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プレイヤーキャラクター


各話あらすじ

紅い夜には魔物が歩く

 数日前に陸上部を休部した進藤雲雀は、夕暮れ時に一人の少年に声をかけられた。
 ケイと名乗る彼は、進藤に彼女が所持しているアクセサリと同じものを見つけて欲しいと頼む。ケイが「イミナ」と呼ぶそれを手に入れてより、進藤には不思議な力が発現していた。
 末永諒は街で妹の有希と同級生の柳瀬蒼依が、犬飼峻という不良に絡まれているのを目撃する。
 その数日後、進藤は柳瀬と犬飼の口論に遭遇。仲裁を行い、その場は事なきを得るものの、犬飼は柳瀬を完全に敵視してしまう。
 進藤は犬飼がイミナを所持しているという情報を得る。それは1週間ほど前からであり、進藤がイミナを手に入れた時期とほぼ一致する。
 末永は柳瀬を案じて犬飼の身辺に注意を払う。犬飼は不良の下っ端で、不良仲間からは馬鹿にされていた。しかしごく最近、その不良仲間3人を一人で半殺しにしたことを知る。
 そんな中、犬飼は柳瀬の前に現れ、殺害を予告する。
 予告の時間に現れた犬飼は、警備に当たっていた警官を異能の力で退け柳瀬を連れ去る。
 進藤と末永はケイの力を借りて犬飼を追跡し、学校に到着する。
 犬飼はイミナによって血筋による異能力「犬神の使役」を発現させたいた。しかし、途中から彼は使役すべき犬神に半ば以上支配され、殺戮衝動を抑えきれずにいるのだった。
 彼は末永と進藤に襲い掛かる。二人は生命の危機に晒され、それぞれの異能力を発現させる。戦いの末、犬飼に取り付いた魔性は祓われた。
 その夜の戦いは終わったものの、朔間市に魔性は生まれ続けるとケイは明かす。
 ケイの正体は稲荷として祀られた精霊であり、長い間朔間を守護してきた。しかし、力の消耗が激しく休息の為の眠りにつかねばならない。
 ケイは末永と進藤に、これからも現れ続ける魔性の討伐を依頼する。二人はこれを受けることを約束した。

音楽室の神隠し

 ある日の放課後、音楽部の涼月夏帆が音楽室での練習中に忽然と姿を消してしまう。ちょうど現場に居合わせた末永は、魔性絡みの事件であることを察知し、進藤と共に調査を開始する。
 直前に涼月が演奏していた曲は「黄昏のプレリュード」というもので、これを演奏した者は失踪するというジンクスが音楽部に伝わっていた。蘇芳葬介が作曲したこの曲には魔性を活性化させる力があり、これを演奏すると音楽室に封印された魔性を呼び覚ましてしまうのだった。
 魔性にさらわれた者は一週間後に死亡してしまう。末永らは魔性と対峙するため、音楽室にて「黄昏のプレリュード」を演奏する。特訓の甲斐あって上手くいき、目論見通り魔性は末永らを自分の空間に引きずり込む。
 そこには過去に失踪した演奏者が囚われており、魔性のために曲を演奏させられていた。その中には涼月もおり、末永らは合流に成功する。
 捕えられた生徒によれば、この空間を支配している魔性は「コダマ」と呼ばれる、人々の負の感情「妬み」が顕現した存在である。過去に音楽室に封印されたらしい。
 コダマを倒さぬ限り脱出はできない。末永らは闘いを挑む。
 コダマは捕えた生徒に、「黄昏のプレリュード」を演奏させていた。実はこの曲には魔性の力を増幅する力があり、それによってコダマは封印を破ろうとしていたのだ。末永らは苦戦を強いられたものの、涼月の援護(彼女の演奏によって「黄昏のプレリュード」の増幅効果を弱体)もあり、辛くも勝利する。
 コダマの消滅により末永らは解放された。昔に囚われた生徒は戻ってはこないが、二度とこのような事件は起こらないだろう。

