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■音
 低い唸る様な音。そして、次に風が吹き寄せてくる。
 間隔は変わっても、それだけは変わることなく。広場の奥から聞こえてくるそれは、風の音なのだろうか‥‥。

 ・手帳の解読作時点⇒風の音が聞こえなくなった。

■黒い手帳
 誰と会い、何を話し、何を聞き、何を疑問とし、何を得たか。
 手帳に残された前半部分のページには、スケジュールとそれに付随する覚書が羅列されていた(ただし、スケジュールでない事柄が書かれたページは半分以上を占めている)。
 罫線に沿って、ある程度整然と書かれた前半と違い、後半と思しき部分は罫線から外れて乱雑に書かれ、1行につき3~4行を消費している。それ故に、ページの消費ペースが早いと思われた。
 書かれた言語は英語。書いた人物はイギリス人かアメリカ人で、何かモノを書く仕事をしていたと思われる‥‥。

 ◆手記の始めには……『気がついた時にはここにいたが、どうやってここへきたかは判らない』とある。おそらく、この場にいることに気付いて若干の時間が経ってから、手記を残す事を思いついたようだ。
 ◆手記の最後では……自分が助からない事を受け入れ、そして、誰かが手帳を見つける事を祈り、目印に‥‥必要ならば、後の『誰か』が生き延びる為にも像と刀を置き、『奴等』に倒されたり壊されたりしないよう、あそこを離れた。『奴等』には、それが何を意味するか理解もできなければ、それ以前に興味もないだろう‥‥と。

  • データ化後の解析結果(ただし、完全ではなく)
 筆者が気がついた時には、筆者を含めて三人の生存者がいた。
 多数のNWが三人を遠巻きにして徘徊していたが、すぐさま襲われる事もなく。
 かといって水や食事が与えられる訳でもなく、暫くは漫然と「生かされているだけ」の状態が続く。
 ページの欠落で仔細は判らないが、業を煮やした一人が脱出か抵抗を試み、おそらくは失敗して姿を消した。
 残った二人は生存の方法を模索するうち、巨大で奇妙な黒い球状の物体を目にし、そこから小さな蟲が次々と無数に這い出す様に出くわす。
 その後のやり取りも欠落して不明だが、もう一人も筆者の前から姿を消し、筆者自身も「脱出」を断念した--。


■壁画
 恐らく、当時の人々の暮らし振りを描いたものと思われる。
 木の下で寛ぎ、あるいは牛を追う人々。様々な動物や狩りをする男達に、踊る女達。あるいは神話になぞらえた、神々の恋物語。どれも遺跡に漂う不穏とは縁遠いイメージである。何か引っかかる‥‥?

■残る謎 
 白亜の像をどけたらNWが現れたのは‥‥?