市民のための自由なラジオLIGHT UP第16回、今週はジャーナリストの西谷文和さんの司会で放送されました

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市民のための自由なラジオLIGHT UP第16回、今週はジャーナリストの西谷文和さんの司会で放送されました。西谷文和のニュースの歩き方であり、西谷さんフランスのテロ、イラクのテロも取材されて、バングラデシュでのテロの犠牲者の冥福を祈るとともに、テロの背景に貧困、格差問題があり、ベルギーの若者の失業率は50%、アラブ系の仕事がなく、バングラデシュは繊維産業で低賃金の国で、高学齢の人にも就職先がなく、一部の富める人間と、圧倒的な貧困者に二分化されて、その中で不満がテロになり(今日もフランスでテロがありました)、日本も他人ごとではなく、新自由主義、競争に勝ったもののみ富める社会は問題であり、経済は大問題のなのです。  今週のゲストは神戸大学名誉教授の二宮厚美さん、日本経済について語られました。二宮さんはアベノミクスではなくアベコベミクスが正解だと言われて、3つの矢、量的金融緩和=黒田日銀が国債を買って銀行に金を回す通貨の増発が、発想があべこべ、通貨の量は経済が決めるものであり、景気が良くなれば、賃金が上がれば、物価は決まるのに、黒田日銀は銀行に金を渡して庶民には行かず、一部は株への投機資金になり、国債を日銀が買ったら何十兆円が銀行に入り、これは世間に回らず、であり、一部の投機筋は儲かっても、庶民は無縁なのです。  その二宮さんのお話、全体は日本経済の行方でも、まずアベコベミクスのエンジンをふかすと言うもの、2本目は財政出動、もう終わり、安倍政権で10兆円公共事業ばらまき、これはどの国の政府も不況時にやるもので、ドアホノミクス本質でない、角栄氏のやり方と同じで、これは誰がやっても一定の結果になり、そのために2013年にかけて景気が持ち直したのはこのため、第1の矢は、的に届かず、銀行に行っても庶民に届かず、2本目は庶民をかすめても、真ん中には当たらず、真ん中に当てるには、内需拡大が必要、GDPの6割は家計消費によるのに、アウト、3本目の成長戦略は、二宮さんまったく的外れどころか、ブーメランになり国民を傷つけるものであり、格差・貧困問題を日本経済に起こしてしまい、安倍政権は日本が企業の成長、活動しやすい国にする=派遣野放し=雇用破壊=賃金が下がる=格差が拡大になり、何の経済成長にもならず国民を傷つけてしまい、デタラメな矢であり、狙いがアベコベで、借金で公共事業のてこ入れが必要になり、あるいは金融緩和は破綻しマイナス金利=世の中にお金が余り、国債が下がり、余った金を使おうにも、借金したら金をやるというムチャクチャな政策。  つまり、カラノミクスはトリクルダウンを庶民にと言ってももちろん起こらず、バングラデシュの繊維産業、ユニクロの柳井氏はフォーブスの長者で2兆円資産があるのに、バングラデシュの労働者は貧困で、これはグローバルの格差を象徴して、それが日本経済の破綻を示しており、企業は安倍政権の3年で10兆/年の内部留保をためて、企業はウハウハでも、実質賃金は5年連続低下、消費も4年低下で、賃金と消費は伸びず、これが不況の要因だとほとんどの経済学者が言っているのに、一部のアベノミクスをヨイショする変わり者がいて暴走した。  イギリスのEU離脱の影響は、当面円高でやってきて、2年後の離脱に向けて交渉すると言うものの、国際的な異変が為替相場に影響を与えて、現在の世界経済に打撃で、日本の内需依存型の経済に打撃であり、アベコベミクスから離脱しないとエライことになるのです。  LIGHT UPジャーナル、今週は今中先生のお話でした。福島原発の凍土壁についてお話されます。  