象は来年から就任して本格的になり、在日駐留経費を全部出せと言われて、安倍政権は出さないから出て行けと言えず、今は正念場、日米軍事同盟は確立して、日本の支配層は硬直化して、トランプ氏は差別主義だが、我々にも現状を変えるチャンスでもあるのです。  そして、核兵器廃絶に向けた展望を語ろう、オーストリア、メキシコが核兵器廃絶を提案しても、日本が何とそれに反対して、冨田さん、国連の核兵器廃絶に日本政府、唯一の被爆国が反対し、過去は棄権して、これは前代未聞、アメリカから反対しろと文書で命令があり、アメリカのポチが尻尾を振って、被爆者も反発してメディアも批判したが、背後には、核抑止力への幻想があり、日本政府はこれがいるとして、その証拠に、戦争準備法案の根拠が抑止力であり、しかし安倍氏は抑止力の定義をせず、冨田さん、ヤクザが、やれるものならやれ、やったら1000倍返しというもので、核抑止力に世界は懐疑的になり、しかし安倍政権は戦争準備法案をゴリ押ししたのも、抑止力、西谷さん、相手が減らそうというのに、と言われて、冨田さん、オバマ氏は広島に来て、核の先制使用を止めることにして、ところが、これを止めてくれと、唯一の被爆国が抑止力によりすがっての醜態であり、核兵器廃絶の背景には、抑止力が役に立たないと、アメリカで核兵器のボタンに手をかけていた、キッシンジャー氏や、シュルツ氏ら、戦争推進の人たちもやめる方向に行った、理由は、テロリストに抑止力は役に立たない、自爆のテロリストに仕返しはできず、20世紀は米ソ冷戦で、双方にそれなりに抑制はあったが、21世紀のテロリストに抑止力は効かないと、キッシンジャー氏も言い、さらにテロリストに核兵器が渡ったらエライことで、キッシンジャー氏やシュルツ氏もヤバイと思っても、安倍総理は理解せず、それで抑止力に今もしがみつく、何集も遅れて、安倍総理は軍事力と抑止力の区別がつかず、尖閣に抑止力は役に立たない。  安倍総理、軍事環境が変わり、抑止力がいると、馬鹿の一つ覚えのように、であり、戦争準備法案でも、朝鮮半島から逃げたら、ホルムズ海峡から、など、橋下氏らの言いっぱなしであり、メディアも追及せず、思考停止であり、核兵器は維持に天文学的なお金がかかり、奪われたらエライことで、核兵器に抑止力はなく、非人道的で、広島、長崎の例から無くすべきなのに、広島・長崎を抱える日本がこんな醜態をさらしている。  テロリストは原発を狙い、しかし日本海側には危険な原発をたくさん作り、日本が中国や北朝鮮が脅威ならこんなことをするのはおかしいと西谷さん言われて、冨田さん、支離滅裂、北朝鮮や中国を脅威と言うなら、日本海側に原発を集中させるのは安全保障上デタラメであり、西谷さん、小出先生のお話で、核分裂する前の燃料棒の放射能の毒性が1なら、核分裂後は1億倍になり、再稼働したらアウトと言われて、冨田さん、テロリストは核兵器を持つ必要はなく、原発や核施設を攻撃したら同じで、安倍総理のいうことは支離滅裂。  トランプ政権が来年発展で、核廃絶に日本が反対したのは、核兵器を持つ国も連携という支離滅裂であり、しかし核兵器廃絶の国は、アメリカ抜きでも、核兵器は非合法とするもので、今まで常任理事国の5か国のみ持てて、しかしこれからは核兵器を持つものはならず者国家であり、国連の123か国が核廃絶の交渉をすると言い、廃絶と言うのは159か国、国連180か国の2/3を占めて、本来日本は159か国の先頭に立つべきなのに、日本は抑止力にこだわっているのです。  今週の内容、冨田さん、1%と99%、寛容と不寛容、安倍政権を持つ日本でも問われて、野党共闘のこともあり、リスペクト、個人の尊厳を大事にして、互いをリスペクトすべきと締めくくられました、以上、今週の自由なラジオでした。  

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