ハンスト中のパレスチナ女性についての緊急行動 ハンスト中のパレスチナ女性に関する 緊急行動

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ハンスト中のパレスチナ女性についての緊急行動 ハンスト中のパレスチナ女性に関する 緊急行動」(2012/03/29 (木) 00:59:00) の最新版変更点

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<p><span style="font-size:larger;">====以下転送=====<br /><br /> 御世話になります。<br /> 3月7日にお知らせしたハンスト中のパレスチナ女性に関する<br /> 緊急行動の更新情報和訳です。<br /><br /></span><a href="http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=4607&amp;sel_lang=japanese"><span style="font-size:larger;">http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=4607&amp;sel_lang=japanese</span></a><span style="font-size:larger;"><br /><br /> イスラエル当局の行政拘禁命令に対するハナ・シャラビの抗告は棄却されました。<br /> 引き続き御協力いただければ幸いです。<br /><br /> 彼女の顔写真は↓から見られます。<br /><a href="http://www.addameer.org/etemplate.php?id=161">http://www.addameer.org/etemplate.php?id=161</a><br /><br /> ************以下、和訳全文転載***********<br /><br /> UA No.71/12の更新情報<br /> AI Index:MDE 15/015/2012<br /> 国際事務局配信日:2012年3月26日<br /> 期限:2012年5月7日<br /> 国名:イスラエル及び被占領パレスチナ地域<br /> 対象者:ハナ・シャラビ(女性)<br /><br /> ハンガーストライキをしているパレスチナ人の訴えが棄却された<br /><br /> 4カ月の行政拘禁命令に対するパレスチナ人女性、ハナ・シャラビの抗告が3月25日に棄却された。現在、彼女の弁護士はイスラエルの高等裁判所に上訴している。イスラエル当局によって起訴もないまま拘禁されたことに抗議して彼女は40日間のハンストをしてきたため、生命の危険が増している。<br /><br /> 2012年3月20日、ハナ・シャラビはついにラムレ刑務所病院からイスラエルの町、クファールサバにあるメイアー病院に移送された。そこで、彼女は必要に応じたより適切な医療を受けることができる。彼女は依然としてイスラエルによって勾留されており、常に武装した看守が付いている。彼女はその前に医師と弁護士に対し、イスラエル監獄局(IPS)の職員がラムレ病院入出の移送の際に乱暴に自分を扱ったと語っていた。イスラエルの「人権のための医師団」(PHR)はメイアー病院では彼女に拘束具はつけられていないと述べている。というのも、そこの医師たちがそのような措置に反対しているからだという。<br /><br /> 2012年3月7日に4カ月の行政拘禁命令に対するハナ・シャラビの抗告の聴聞から2週間余り後の3月25日、軍の上訴裁判所はそれを棄却した。行政拘禁についての聴聞会はいつものようなもので、裁判官の判決はハナ・シャラビや弁護団には明かされない秘密の証拠に基づくものだった。裁判官はまた、弁護士たちによって提出された医療報告書はハナ・シャラビの健康状態が懸念理由であることを示す情報を出していない、と述べた。<br /><br /> ハナ・シャラビは心臓発作予防のためミネラルや塩、ビタミンと一緒に水を飲んでいる。3月26日に彼女を診たPHRのある医師は、筋委縮が進行していると述べた。これは彼女が心不全の危機にあることを意味する。イスラエル当局は彼女への食事強制を考えているかもしれないが、それは残酷で非人道的な処遇になりうる。一般に、ハンストをしている人に強制的に食べさせるべきではない。ハナ・シャラビは逮捕されてから家族との面会を許されていない。<br /><br /> 2012年3月26日、ハナ・シャラビの弁護団は高等裁判所に、聴聞会をすみやかに行なうことを求める請願書を提出した。彼らはアムネスティ・インターナショナルに対して、3月29日にそれがあるのを期待していると語った。<br /><br /> 追加情報<br /> ハナ・シャラビはジェニン近くのブルキン村出身で、2012年2月16日に逮捕され、尋問のためサレム拘置所に連行され、翌日にはイスラエル北部のハシャロン拘置所に移送された。2012年2月23日には、6カ月間勾留という軍司令官署名の行政拘禁命令を彼女は受けた。命令を再審査した軍判事は3月4日、それを4カ月に減軽した。彼女の弁護士によると、イスラエル軍当局は、ハナ・シャラビが安全保障上の脅威をイスラエルにもたらす活動に関与したと主張しているとのことである。彼女に対する拘禁命令は2012年6月16日に失効するが、更新される可能性もある。<br /><br /> ハナ・シャラビは逮捕された日から、起訴なしに拘禁されたことに抗議してハンストを続けている。弁護士によると、ハナ・シャラビは逮捕後に男性のイスラエル兵士によって裸での検査を受けたことに抗議してハンストを始めたとのことである。引き続いて、いくつかのイスラエルの刑務所に収監されている20名余りのパレスチナ人の被拘禁者、囚人たちが、行政拘禁の政策に抗議して無期限のハンストを宣言した。中には3週間余り続けている人たちもいる。アムネスティ・インターナショナルが知る限り、彼らは当局から独立した医師たちには診てもらえなかった。また、ハンストを続ける決定の後に弁護士との面会を拒絶され、孤立し、別の形で罰を受けている者もいるかもしれない。<br /><br /> 彼女の弁護士によると、ハナ・シャラビはハンストに対する罰として2月23日から27日まで独房に拘禁された。弁護士がイスラエル監獄局(IPS)に対し、彼女の健康悪化に対応できる設備を欠いているハシャロン拘置所からラムレ刑務所病院に移送するよう請願した後、彼女はそこへ移送された。<br /><br /> ハナ・シャラビは以前、2009年9月14日にイスラエル当局によって逮捕され、起訴や裁判なしに25カ月間、行政拘禁されたことがあった。活動家たちからの緊急行動の手紙に対して、駐英イスラエル大使館は、「テロリストによる自殺爆弾攻撃の計画など危険な活動に彼女が関与していたという諜報機関の情報に基づいた」2009年9月29日の行政拘禁命令を彼女が受けたと述べている。