A:美優がいた

「A:美優がいた」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

A:美優がいた」(2007/07/22 (日) 05:44:28) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

A:美羽がいた 「お、兄貴おっかえりー」 「あん、何だ居たのか美羽」 「む、居たのかとはなんだよー。せっかく兄貴の帰りを待ってて  やったのに」 「ん~? なるほどなるほど、お前も可愛いとこあんだなー」 「可愛い? 恐ろしいの間違いじゃなくて?」 「ひゃい?」 「やっと帰ってきたか。待ちわびたぞ、下郎」  あっれっれー、なんかうしろにオニがみえるよー、なにかなーあれ。  誰がどう見てもレンさんです、本当にありがとうございました。  何にありがとうございましたって、俺の人生に。なんか後ろに修羅背負ってらっしゃるんですもの。   「ひ、ひとつお聞きしてもよろしいでせうか?」 「何だ」 「何でそんなに怒ってらっしゃるのでせう?」 「今朝のこと、よもや忘れたとは言わせんぞ」  ハイ、すっかり忘れてました。  って、ちょ、ま、まだその件で怒ってらっしゃったー!?   「ま、待て待て待て!! ユリアから事情じゃないの!?」 「知るか。姫様はお前を探しに外へ出て、先ほど帰って来た途端  疲れて御休みになられた」 「んで、寝言で『ヒロトさん……』とか呟くもんだからさー。  有罪じゃね? コレって」 「さて、何か言い残すことは?」  正直色々ありすぎて何を言えばいいかわからないんですが。  例えば、今晩『がき☆つか』がやるから録画しといて、とか。  明日の朝には『アラシの語欲!』がやるから見たいなー、とか。  あ、あと『仮免ライダー電脳』もやるんだよなー。   「ってか、その後ろの剣はなんですか?」 「フ、冥土の土産に教えてやる。これは、お前がこの世の最後に  見る物だ」 「メイドが冥土の土産って誰がそんな上手いことをアッ―!」  血だらけで簀巻きのまま外に野晒しは大変きつうございました。  おかげで夕飯食べ損ねてしまいましたですよ? あぁ、お腹がすいたなぁ。  鳩ラッシュ、僕疲れたよ、なんだか眠いんだ……  結局、許されたのは夜が更けてユリアの目が覚めてからでしたとさ。とほほ……

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。