僕の世界は壊れない・第三話・選択肢後1

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; オールリセット ; ▼システム 暗転 ; ▼システム ウェイト ; ★BGM~No.3 無題 ; ■背景~ショッピングモール ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(通常)・位置(中央) ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(通常)・位置(左) バスを乗り継ぎ、[l]ショッピングモール『ティーオン』にようやく到着した。[l][r] 二人とも美人さんなので道中男女問わず視線を集め、[l]一緒にいた俺は少々居心地が悪かった。[l][r] ; ●立ち絵変化 ユリア・私服(姫)・表情(疲れ)・位置(中央) ユリア様はあまり暑さには慣れていないようだ。[l][r] レンさんに汗を拭いてもらっていたが、[l]冷房が効いたところに入ると心地よさそうな表情に戻った。[l][r] ; ●立ち絵変化 ユリア・私服(姫)・表情(笑顔)・位置(中央) 時間は丁度昼過ぎ。[l][r] とりあえず二階の飲食街エリアで何か食べようか、[l]と思った矢先、ユリア様が早速小物類の店を覗いている。[l][r] レンさんと一緒に止めに行き、[l]ユリア様を引っ張ってエスカレーターで二階に上がった。[p] [cm] ; 前の選択肢でBを選択した場合のみ以下を追加 ; 先生がバイトしているという喫茶店は最後に顔を出すことにした。 ; ●立ち絵リセット ; ▼システム 暗転 ; ▼システム ウェイト ; ■背景変化~ショッピングモール・飲食店前 食事をどの店でするか少々迷ったが、[l]やはり日本人として外国の人に薦めるのは日本食だろうと考え、[l]和食総合店に入った。[l][r] ; ■背景変化~ショッピングモール・飲食店・席 ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(通常)・位置(中央) 二人は物珍しそうにのれんを見ながらくぐり、[l]四名用の席に座る。[l][r] 俺はレンさんの横に座り、[l]注文の仕方を教えた。[l][r] レンさんは暫らく周囲を警戒していたが、[l]危険がないと悟ると水を飲んで一息ついた。[l][r] 三人とも適当に定食を頼み、[l]この後何をするかを話しあいながら楽しく食事をする。[p] [cm] ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(笑顔)・位置(左) レン「私はそうだな……ヒロト殿の家には苦無も日本刀もなかったし、[l]そういった物を買いたい。[l]ここにはあるのか? 」[l][r] [r] レンさんがまた物騒なことを言う。[l][r] この人、なかなか日本には銃刀法というものがあるということを信じてくれないのだ。[l][r] もう諦めて適当に流すことにした。[l][r] [r] 大翔「木刀くらいなら売ってるかもしれませんが……」[l][r] ; ●立ち絵変化 ユリア・私服(姫)・表情(笑顔)・位置(中央) ユリア「わたしは人形が欲しいです~」[p] [cm] ユリア様はそばを食べ終えてお茶を飲みながら、[l]のほほんとした口調。[l][r] ふむ、ぬいぐるみか……[l]そういえば美優は子供の頃は結構な収集家だったな。[l][r] [r] 大翔「俺は……新譜でも探そうかな」[l][r] [r] 面白いくらい欲しいものが噛みあわない面子だが、[l]まだ会ってから日も浅いし仕方ない。[l][r] 以前、妹達と買い物に行った時は、[l]お互いの趣味を知っていたので、適当に合わせて行動できた。[l][r] この二人の趣味も知っておけば後々生活のうえで色々と役に立つだろう。[p] [cm] ; ●立ち絵リセット ; ▼システム 暗転 ; ▼システム ウェイト ; ■背景変化~ショッピングモール ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(通常)・位置(中央) ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(通常)・位置(左) ; ▲SE ドア開 ; ▲SE 足音 食事を終えて店を出る。[l][r] とりあえずレディーファーストに階級的なニュアンスを加えて、[l]ユリア様の買い物から済ませる事にした。[l][r] 玩具屋に到着し、レンさんとユリア様は店内に入っていった。