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**GM道入門編 この項ではセッションを主催するゲームマスター(以下GM)に向け、アドバイスや心構えから実戦テクニックまでを説く。 GMの実体験から、ネットで見かけて参考にすべきだと判断したモノ等を記述していきます。 *最初に GMは度胸!なんでも試してみるのさ セッションやる上で注意点は、 セッションがあるのを忘れないことです。 これ重要。 -それぞれのプレイヤーがどんな人で、どんなPC(プレイヤーキャラクター)を使用するのかを把握しよう。 *基本編 【''選択肢の有無''】 CWCRPGもゲームである以上PCには選択肢が必要不可欠です。 寧ろ選択肢が存在しなければゲームとして成立しなくなる程です。 選択肢もなくダラダラとストーリーを垂れ流す状態になってしまうGM「吟遊詩人」という称号が貰えちゃうぞ☆(※蔑称です 実際問題これはPC自身が判断した事による結果であるという事実が重要なので 仮にどの選択肢を選んでも同じ流れになったとしてもそれをPCに悟らせない事が出来ればそれはGMとしての実力と言えます。 【''主人公はPC''】 本家CardWirthでもしばしば問題になった事であるが このゲームの主役はPCである、GMが操るNPCが強すぎて無双してしまうと参加者は萎える事もあるし 最悪の場合、何故PC達を雇う必要があったのかという所まで行きかねない。 どうしてもNPCを活躍させる必要がある場合は、 NPCに対処しきれない問題(残りのモンスターとかそのNPOの苦手分野とか)をPCに任せるとか &bold(){[[“紅蓮の獅子王”トゥルーグ>人物データ/“紅蓮の獅子王”トゥルーグ]]}の様に大量の雑魚敵を1人で食い止める役を買って出るとか そのNPCが居ないともっと酷い結果になっていたという風な演出をすれば良いだろう。 実力を発揮している所を目の前で見せつけるのではなくてPC達を後押しする形にすれば ''実際のプレイはPC主導''でも存在感を引き立てる事が出来るだろう。 *探索編 -常に魔法という手段で活躍する方法が存在するマジックユーザーよりも戦士系や盗賊系の活躍出来る場面を盛り込むべし *戦闘編 CWCRPG史上最強最悪の魔法である「眠りの雲」これの対策がGM道最初の一歩 毎回「眠りの雲」が活躍してしまうと魔術師自身は良いのだけれど他の職業が割を食う事になり得ます。 聖職者の「亡者退散」などは特定条件化でしか威力を発揮できないですし。 その時々で活躍する物が違った方がバリエーションに富んで盛り上がるかも! *実践編 *最後に  最後にとても大事な事が一つ 「''自分がプレイヤーだった場合に、納得できのるか''」これは非常に重要です。  例えば警告や情報も無くましてや判定もなくいきなり重大な不利益をPCが被る展開等、参加者が納得出来かねる展開は理不尽だし参加者もストレスが溜まります。 マスタリングシート作成時、事前確認をする際は出来るだけPL視点によるチェックをし、可能な限りそういった事態は回避しましょう。 以下にいくつかの例と対策を紹介致します。 :問答無用の即死系トラップ| こういったトラップなんかは事前に情報を渡すなり危険そうな雰囲気を敢えて出したりした上で 調査する猶予を与えたり、発動を察知するチャンスを与えたり、確実な回避方法しっかり用意すれば理不尽には感じないし納得出来ると思います。 トラップ等は比較的簡単に解決出来ますが、大きく修正しなきゃならなくなってくるのはリアリティさが出せなくて納得出来ない場合です。 リアリティさというのはGMによる独自設定の運用においての設定がしっかりしてるしていないというレベルの話では無く(勿論独自システムやモンスター等はしっかり設定すべきですが) どうしてこんな場所にゴブリンが居るのか、どうしてそこで生活しているの?といった疑問がでてきても納得のいく理由があるかどうかといった話です。 :NPC運用におけるリアリティさ| NPCの設定と実際の行動に違いが無いか、GMの思惑に都合が良すぎないか? これも不慣れな内はやってしまう事かもしれませんので注意して欲しい。 &br() 例えばゴブリンが理由もなく全員魔術師PCに突撃してしまうのはNG GMとしては魔術を封じたいかもしれないが、この場合はゴブリンがどうしても襲いたくなる臭いの元が魔術師にかかっているとか そういった理由があれば納得は出来るかもしれません。勿論知能の高い人間NPCが敵ならば魔術師を封殺しに動くのは自然と言えます。 &br() 他に拝金主義的NPCとの交渉でNPCが簡単に譲歩し「''お金以外でもOK''」と言わせちゃうのも問題です。 これは相応の理由が必要になります、金じゃ買えない価値のある宝の価値に気付くイベントがあるとか。 拝金主義に成るに至った理由をPCが知った上で+そのNPCの捜していた思い出の品を提示出来たので承諾した、とか NPCの行動原理におけるリアリティさは特に気を使わないと最悪話が破綻してしまう事もあるので、十分に注意してください。 *アーカイブ編 CWCRPGにおいて長年の功労者であるsuikame氏は過去に日記上で、いくつかのGMとして参考になる文章を執筆していました。以下のページにそれを遺します。 >-[[TRPGシナリオの作り方>GM道入門編/TRPGシナリオの作り方]] ---2009年06月03日執筆 >-[[「これはないわ」TRPG編 / 傾向と対策>GM道入門編/「これはないわ」TRPG編 / 傾向と対策]] ---2009年07月19日執筆
