第27回市民のための自由なラジオLIGHT UP

「第27回市民のための自由なラジオLIGHT UP」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第27回市民のための自由なラジオLIGHT UP」(2016/09/30 (金) 12:43:01) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

第27回市民のための自由なラジオLIGHT UP、今週はジャーナリストで新聞うずみ火代表の矢野宏さんの司会で大阪から放送されました。矢野宏の寄り添い通信です。  8/26付けの朝日に、共謀罪を安倍政権が強行と載り、今回のテーマは共謀罪と監視社会、弁護士の永嶋靖久さんのお話がありました。永嶋さんの講演が、うずみ火の主催で10/15に大阪市立福島区民センターで行われて、uzumibi@lake.ocn.ne.jp に問い合わせてください。共謀罪の危険性、もし強行されたらどうなるか、永嶋さんは共謀罪、治安法制について、盗聴法の時から10年以上かかわりを続けておられて、暮らしやすい社会から、エゲツナイ社会になりかねないのです。  前半のテーマは自由な言論を封じる共謀罪、テロ対策と言うものの、名前を変えても共謀罪、犯罪のことに話だけで逮捕されて、市民運動、労働運動も逮捕されて、刑法の基本原理を根本から変えてしまうものであり、刑法は殺人だと人を殺した者への処罰、窃盗へのものなど、犯罪=危険な行為なのに、行為ではなく、思想そのものが摘発の対象になり、殺人だと既遂のものが処罰されて、ピストルを撃ち当たったら既遂、当たらないと未遂であり、建造物損壊は未遂だと処罰されず、殺人、誘拐などはピストルを買ったら予備、準備が処罰の逮捕になるのに、共謀罪は何もせずに話し合っただけで処罰されるものであり、本来例外が5つくらいあるものなのに、共謀罪の対象になる犯罪は、拡大されて、懲役の4年以上の犯罪にされて、幅が重い方が共謀罪、10年前で600以上あり、今は700近く、厳罰を求める声でこうなり、予備は8つの殺人、強盗なのに、その前で弾圧できるものであり、建造物損壊、トイレへの落書きはこれに当たり、既遂しか処罰されないのに、共謀罪で、トイレへの落書きを相談しただけで!逮捕される、とんでもないものであり、二人以上で相談したらアウト、とんでもないものであり、上程されようとしている共謀罪、今まで3回廃案になり、今までの共謀罪とどう違うのか、新聞ではマイルドに書いているものの、組織と言っても、共謀の段階で組織だと、それも捜査機関で判断されて、さらに相談+準備が必要というのは歯止めにはならず、一人準備したら処罰されて、犯罪の可能性が高まれば逮捕できて、ATMでお金を下ろしたら適用されて、そして国民には関係ない人はなく、組織犯罪集団は犯罪を目的にしていると、捜査当局に指摘されたら当たり、悪徳企業の商品の不買を相談しただけで対象になり、大学のサークルでの一気飲みも適用されて、労組が断行するまでに社長が要求を飲むまで、としてもアウト、どころか、脱原発団体が電力会社の前でチラシをまこうとしただけで逮捕!なのです。  矢野さんは、ミニコミ新聞うずみ火を出されて、告発記事を書こうとしただけで!逮捕されて、犯罪は700以上あり、何で逮捕されるか、冗談も言えず、そして密告したら刑が軽くなり、人を信用できなくなる、社会がムチャクチャになり、他人を信用できないというとんでもない社会になり、一般の人間も無関係ではなく、テロリストや暴力団員だけでなく、労組、市民運動も逮捕の可能性があり、どころか、会話での冗談が摘発になる可能性もあるのです。 LIGHTUPジャーナル、今週は元京都大学原子炉実験所の今中哲二先生による福島事故の甲状腺検査見直しのことです。