トラブル続きの凍土壁の汚染水対策についてのお話で、なぜここまで地下水が福島原発に流入するのか、今中先生も地下水がたくさん出るのに驚かれて、もともと福島原発は高台を削り作ったので、建設当時から地下水はあふれ問題になっており、事故の前からも原発に地下水が入るものが問題になり、元衆院の吉井さん、福島原発は海水で冷やすので高いところにあったらポンプの電気代がかさむというセコさと指摘されたことを西谷さん紹介されて、高いと電気を食うために事故になり、女川原発は、福島より地震の震源に近かったものの、高いままで津波の被害をまぬかれて、福島は高台にあったら事故にはならず、容易に防げた事故であり、非常用電源も地下にあり水没した。  そして、東電は地下水を知って、なぜ鉄板で防がなかったか、今中先生は東電が楽観に基づいてやって破綻、原子力工学は最悪を想定して対応すべきなのに、これで何とかなるかとやり続けて破綻の連続で、それで福島の皆さんが大変な目にあったのです。  凍土壁は予定通り凍らず、凍らないことは最初から分かっており、2年前に凍ると言っていたが、ちゃんと考えたら破綻するとわかるのにそのまま放置し、税金345億&凍らせる電気代10数億/年、西谷さんはうがってみたら作っているゼネコンが儲かると指摘されて、今中先生除染と同じと言われて、西谷さんは小出先生の水で冷やすのを止めることについて聞かれて、今中先生、それは国も東電も可能ならやりたいと考えているが、まだ崩壊熱100~200kw、冷却方法は熔けたデブリの形によるものであり、チェルノブイリは冷えて固まり、空冷で地下の風により冷やせたが、福島は水を入れないと温度が上がり放射性物質が出てしまい、しかし冷やす水がクローズドの形態になっていたらいいが、地下水と一緒にタービン建屋に入り、地震で壊れて建物も割れて、水を入れれば入れるほど漏れて、今中先生は地震の前から建物は割れていたと推察されて、事故の前から問題があり、その対策をしていても、事故で決定的なダメージであったが、タービン建屋は最初から問題があり、東電は後手後手の対策で、破綻したのです、以上、今中先生のお話でした。  ここで音楽、リッチアンドポデリの歌ったケサラ、西谷さんは安倍政権のパロディの動画に使われた音楽であり、ケサラはメロディーも素晴らしく、勇気が出て、戦争準備法案反対、沖縄の基地反対、保育士の問題を取り上げる人たちのことに西谷さんは使われたと言われました(この歌の動画はネットにありませんでした)。  後半のお話、どうしたら日本経済は再生するのか、その前に、日本経済の不安は年金で、年金を株に投入して、安倍政権&日銀で株高を演出したものの、日銀のばらまきだけでは足らず、国民の資産の年金を使ってミニバブル、これは崩壊して、1年で5兆円の損失であり、株のバブルが弾けて、そのたびに年金は破綻し、もちろん安倍政権の責任で、民間企業なら背任が問われるのに、です。  そして、日本経済の再生は、税金を儲かっているものから取るべきで、消費税は、月々30万所得を稼ぐ人が、3万貯金、27万消費としたら、27万に税金がかかり、所得にかける税金で、貯蓄には税金はかからず、貯蓄をたくさんする人に有利で、貧乏人は困り、高額所得者には有利で、これもあべこべ、むしろ使わず貯める資産に課税するのが憲法の生存権にかかわるものであり、そして消費税を上げたら法人税は下げられて、企業、株主は豊か、内部留保には税金はかからず、金融所得にはやっと20%であり、しかし金融所得にはかかるものの、所得税は累進課税で、金融所得の多い人=貯蓄の多い人は税制優遇で、税を取られず、勤労所得に課税されて、あべこべ、財政赤字では、98年に大減税であり、しかし98年の法人税なら消費税を上げる必要はなく、98年のものは夢物語ではなく、実際にやっていたものであり、それで日本経済は今より良く、つまり超大金持ちから税収を取る&株の取り引きに課税すべきであり、取引は頻繁に行われて、ヨーロッパでは1回の投機ごとに課税しており、1秒に何度も行われて、しかし社会には何の貢献もなく、これは取り締まるべき、これに課税すべきであり、国内、国際的にやるべき。  