[l][r] ; ●立ち絵リセット ちなみに俺はレンさんに怪しい人物が店に近づいてきたらすぐに伝えてくれ、[l]と言われて店の入り口前で待機中。[l][r] ――――――――。[l][r] ――――――。[l][r] ――――。[l][r] ――。[l][r] 15分経過。[p] [cm] 何も起こらない。[l][r] ……退屈だ。[l][r] ガラス張りの壁から店内を覗くと、[l]ユリア様は人形を物色していた。[l][r] ユリア様は俺と同い年くらいのようだが、[l]このくらいの年齢でも女の子は人形を愛でたりするのだろうか。[l][r] 妹達を見るに、[l]まあありえそうなことではある。[l][r] それを横で見ているレンさんは人形には興味はないらしく、[l]玩具の刀を高速で試し振りしている。[l][r] [r] ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(笑顔)・位置(中央) ユリア「この謎の生物に……[l]あっちの謎の生物もいいなぁ……あ、この謎の生物も! 」[l][r] ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(困惑)・位置(左) レン「姫様は何故あのような物を好むのだろうか……」[p] [cm] ちなみに今ユリア様が手に取っているのはミッ○ー、ガ○ラ、ゴー○ドライ○ンの人形だ。[l][r] なんとなくイメージでは可愛いものを欲しがりそうだったが、[l]珍しければ何でもいいらしい。[l][r] しかしミッ○ーを知らないとは、[l]二人の出身国はよほど周りの情報を遮断しているのだろうか。[l][r] 王家が魔法使いの血統だったり、[l]聞きなれないファンタジー世界のような魔法があるらしいし、[l]あり得ない話ではない。[l][r] [r] ; ▲SE ドア開 ; ●立ち絵変化 レン・私服(騎士)・表情(通常)・位置(左) ユリア様達が買い物を終えて出てきた。[l]ユリア様は両手に人形が大量に入った袋を抱えている。[l][r] 次はレンさんの木刀だ。[l]土産屋……それか雑貨屋にあるかもしれない。[p] [cm] ; ●立ち絵リセット ; ▼システム 暗転 ; ▼システム ウェイト ; ★BGM変化~No.41 陽射 ; ■背景~ショッピングモール ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(通常)・位置(中央) ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(通常)・位置(左) ; ▲SE 足音 しばらく歩くと、[l]奇妙な形の看板が目に入る。[l][r] 『JUNK』という赤いポップ調の大文字の下に、[l]『なんでもあるよ』と小さく書かれた看板だ。[l][r] 店舗を見ると、[l]木製に見せかけた装飾が施されていた。[l][r] [r] 大翔「入ってみますか? 」[l][r] レン「ああ、あまり私の用に時間をかけたくはないからな」[l][r] [r] ; ▲SE 自動ドア 自動ドアをくぐり、先程と同じように俺は店先で待っていようとしたが、その必要はなかった。[l][r] 入り口のすぐ近くに、木刀がたくさんかごに差されて売られていたのだ。[p] [cm] レンさんが近づき、一本一本物色する。[l][r] やがて一本の木刀をかごから抜き、切っ先まで手を滑らせる。[l][r] 片手で握りこみ、軽く振るった。[l][r] ; ▲SE シュッ [r] ; ●立ち絵変化 レン・私服(騎士)・表情(笑顔)・位置(左) レン「ふむ……主人、これを貰おう」[l][r] 店長「兄ちゃん目が高いNOW![l] そいつは北辰一刀流の名刀だYO!」[l][r] [r] レンさんはかなり質がよさそうな木刀を見つけたようで、[l]会計を済ませて背中に仕舞いこんだ。[l][r] 店の人に男と勘違いされていたが、[l]特には気にしていないように見える。[l][r] そういえば俺も最初は間違えたな。[p] [cm] しかしこの店、[l]物騒というか過激なものばかり揃っているな……。[l][r] さっきから目の端に表現してはいけないものがちらほら見えるし。[l][r] ユリア様が見ると目に毒なので、早々に店を出た。[l][r] ; ●立ち絵リセット ; ▼システム 暗転 ; ▼システム ウェイト ; ★BGM変化~No.3 無題 ; ■背景~ショッピングモール ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(通常)・位置(中央) ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(通常)・位置(左) 最後は自分の買い物だ。