考えるとは解釈する(メッセージを抽出する)
情報からメッセージを抽出する際には、「情報の羅列でも、無理な
解釈でもないバランス」で、なおかつイシューに向かった解釈をす
ることの重要性を学びました。(まずSo What?→Why True?)
私はその中で、比較すれば「A(情報の整理のみ)」よりも「B(論
理の飛躍)」の方がよいというところが重要だと思いました。
演習のケースでは、情報が不足するために論理の飛躍が起こって
しまうケースもありましたが、実際のビジネスでは導き出した
解釈を補足するために必要な情報を自分で集めることができます。
情報を集めただけで満足するのではなく、「イシューに向かった解
釈をするためには更に何の情報を集めたらいいか」という観点でメ
ッセージ抽出に取り組んでいきたいと考えました。
加えて、「前提となる知識の重要性」を学びました。ビジネス系の
一般常識を知らなければそもそもよい解釈ができません。ここは知
識を得るための勉強が必要です。
前提を疑う
前提を疑うことにより、全く新しい打ち手を考えることができます。
また、暗黙の前提がないかを疑う癖をつけることが重要です。
その中で、原因に対して様々な前提条件があり、本質的な問題解決
には、問題を発生させている前提条件を見逃さずに考えることが重
要です。
意思決定を行う際には、説明する側の「都合のよい前提」のみを聞
かされるケースもありますが、前提条件はそれだけなのかという観
点で、さらに確認を行っていく習慣付けを行う必要があります。
ただし、前提条件を集めることに夢中になるあまり、意思決定のス
ピードが遅くなるケースがあります。現状では、本来不必要な前提
条件を確認している部分もありますので、本当に必要な前提条件を
的確にピックアップできるように、イシューを押さえながら前提を
疑っていく力をつけることが重要です。
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最終更新:2010年08月22日 18:18