Monster Hunting

 軽音部は実戦訓練を兼ねて、週一度のパトロールを行っている。ある日のパトロールで末永と進藤は思いがけず手ごわい魔性と遭遇する。
 まともに戦えば勝てぬ相手ではないが、劣勢を悟った魔性は機敏に逃走してしまう。この魔性は他の雑魚とは違う、そう判断した末永たちはブラックハウンドと名づけ討伐を決意する。
 柳瀬の調査によれば、ブラックハウンドは毎夜朔間市の各所に現れ、人を襲っているらしい。末永たちはブラックハウンドの出現場所を予想し待ち伏せ、何度も戦ってダメージを累積させていく。
 魔性の力は新月の紅夜に高まる。その夜、朔間市では年に一度の「鬼姫祭り」があり、大通りは人で溢れかえる。この夜にブラックハウンドを仕留め損なえば、死者が出るに違いない。
 末永たちは紅夜によって力を増したブラックハウンドと戦闘を開始する。ブラックハウンドの力は確かに増していたが、それまでの戦いでのダメージが大きかった。末永たちは致命的な攻撃を受ける前に押し切ることに成功する。
 街の裏側で繰り広げられた密かな戦いは、異能使いの勝利に終わったのだった。

呪いの館

 いつものように放課後の軽音部室に顔を出した末永と進藤。柳瀬が待ち受けており、今日、ある地区の調査を提案する。
 そこは最近パトロールした一帯で、2人の記憶では他の地区に比べて魔性の出現率が高かったように思われる。柳瀬が調査した結果、同地区では失踪事件の発生率が高い。彼女は魔性との関連を疑い、2人にパトロールを提案したとのこと。
 早速室生町に向かい、軽音部は調査を開始する。
 やはり他所よりも瘴気が強い。その中心は簡単に見つけることができたが、そこはいわくつきの「呪いの館」だった。中から感じる魔性の気配と、想起される数々の不吉な噂を思い出して軽音部が逡巡しているところ、一人の少女が中に入っていく。
 放置できず後を追って館に侵入する軽音部だったが、少女の姿はなく、代わりに森川刑事と遭遇する。彼は失踪事件の行方不明者を追っている。わずかな手がかりでもあればと館を捜索していたらしい。
 軽音部と彼は手分けして館を調べることにした。遺留品を発見し、先に館に入った少女は進藤茉莉であることがわかった。軽音部は点在する遺留品を追い、誘い込まれるように館の奥まで進入する。
 最深部で軽音部は茉莉を発見する。しかしそれは彼らを引きずり込むための餌であった。茉莉の幻影は消失し、代わりに8体の魔性が出現する。際限なく現れるそれらを撃破しつつ、軽音部は魔性の術の核が柳瀬であることを看破した。室生町の警戒を提案し、館を捜索するよう誘導したのは彼女に化けた魔性であったのだ。
 蜘蛛の正体を現した魔性は苛烈な戦いの末に軽音部に討伐された。朔間市における失踪者の何割かはこの魔性に捕食によるものであったため、以降は失踪事件の減少が期待される。

暗い夜道にご用心・解決編

 FMD「暗い夜道にご用心」から一週間後、末永らの1年C組が事件のあった朔間山で野外実習を行うことになった。
 殺人事件のあった場所ということで不安を示す生徒もいたが、中には逆に興奮する者たちもいた。オカルト研究会の佐竹などはその筆頭で、様々な噂を仕入れてはクラスの皆に話していた。
 噂の一つに「首吊り椿」というものがあった。神社の境内にあるその椿で首を吊る者は昔から多く、妖しい力があるのではないかとのこと。
 そして恒例の肝試しが実施されることになった。末永と進藤はペアを組むことになり、事件のあった場所に差し掛かる。
 そこで末永らは殺害されたはずの大庭優佳の姿を目撃する。金縛りにあって追うことはできなかったが、身体が動くようになった頃、柳瀬からの連絡が入る。
 末永らよりも先に出発したペアが、一組もゴール地点の神社に到着していないらしい。
 先ほどの大庭の件もあり、軽音部はこれは魔性による事件だと判断。
 急いで神社に向かうと大庭が待ち受けていた。周囲には意識を失った生徒たちが倒れており、彼女は彼らを生贄として椿の木にささげるつもりだという。
 神社の椿はやはり魔性であった。その近くで死亡した大庭は異能力をもっており、それ故に魔性に取りつかれる形で復活したのだ。
 末永らは魔性と化した大庭を討伐。彼女の身体の崩壊とともに魔性も滅びた。神社の椿はただの樹木となり、二度と犠牲者を生むことはないだろう。