ハナ・シャラビは、行政拘禁命令が失効する2、3日前、イスラエル軍兵士のギラード・シャリットと引き換えに1,027名のパレスチナの囚人、被拘禁者の段階的釈放というイスラエルとハマスの間の囚人交換で、2011年10月18日に釈放された。彼女はいかなる罪状でも起訴されてはいなかった。<br /><br /> 行政拘禁制度の下では、イスラエルが加盟国である市民的、政治的権利に関する国際規約(ICCPR)の第9条と第14条によって保障されている被拘禁者の権利がずっとないがしろにされている。その権利には、拘禁理由について迅速かつ十分に告知される権利、推定無罪の権利、自らに不利な証人を尋問し又はこれに対し尋問させる権利、公開で審理される権利などがある。被拘禁者に対する証拠は軍判事によって秘密に聴聞され、どんな証拠なのか、そして証拠に対してどう異議申し立てをするのかを知ることが被告やその弁護士に許されていないままである。<br /><br /> それは行政拘禁命令の最初の司法審査や上訴した場合の軍の上訴裁判所、または聴聞のための上訴がなされた場合のイスラエル最高裁判所においても同様である。さらにいかなる囚人も被拘禁者も異性による身体検査を強いられるべきではない。そのような行為は、残酷で非人道的、品位をおとしめる処遇を受けない権利や、プライバシーの権利の侵害であるし、また、女性囚の処遇及び女性犯罪者の非拘禁措置に関する国連規則など、被拘禁者と囚人の権利に関する国際基準にも違反している。<br /><br /> イスラエル監獄局によると、2012年2月29日時点で、320名のパレスチナ人が行政拘禁されていたが、それからその数は変わっているかもしれない。現在、24名のパレスチナ立法評議会メンバーが行政拘禁されている。<br /><br /> アクション<br /> 英語、もしくは日本語で、アピール文を作り、航空書簡(全世界90円)、電報、ファックス、Eメールのいずれかで、できるだけ早く送ってください。以下の文面内容と英文サンプルをご利用ください。<br /><br /> ― ハナ・シャラビと行政拘禁されている他のパレスチナ人たちが、国際的に認知された罪状で迅速に起訴され、公平な国際裁判基準に十分沿って裁かれるのでない限り、即時釈放するようイスラエル当局に要請する。<br /><br /> ― ハナ・シャラビやハンスト中の他のパレスチナ人の囚人たちが弁護士や家族に定期的に面会でき、独立した医療も定期的に受けられるよう、そして彼らがハンストのために独房拘禁や食事強制のような罰を受けることなく、常に人道的に処遇されることを保障するよう、イスラエル当局に要請する。<br /><br /> 宛先<br /> イスラエル軍法務総監<br /> Brigadier General Danny Efroni<br /> 6 David Elazar Street<br /> Hakirya, Tel Aviv,<br /> Israel<br /> Fax: +972 3 569 4526<br /> Email: avimn@idf.gov.il<br /> 書き出し: Dear Judge Advocate General<br /><br /> 西岸地区担当イスラエル国防軍司令官<br /> Major-General Nitzan Alon<br /> GOC Central Command<br /> Military Post 01149<br /> Battalion 877<br /> Israel Defense Forces,<br /> Israel<br /> Fax: +972 2 530 5724<br /> 書き出し: Dear Major-General<br /><br /> コピーの宛先<br /> イスラエル副首相兼国防相<br /> Ehud Barak<br /> Ministry of Defence<br /> 37 Kaplan Street, Hakirya<br /> Tel Aviv 61909,<br /> Israel<br /> Fax: +972 3 69 16940<br /> +972 3 691 7915<br /> 書き出し: Dear Minister<br /><br /> イスラエル国大使館<br /> 〒102-0084 東京都千代田区二番町3<br /> 特命全権大使:ニッシム・ベン=シトリット 閣下<br /> His Excellency Mr. Nissim BEN-SHITRIT<br /> 電話:03-3264-0911<br /><br /> (アピール例文)<br /> Brigadier General Danny Efroni<br /> 6 David Elazar Street<br /> Hakirya, Tel Aviv,<br /> Israel<br /><br /> Dear Judge Advocate General,<br /><br /> I am writing to ask you to release Hana Shalabi and<br /> other Palestinians held in administrative detention<br /> immediately, unless they are promptly charged with an<br /> internationally recognizable criminal offence and<br /> brought to trial in full conformity with international<br /> fair trial standards.<br /><br /> I also urge you to allow Hana Shalabi, as well as all<br /> other Palestinian prisoners on hunger strike, regular<br /> access to lawyers, family and independent medical care,<br /> and to ensure they are treated humanely at all times<br /> and not punished in any way for their hunger strikes,<br /> such as by being placed in solitary confinement or<br /> forcibly fed.<br /><br /> Thank you very much for your attention.<br /><br /> Sincerely yours,<br /><br /><br /> (以上、転載終わり)<br /><br /><br /></span></p>

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