※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

第1話詳細

作品を読んだみるくしょっぷ店員は、至急セリフ・内容等の補完よろしくお願いします!

序盤

  • 学校
  • 洵、主将、知夏
主将「(ハッ)今のほくろの場所…。まさか、あいつは…!」

主将「待てぇい! そこ行く泣きぼくろのツンツン頭!!」
洵「え? え?? お、俺ですか?」
「ああ、そうだお前だ! その顔、もっとよく見せろ!!」
「うわ!? ちょ、いで! いでででで」
知夏「い、いきなり何するんですか!? 洵を離しなさい!」
「やっぱり…。お前、今すぐバスケ部に入れ!」
「は!!?」
「お前は『ほくろを持つ者』―――バスケをやる宿命を持って生まれた男なんだ。」
「ほくろを…持つ…者…?」
「いい加減、離れなさい、よっ!!」
「うおっ!!?」
「きゃ!?」
「ち、知夏ちゃん!? 大丈夫…(がしっ)ひぃ!!?」
「捕まえたぞぉ~…さあ、バスケ部に入れぇ…今すぐ入れええぇええ」
「お、俺、運動は嫌いなんです! だからバスケ部には入りません! ごめんなさい!!!」
「あ、待て、ツンツン頭!!」
「行かせるかぁっ!!」
「くっ、離せ怪力女! 俺はツンツン頭をバスケ部に入れねばならんのだ!!」
「誰があんたみたいな変態に洵を渡すもんですか!」

中盤

  • 夕焼けの河川敷
  • 洵、主将
「今日は逃げないんだな。」
「…これ以上、知夏ちゃんを巻き込むわけにはいきませんから。」
「ほう、初日に女を置いて逃げた男の台詞とは思えんな。」
「(ムカッ)…教えてください。どうして俺に付きまとうんですか。」
「言っただろう。お前が『ほくろを持つ者』だからだ。」
「ほくろ…って、この泣きぼくろのことですか? でも、こんなもの、あっても何も…。」
「ツンツン頭、もしバスケットボール選手になりたいのなら、お前は何をする?」
「なにって…ええと、特訓して、それで強くなって…。」
「実力は、努力と根性で培うと?」
「まあ才能もあると思いますが、やっぱりどれだけ自分を高められるかが一番必要なんじゃないですか?」
「それはお前の思い込みだ!! ツンツン頭、よく聞け。この世界のバスケットボールは才能が命なんだ。努力も根性も一切必要ない。才能だけの世界! そして、その才能を表すものが、ほくろなんだ!!」
「な、なんだってーー!!? じゃ、じゃあ、まさか俺のこのほくろは…」
「そう。お前のほくろこそ、数あるほくろの中で最も価値の高いもの。俺が持っていたほくろなのだ!!」
「って、それただの自画自賛じゃないですか!!!」
「そうでもないぞ! なんといったって、俺は中学時代に全国に三回も行っているからな、三回も!! ただ、周りのほくろがヘボすぎて無敗というわけにはいかなかったがな。」
「な、なんだろう。この人をすごく殴らなきゃいけない気がする…。って、あなたと同じほくろなら、別に俺がいなくても…。」
「ツンツン頭、俺の顔をよく見ろ。」
「(今度はナルシスト発言かよ…)…あ、れ? ほくろなんて、どこに…。」
「そうだ。俺のほくろは消えてしまった。ある日を境に薄くなり…なんとかしてほくろを黒く染めようと、紫外線を当てたり、祈祷に行ったり、しまいには油性ペンで塗り潰したりもしたが、色素は肌色に近付き…そして、消えてしまった。それが何故かは未だにわからない。わかることは、俺のバスケ人生がそこで幕を閉じたということだけだ。」
「主将…。」
「ツンツン頭よ。俺はお前に夢を託したい。俺の消えてしまった未来を、お前を通して見てみたいんだ。…お前には、迷惑な話かもしれんが。」
「…ダメなんです。俺…運動は、出来ないんです。」
「嘘をつくな。少なくとも、バスケットボールは常人より上手いはずだ。」
「でも、俺は…。」
「…すまん。昔っから興奮すると考え無しに突っ込んでしまってな。色々押し付けすぎた。だが、覚えておいてくれ。お前にはバスケットボールの才能がある。それも並大抵のものじゃない、世界に通用するほどの才能だ。お前はそれを誇るべきだ。」
「……。」
「気が向いたら、放課後体育館に来てくれ。俺はいつもそこにいる。そこでお前を、待ってる。」
「主将…。」

終盤

  • 学校・体育館
  • 洵、主将
(運動が出来ないのは本当だ。走るのも遅くて、ボールも上手く投げられなくて、鉄棒も回れない。そんな俺が、何故かバスケットボールだけは出来た。パスもシュートも、負けなしだった。でも、それが俺を運動嫌いにさせたんだ。)
(あの人、本当に待っているんだろうか。…まさか、こんな遅くまで待ってるはずないよな―――)

(これが本当に、全国に行った人のバスケなのか? まるで素人じゃないか。こんな…、…。)

主将「うおっ。…びっくりした。なんだ、ツンツン頭か。どうした、見学かぁ?」
洵「…入部するわけじゃ、ないですけど。」
「ん?」
「才能を試すって意味で、ちょっと、やってみようかなって…。」
「お、おお! そうか、入る気になったか!!」
「は、入るなんて別に言ってな…」
「おーい、みんな! 例のツンツン頭が入部してくれるってよー! これで廃部免れたなーがははは」
「は、廃部ぅ!? え、あの、このバスケ部って…。」
「お前が入らないと廃部だ。あれ、言ってなかったか?」
「言ってません!! そ、そんな…それじゃあ入部するしかないじゃないですか…。」
「別にお前が泣いて土下座するほど嫌だと言うんなら、こっちも強制出来ないが…。」
「そこまでしないと拒否権生まれないんですか!!?」
「お前の才能はそのくらい惜しいんだ!!」
「しゅ、主将…そこまで俺を…。」
「ふ…わかってくれたか。さ、この入部届にサインしろ。お前がバスケ部に入ったからには、必ず全国まで連れてってやる。」
「は、はい。えっと…名前とクラスを書いて…」
「まあ、今の人数じゃ公式戦に出れないけどな。」
「どこに詐欺だよこれーーーー!!!!」
「ハハー、残念ながら書き終わった後だったな。無事受理されました、と。三宇良、お前は晴れてバスケ部の一員だ。良かったな! さて、じゃあ帰るか。」
「って、待ってくださいよ!? 練習は? え? 全国は!?」
「お前、俺の話を聞いていなかったのか…? 言っただろう、この世界のバスケは全てほくろで決まると。練習なんてしたって時間の無駄だ。ほれほれ、さっさと帰った帰った。じゃあなーみんな、お疲れさーん。」
「な、なんなんだ…なんなんだこの青春バスケはーーー!!!!!」