朔間妖異譚・外伝

人を食らうは鬼か蛇か

プレイヤーキャラクター
 6月上旬、梅雨入り直前の時期の話。
 柳瀬が通っている学習塾で、生徒が立て続けに2人、意識不明で病院に運ばれるという事件が起きる。彼らは体に何の異常もないのに数日経っても目を覚まさないという。
 軽音部は早速この事件を調べることにしたが、進藤が補習のため参加することができず、部員ではないが異能者である涼月夏帆に協力を依頼することになった。
 調査を進めていくと、倒れた両名はその塾では1番2番の成績だったことが分かる。そしてその直後、やはり成績上位の生徒が意識不明で倒れる。目撃者によると、倒れる直前に彼の足元に白くて長細い何かが見えたという。その情報と、倒れた生徒の皮膚に残された噛み傷のような痕跡から、軽音部はこの事件をヘビ、それも白いヘビの魔性によるものではないかと推測する。また、なぜか事件は決まって雨の日に起こるのであった。
 塾に通っている生徒の一人で、末永や涼月とも知り合いである榊良悟の身辺を調べると、彼の近所に住んでいる中年女性も同じ症状で倒れたことや、彼の母親が以前にヘビを飼っていたことなどが明らかになる。同時に、両親がすでに亡くなっていて、苦しい生活の中で時間を作って必死に勉強をしていたという家庭事情も知ることとなってしまう。二人は同情をしつつも、彼がこの事件に深くかかわっているのではという疑いを深めていった。
 ついに末永が白いヘビの襲撃を受け、焦った二人は直接榊の家を訪ねることに。だがそこで、無数のヘビに取り囲まれて迂闊に身動きのできない状況に追い込まれてしまう。
 これまでの調査から榊の母親が怪しいと睨んでいた二人は、母親が死の間際まで保管していた箱を発見し、処分しようとする。しかしそこで現れたのは、巨大な白いヘビ、“白雨蛇”。白雨蛇は榊の妬みや憎しみの感情を煽りそれを糧としつつ、対象となった者を排除するという行動をとる魔性だった。二人の怒りの一撃を浴びて、白雨蛇は退散する。
 榊は蛇の言葉に深い衝撃を受けていたが、末永に諭されて立ち直り、生活状況も改善の目途がついた。白雨蛇の憑代であった箱の中身は焼却され、彼の者は当分の間出てくることはできないだろう。精気を奪われていた人々も意識を取り戻し、こうして事件は無事解決を見た。