[l][r] CDショップに二人を連れて足を運び、目当てのバンドの新譜を探す。[p] [cm] ; ▲SE 足音 ……見つけた。[l]アルバム、4000円ちょい。[l][r] インディースの部類に入るため、[l]売り切れの心配はあまりしていなかったが、[l]とりあえず一安心。[l][r] 周りを見渡すと、[l]なかなかの品揃え。[l][r] コアな物から人気の曲まで幅広く抑えているようだ。[l][r] ユリア様たちを見ると、[l]やはり興味津々で二人で歩き回っている。[l][r] 試聴用の機械を発見し、[l]無造作にボタンを押し始めた。[l][r] ヘッドホンを付けるレンさん。[p] [cm] ; ●立ち絵変化 レン・私服(騎士)・表情(驚き)・位置(左) レン「……うおっ![l] なんだ!?[l] これを耳に当てた途端凄い音が……」[l][r] ; ●立ち絵変化 ユリア・私服(姫)・表情(驚き)・位置(中央) ユリア「ええっ![l] 貸して貸して……![l] ; ●立ち絵変化 ユリア・私服(姫)・表情(泣き)・位置(中央) ああ~~~耳が痛い……」[l][r] ; ●立ち絵変化 レン・私服(騎士)・表情(睨み)・位置(左) レン「姫様危ない! 」[l][r] [r] レンさんが背中に仕込んだ木刀に手を伸ばす。[l][r] 放っておくと試聴用の機械を破壊しそうだったのでとりあえず制止し、[l]10分ほどかけて原理を説明した。[l][r] レンさんはたまたま聴いた何かの洋楽を痛く気に入ったようで、[l]プレイヤーごと大量にCDを買い込んだ。[l][r] ユリア様の方はどうもヘッドホンにトラウマを持ったらしく、[l]触れようとはしなかった。[p] [cm] ; Aを選択した場合、以下を追加 これで大体やりたいことはやったな……喉渇いたし、お茶でも飲んでから帰るか。 ; Bを選択した場合、以下を追加 あとは先生の喫茶店に顔を出せばいいか……猫耳になってなきゃいいけど。 ; ●立ち絵リセット ; ▼システム 暗転 ; ▼システム ウェイト ; ★BGM変化~未定(悪友のテーマ) ; ■背景~ショッピングモール ; ●立ち絵 ユリア・私服(姫)・表情(通常)・位置(中央) ; ●立ち絵 レン・私服(騎士)・表情(通常)・位置(左) ; ▲SE 足音・継続 貴俊「おっ」[l][r] ; ●立ち絵 貴俊・私服(悪友)・表情(通常)・位置(右) ; ▲SE 足音・停止 [r] 三階の軽食街通りで、[l]貴俊とバッタリ出くわした。[l][r] 貴俊の視線は当然俺と連れ立って歩いていたユリア様とレンさんにも移る。[l][r] ; ●立ち絵変化 貴俊・私服(悪友)・表情(驚き)・位置(右) 目を丸くして俺の耳元で囁いてきた。[l][r] [r] 貴俊「おいおい、ガイジンの彼女二人も連れて何やってんだよ。さては一夫多妻制か。俺を入れて二夫多妻制にしろ」[l][r] 大翔「彼女じゃない……まだ知らされてないと思うが、学園関係でホームステイ中なんだよ、ウチに」[l][r] 貴俊「なんと……俺も泊めてくれないくせに……」[p] [cm] 勘違いは正さなくてはいけない。[l]どんな噂を立てられるか分からないからだ。[l][r] 貴俊はとりあえず納得すると、[l]二人に自分の名前と同じ学園だからよろしくとの旨を伝え、去っていった。[l][r] ; ●立ち絵消去 貴俊・私服(悪友) ; ★BGM変化~No.3 無題 いつもはもっと絡んで来るんだが、[l]流石に初対面の相手の前ではあまりはっちゃけられないらしい。[l][r] まあ、いつもの性的なノリでこられると二人に何か誤解されてしまうかもしれないし、[l]とにかく助かった。[l][r] [r] ; ●立ち絵変化 ユリア・私服(姫)・表情(笑顔)・位置(中央) ユリア「面白そうな人ですわね~~」[l][r] 大翔「面白いだけじゃ友達としては駄目ですけどね」[l][r] ; ●立ち絵変化 レン・私服(騎士)・表情(笑顔)・位置(左) レン「そんな口が聞けるということは、それだけ仲がいいということだな」[l][r] などと貴俊の事を話しながら歩いていると。[p] [cm] [[選択肢Aを選んだ場合>僕壊第三話a2]] [[選択肢Bを選んだ場合>僕壊第三話b2]]

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