**GM道入門編 この項ではセッションを主催するゲームマスター(以下GM)に向け、アドバイスや心構えから実戦テクニックまでを説く。 GMの実体験から、ネットで見かけて参考にすべきだと判断したモノ等を記述していきます。 *最初に GMは度胸!なんでも試してみるのさ セッションやる上で注意点は、 セッションがあるのを忘れないことです。 これ重要。 -それぞれのプレイヤーがどんな人で、どんなPC(プレイヤーキャラクター)を使用するのかを把握しよう。 *基本編 【''選択肢の有無''】 CWCRPGもゲームである以上PCには選択肢が必要不可欠です。 寧ろ選択肢が存在しなければゲームとして成立しなくなる程です。 選択肢もなくダラダラとストーリーを垂れ流す状態になってしまうGM「吟遊詩人」という称号が貰えちゃうぞ☆(※蔑称です 実際問題これはPC自身が判断した事による結果であるという事実が重要なので 仮にどの選択肢を選んでも同じ流れになったとしてもそれをPCに悟らせない事が出来ればそれはGMとしての実力と言えます。 【''主人公はPC''】 本家CardWirthでもしばしば問題になった事であるが このゲームの主役はPCである、GMが操るNPCが強すぎて無双してしまうと参加者は萎える事もあるし 最悪の場合、何故PC達を雇う必要があったのかという所まで行きかねない。 どうしてもNPCを活躍させる必要がある場合は、 NPCに対処しきれない問題(残りのモンスターとかそのNPCの苦手分野とか)をPCに任せるとか &bold(){[[“紅蓮の獅子王”トゥルーグ>人物データ/“紅蓮の獅子王”トゥルーグ]]}の様に大量の雑魚敵を1人で食い止める役を買って出るとか そのNPCが居ないともっと酷い結果になっていたという風な演出をすれば良いだろう。 実力を発揮している所を目の前で見せつけるのではなくてPC達を後押しする形にすれば ''実際のプレイはPC主導''でも存在感を引き立てる事が出来るだろう。 *探索編 -常に魔法という手段で活躍する方法が存在するマジックユーザーよりも戦士系や盗賊系の活躍出来る場面を盛り込むべし *戦闘編 CWCRPG史上最強最悪の魔法である「眠りの雲」これの対策がGM道最初の一歩 毎回「眠りの雲」が活躍してしまうと魔術師自身は良いのだけれど他の職業が割を食う事になり得ます。 聖職者の「亡者退散」などは特定条件化でしか威力を発揮できないですし。 その時々で活躍する物が違った方がバリエーションに富んで盛り上がるかも! *実践編 *最後に  最後にとても大事な事が一つ 「''自分がプレイヤーだった場合に、納得できのるか''」これは非常に重要です。  例えば警告や情報も無くましてや判定もなくいきなり重大な不利益をPCが被る展開等、参加者が納得出来かねる展開は理不尽だし参加者もストレスが溜まります。 マスタリングシート作成時、事前確認をする際は出来るだけPL視点によるチェックをし、可能な限りそういった事態は回避しましょう。 以下にいくつかの例と対策を紹介致します。 :問答無用の即死系トラップ| こういったトラップなんかは事前に情報を渡すなり危険そうな雰囲気を敢えて出したりした上で 調査する猶予を与えたり、発動を察知するチャンスを与えたり、確実な回避方法しっかり用意すれば理不尽には感じないし納得出来ると思います。 トラップ等は比較的簡単に解決出来ますが、大きく修正しなきゃならなくなってくるのはリアリティさが出せなくて納得出来ない場合です。 リアリティさというのはGMによる独自設定の運用においての設定がしっかりしてるしていないというレベルの話では無く(勿論独自システムやモンスター等はしっかり設定すべきですが) どうしてこんな場所にゴブリンが居るのか、どうしてそこで生活しているの?といった疑問がでてきても納得のいく理由があるかどうかといった話です。 :NPC運用におけるリアリティさ| NPCの設定と実際の行動に違いが無いか、GMの思惑に都合が良すぎないか? これも不慣れな内はやってしまう事かもしれませんので注意して欲しい。 &br() 例えばゴブリンが理由もなく全員魔術師PCに突撃してしまうのはNG GMとしては魔術を封じたいかもしれないが、この場合はゴブリンがどうしても襲いたくなる臭いの元が魔術師にかかっているとか そういった理由があれば納得は出来るかもしれません。勿論知能の高い人間NPCが敵ならば魔術師を封殺しに動くのは自然と言えます。 &br() 他に拝金主義的NPCとの交渉でNPCが簡単に譲歩し「''お金以外でもOK''」と言わせちゃうのも問題です。 これは相応の理由が必要になります、金じゃ買えない価値のある宝の価値に気付くイベントがあるとか。 拝金主義に成るに至った理由をPCが知った上で+そのNPCの捜していた思い出の品を提示出来たので承諾した、とか NPCの行動原理におけるリアリティさは特に気を使わないと最悪話が破綻してしまう事もあるので、十分に注意してください。 *アーカイブ編 CWCRPGにおいて長年の功労者であるsuikame氏は過去に日記上で、いくつかのGMとして参考になる文章を執筆していました。以下のページにそれを遺します。 >-[[TRPGシナリオの作り方>GM道入門編/TRPGシナリオの作り方]] ---2009年06月03日執筆 >-[[「これはないわ」TRPG編 / 傾向と対策>GM道入門編/「これはないわ」TRPG編 / 傾向と対策]] ---2009年07月19日執筆

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