福島事故の健康への影響、福島の小児科医の人たちが検診を縮小するというもの、不安を減らすと言うものですが、福島県は2011年から事故時に18歳以下の子供たちに検診をして、170人に疑いとするもので、縮小の狙いは今中先生にもよくわからないが様々な先生の見解では甲状腺がんがたくさん見つかっているのは確かであり、その中で不安をあおるから縮小はおかしく、むしろもっとちゃんと検査すべきであり、さらに今中さんは福島県だけでなく、日本全体を調べるべきと言われて、被曝しているのは福島だけではなく、確定のためには他の地域との比較が必要で、またチェルノブイリの場合、今中さん20年前に調べられて、事故後に生まれた子供からは甲状腺がんはほとんど出ていない=甲状腺がんはチェルノブイリ事故のヨウ素被曝が原因と確信されて、チェルノブイリでは4年後からたくさん検出されて、岡山大学の津田さんはチェルノブイリだと2年前からと言われて、そして福島だと事故直後から子供たちに甲状腺がん1年前から確認されて、これをポイントにして、福島事故の影響でないという人もあり、スクリーニング、多く検査したという声もあるが、福島事故と甲状腺がんは関係しているという観点から今中さん調べるべきと言われて、甲状腺がんはどれだけ深刻なのか、今中さんは医師ではなく、進行は早くなく死亡率も高くないものの、子どもには多く出て、子どもには将来があり、甲状腺がんの手術を過剰診断ともいわれて、しかし矢野さんは隠されると言われて、今中さんは検査を縮小したら福島の方には不安になり、子どもも大人も病気になるものであり、福島の子供たちが病気になったら原発事故が原因なのか、福島だけでなく全国のデータを知るべきで、それに逆行するものであり、ちゃんと検査すべきで、白血病などもあるが、福島県のみでやるのはおかしく、国が福島県に丸投げはおかしく、国が日本全体を調べるべきと、今中さん締めくくられました。  ここで音楽、花、反戦を訴えた矢野さんの恩師、故・黒田清さんが大好きな曲で、カラオケで歌い平和の花を枯らすなと言われて、映画「ひめゆりの塔」のサントラから、石嶺聡子さんの歌によるものです。これは別ヴァージョンがyou tubeにありました。 https://www.youtube.com/watch?v=vAabMwMI2zA  後半のお話、共謀罪導入の狙いであり、共謀罪を新設されたのは、2000年の国連総会で、国境を超える犯罪の防止が締結されて、日本も条約に入り、条約批准のためには、今の日本の法律ではダメというのが自民党政権の言い分であり、しかしもちろん共謀罪など国境を超える犯罪対策には不要で、日弁連の調べではほとんどの国が新規法律は不要であり、自国の国内法の原則により対処すべきであり、共謀罪を作れとはなっておらず、700も取り締まる法律は不要、条約を口実にした犯罪をでっち上げであり、そもそもマフィア対策であり、国境を超える犯罪、マネーロンダリング、腐敗、汚職を取り締まるもので、テロは関係ない条約なのに、最初日本で国会に出すときに、法務省は条約批准のために要ると言っていたのが、テロ対策と言えば、東京オリンピックもあり何でもありであり、今はオリンピックのためならすべて通るものであり、目的がすり替えられてしまい、しかしテロ対策は日本の既存の法律で、明治時代からの法律で対処出来で、爆弾は未遂でも対処出来て、テロだと殺人、誘拐は予備の法律があって、だから皆さんの思い浮かべるテロへの対処の法律は今もあり、なら、共謀罪を創設する警察官僚の意図は、警察の捜査範囲、権限が拡大されて、今までは目に見えるものに警察が対処するものであり、犯罪の起こる前に、犯罪が相談だけで成立するとなると、飛躍的に警察の捜査範囲は広がり、警察ウハウハ、しかし市民や社会にはエライことであり、そして5月に当直が改悪されて、二つのポイント、今までは盗聴法は銃器、薬物など暴力団の犯罪のみであったのが、窃盗、詐欺と、市民もかかわるものが盗聴の対象であり、そしてそれまではNTTなどに行かないといけなかったのが、警察が第3者の立ち合いなしで盗聴できるムチャクチャなものになり、永嶋さんも盗聴法反対の声を10数年前から上げていた時とは危険度ははるかにエゲツナクなり、盗聴法は共謀罪とリンクして、市民の活動を警察が監視する網の目がエゲツナイことになり、そして司法取引、他人をチクったら自分の罪が軽くなるものであり、今までも密室の中で細々とやっていたものが、堂々とやれて、他人を売ることで自分は助かり、それで人が人を信用できなくなるものになるもので、ある意味密告を奨励する社会=戦時中の隣組、さらに冤罪量産になり、冤罪=犯罪を作るもので、警察がムチャクチャなことをして、監視社会になり、なぜこの時期に共謀罪を出したのか、過去3回廃案になり、共謀罪があったらいいという考えが政府にあり、そして秘密隠蔽法、戦争準備法案で世の中がきな臭くなり、改憲勢力が衆参2/3であり、憲法改悪が具体化して、それで市民、労組が戦争に反対するものを一網打尽にできる道具を政府が欲して、政府に反対する声を弾圧するものであり、秘密隠蔽法反対をテロという自民の幹部もいて、戦争に反対する声を弾圧するには、共謀罪は便利なもの=権力の暴走を許すものであり、市民運動や労組だけでなく、一般の国民にもとんでもんない、危険な法律であり、秋の臨時国会では見送られても、次の通常国会では必ず出されるものであり、これだけ繰り返し出ている共謀罪、これを使いたい政治家は多数あり、これを止めるのは、まず国会に出させない、その動きが出たら、政府、与党、法務省にこんなことを許すなというべきで、おかしいことをおかしいと言えない社会の到来を防ぐには、私たちが声を上げるべきなのです、以上、永嶋さんのお話でした。  矢野さんの寄り添いコラム、全国戦災傷害者連絡会の杉山千佐子さんが101歳で亡くなられて、矢野さんが杉山さん追悼で、その足跡を振り返られます。全国で初めて、民間の空襲被災者への補償を求めたものであり、軍人、軍属には補償しても、空襲での犠牲者には何の保証もなく、杉山さんはこの運動を45年間なされて、杉山さん、9/18に101歳の誕生日に老衰で亡くなられて、それを機に、矢野さん戦災の補償を問われて、杉山さんは名古屋空襲で被災し、戦後職を様々に経験されても、戦災で傷ついた身を蔑視されたこともあり、大学の寮母として落ち着いた生活になったのは50歳の時、そして1972年に全国戦災傷害者連絡会を作り、73年には補償の法律を出しても、厚生省は民間は国と雇用関係がないから補償しないといい、なら、杉山さん、自分の子供がこんな体になっても黙るのかと言われて、矢野さんは杉山さんに2007年に会われて、左目には大きな白い眼帯があり、行きつけの小料理屋で矢野さんと杉山さんは語られて、90歳を過ぎてもなぜ声を上げるのか、子や孫の世代が戦争の災害に合わないために、それがないと国は戦争で国民を潰してもいいとなり、そして亡くなられた方のためにも続けると言われて、杉山さんは2010年に東京、大阪の空襲の訴訟にも参加されて、今年6月には講演されて、国は戦時の補償をしないことを訴えて、それが公の場での最後の姿で、戦時補償なしで亡くなられた杉山さんは矢野さん、さぞ無念であった、今も、空襲の被害者が苦しんでおり、それを皆さんもぜひ知ってください。矢野さんの言葉は、後日  私(永岡)も杉山さんと、学生時代に戦時補償を求める学習会、デモでご一緒させていただきました、私も微力ながら、矢野さんたちとともに、戦時補償を求めて、この国に2度と戦争をさせないために努力します。  今週の放送、こんなに危ない共謀罪、悪いことをした人を取り締まるのではなく、戦争準備法案強行、憲法改悪への反対する声を弾圧するために共謀罪はあり、アカンことはおかしいと言い続けることは、戦争を止めることであり、これからもおかしいことはおかしいと言い続けようと、矢野さん締めくくられました。来週は東京からの放送です。  この内容、いくらでも私に無断で拡散してください、こんなムチャクチャな共謀罪を安倍政権に悪用されたら、日本は破滅です!  

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。