昔は物品税で贅沢品は課税されており、これもあべこべ、日常の生活必需品に課税するのもおかしく、不労所得には高く課税し、勤労者にはあまり取らないのが本来であり、不労所得を税金で巻き上げて、不労所得の税収を福祉、低所得者に回して、分配したら国内の消費が高まり、外需に依存せずともOKであり、今の日本経済、内需300兆は、安倍政権で家計消費が7兆/年減り、これを元に戻すには、内部留保を税金で吸い上げて、低所得者に回すのが本来の分配であり、外需依存型の成長戦略は不要、日本の中小企業は内需に依存しており、しかし今はアベコベミクスで逆であり、好循環に転換するのはドアホノミクスを止めて、悪循環を変えることであり、イギリスはEU離脱を後悔している。  さらに、安倍政権で軍事費のみ増えており、アメリカの政権は誰になるかは未定でも、もっと軍事を出せとなり、トランプ氏がそういえばクリントン氏も言うもので、日本は集団的自衛権OK、思いやり予算をぼったくりにされて、日本の自衛隊を戦争に出させられて、軍事費は戦争準備法案で暴走して、安倍政権は戦争準備法案、ドアホノミクスでも、将来の日本を危うくするものであり、小泉改革は5~10年後に失敗と言われたが、安倍政権の失敗は、小泉構造改革よりひどいのです、以上、二宮さんのお話でした。  ニュースの歩き方、西谷さんが、世界でなぜテロが起きるのかについて語られます。  イスラム国は、アメリカがイラク戦争をしなければ決して生まれることはなく、ブッシュ政権の侵略でフセインは倒れて、フセインを支えていた官僚、軍人が首になり、日本は戦争に負けて占領されて、しかし天皇制の廃止やA級戦犯の追及をせず戦前の体制を戻し、ソ連、中国への反共の防波堤にするために、戦争の責任を問わず自民が生まれて、しかしイラクは逆で、フセイン政権を倒して軍や官僚をうまく使うべきであったのに、イラクには石油があり、75%が欧米の石油資本に行ってしまい、アラブの国だと国内に行っていた石油のお金を欧米が奪い、スンニ派の村をアメリカが弾圧して、バース党の人間が反米感情でアルカイダに走り、そしてイスラム国になり、アメリカがイラクを無政府状態にしなければ、イスラム国はできず、イラクの国会や評議会の、行政のプロがイスラム国に入りここまで拡大し、後藤さんや湯川さんの事件の際のテレビ報道は不十分であり、イスラム国は残酷で恐ろしいとして、二人は殺されて、ならテロとの闘いでやっつけろと言ったが、しかしなぜイスラム国は生まれたかをテレビは解説せず、本当のこと=一番悪いのはアメリカに国民が気づかれたら困り、安倍政権にはアメリカは正義で、戦争準備法案強行採決であったが、ベトナム戦争以来アメリカは正義ではなく、イスラム国の脅威を煽り、その結果軍事費が増えて、本当は貧困をなくし、難民を救い、武器をなくすのが本当のテロとの闘いなのに、日本もアメリカも逆、空爆でイスラム国を追い詰めても、また攻撃されて、喜ぶのは軍事産業、軍産複合体がテロを喜んでいると、西谷さん締めくくられました。  今週の自由なラジオ、今週は大阪から西谷さんの司会であり、自由なラジオは企業スポンサーなしでやっており、リスナーがスポンサーとして、寄付を重ねてお願いします。  これからの日本経済、アベコベミクスの矢は国民を傷つける毒矢と西谷さん言われて、格差は広がるばかりで、富裕層から税金を払わせて、富の分配をすべきと、西谷さん締めくくられました。以上、今週の自由なラジオでした。

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