原発賠償 関西訴訟第9回口頭弁論の報告

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福島第1原発事故により、関西に避難されている皆さんが国と東電を相手に起こしている訴訟の第9回口頭弁論が6月2日に大阪地裁で行われ、私も傍聴に行きました。残念ながら私は、傍聴券は外れましたが、弁護団による模擬法廷と報告集会には参加しました。  裁判HP、 http://hinansha-shien.sakura.ne.jp/kansai_bengodan/  この訴訟は、関西だけでなく、全国で10000人以上の皆さんが裁判を闘っておられて、この裁判に勝訴したら、原告の被災者の方だけでなく、日本国民全員に、原発事故の補償がなされるようになり、つまり、万一の時にも補償がなされる、さらには、将来国と電力会社は原発事故を起こせば被災者への補償義務が生じるようになり、これは、原発再稼働への歯止めにもなるのです、  それで、大阪地裁に、関西訴訟の原告団が入廷すると、支援者から拍手が巻き起こり、これには私も驚きました。まるで、大阪地裁が、甲子園のライトスタンドのようでした。  さらに、原告からの意見陳述が行われて、これは、私は直接聞けなかったものの、傍聴された方によると、傍聴席から拍手が起こっても、裁判長はこれを制さなかったということで、これには驚きました。それは、裁判の法廷だと、裁判長から許可された発言以外のことを言うことや拍手は不規則発言として、やったら裁判長より止められるものですが、それがなかったと言うものは、おそらく、被告の国と東電のやり方に、裁判所も怒っているのだと思います。  そして、弁護団より、福島第1原発と津波について、被告、東電は2008年の段階で、15.7mの津波が来ることを予測しながら、対策を放置し、これは、防潮堤にお金がかかることだけでなく、国と電気事業者のなれない(原子力マフィア)により対策を怠り、さらに、原発に津波が来ることを公表したら、原発の運転停止に追い込まれること、責任を厳しく追及されること、そして原発訴訟で負けること、関係者が裁判に証人として出廷させられること、これを恐れて隠していたわけで、対策をちゃんとしていたら、事故は起きなかったことが、パワーポイントにより説明されました。  この他、国と東電は、被曝限度の年間1ミリシーベルトなどにも原告の主張に、まさにヤクザが一般人に因縁をつけてカツアゲするような主張を展開して、これについても原告からの反論が準備書面で示されました。  次回口頭弁論は、8月4日、14時からです。  さらに、兵庫訴訟の第14回口頭弁論は、6月8日 神戸地裁で14時からであり、裁判長が変わって初の口頭弁論であり、原告3人が意見陳述しますし、第4次提訴もあり、裁判所への入廷行進も行います、こちらは多分傍聴席の抽選はなく、13時半に神戸地裁にお集まりください。  そして、京都訴訟は、第15回口頭弁論が6月29日14時開廷(京都地裁に13時20分集合)です。  7月9日、原発事故被害者の救済を求める全国運動 関西集会が阿倍野市民学習センターで行われます。 来年3月より、福島からの避難者への住宅無償提供が打ち切られて、一部では追い出しも始まっており、これに反対する活動も行われています。これは、以下のHPをご参照ください。 http://act48.jp/  森松明希子さんの、20年後のあなたへ、を元に、村嶋由紀子さんの作詞、壇美知生さんの作曲による、あなたへ、という原発避難者支援の歌が最後に全員で合唱になり、これは、ユーチューブに歌がアップされています。ぜひ、お聞きください。 https://www.youtube.com/watch?v=xr6lX0JxBX8  皆様方の裁判への支援を、よろしくお願いいたします。

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