鬼の棲む家

プレイヤーキャラクター
 舞台は兵庫県の北東端に位置する田舎町、黒田町。
 冬休みに父の実家へ来ていた夏帆は、夜、紅い月の光を感じて目を覚ます。果たして現れたのは、親戚の叔父に取り憑いた魔性。夏帆は交戦の結果、あと一歩というところで取り逃してしまう。逃げた魔性はおそらくまた別の人間に取り憑いたと考えられる。夏帆はその行方を追うべく、単独で調査を開始する。
 一方その翌日。休みを利用してバイク旅行に出ていたノエルは、黒田町のあたりで激しい吹雪に見舞われ、やむを得ず近くにあった民家に助けを求めた。その家には間邊家という資産家の一族が住んでいた。住人は当主正造とその妻ゆかり、息子の一臣と健二の兄弟、一臣の娘の月海、家事手伝いの木下カナエ。しかし翌日、正造は離れの自室で死体となって発見される。事件を担当する五所川原警部は、ノエルを有力な容疑者と考え疑いの目を向けてくる。自らの潔白を証明するためにも、ノエルは事件の捜査を始める。
 夏帆は魔性の由来を探っていくうちに、黒田町にかつてあった篠山家という一族から繰り返し“鬼に憑かれた人間”が出ていること、そして叔父や事件の関係者である木下カナエがその血を引いているらしいことをつきとめた。
 しかし、犯行時刻とされる11時30分(被害者の部屋の灯りが消えた時間)には、カナエはすでに帰宅していた。ノエルは事件現場の状況から、氷とストーブと卓上スタンドを利用して犯行時刻をごまかすトリックが使われたことを推理する。
 こうして追い詰められたカナエは、自分が間邊正造の前妻の娘であり、苛めで精神を病んで自殺した母親の復讐のために間邊家に潜り込んでいたことを告白した。警察に連行されるカナエの元に、夏帆が奏でたバイオリンの調べが聞こえてくる。魔性が祓われて自由な感情を取り戻したカナエは、亡くなった母と父のことを思い静かに涙を流すのだった。

幻のランナー

プレイヤーキャラクター
 9月下旬、朔間高校では体育祭の予行練習が行われていた。
 だが、進藤雲雀と皆木譲羽が代表選手として出場していたクラス対抗リレーの最中に魔性が出現。その幽霊のような半透明のランナーに抜かされた途端、進藤は手酷く転倒してしまう。そこに謎の車輪が現れて進藤に襲いかかり、彼女は足を骨折する怪我を負う。
 翌日、進藤が入院した病院に末永と皆木が見舞いにやってくる。そこで皆木は進藤に、なぜ走れるのに陸上をやめたのかと問い詰める。進藤はそれに答えを返すことができず、皆木は怒って帰っていってしまう。
 一方で進藤と末永は、予行練習に現れた魔性について相談を行った。魔性は雨で一週間後に延期した体育祭のときに再び現れるかもしれず、退院まで身動きがとれない進藤に代わって涼月に協力を依頼し、調査をすることになった。
 朔間高には昔から、『幻のランナー』という怪談があった。校庭のトラックを走っていると現れ、彼に抜かされたらこけて怪我をしてしまうのだという。進藤が見た幻のランナーの姿は、約20年前に在校していた生徒「深見 一」の写真と一致した。深見は陸上部のダブルエースの一人だったが、事故に遭ってすでに亡くなっている。そして、涼月のクラスメイトで実は幻のランナーの被害者であった三谷陽彦は、そのときに深見が履いていた靴を手にしていた。
 体育祭を目の前にした金曜日、皆木が校内で行方不明になる。末永と涼月は退院した進藤を加え、その靴を鍵として、綻びていた校庭の封印の隙間から異空間に飛ぶ。そこには今回の事件の元凶である魔性「朧車」とその眷属幻のランナー、そして捕らえられた皆木の姿があった。朧車を校庭に封じていた枷は『音楽室の神隠し』の事件を引き起こしたコダマの封印と対をなしており、軽音部がコダマを倒したことで朧車の封印が解けかけているらしい。そして封印を破る最後の一押しとして、朧車が最も好む「競争の敗者が抱く負の感情」を強く持っていた皆木を餌食にしようとしていた。
 末永と涼月が朧車と刃を交える一方で、進藤は幻のランナーとの再びの対決に臨む。進藤は実力で上回る相手を絆の力で圧倒し、先にゴールラインを踏む。敗者から力を奪う朧車は、それゆえに自身の敗北には脆弱だった。追い詰められて皆木を道連れにしようと目論む朧車だったが、末永と進藤の連携にそれも阻止され滅ぼされる。
 進藤は戻ってきた皆木と話をして、全てを説明するには到らずとも、一応の和解を果たしたようだった。こうして魔性の危険は去り、朔間高の体育祭はつつがなく行われた。