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携帯のカメラで撮った線画をAzPainter2で塗りやすくする(線画抽出)


解説の中に出てくる数値やサイズなどは大体の目安です。
状況に応じて変更し調整してください。

1)B5~A4程の大きさの白い紙(コピー用紙など)の真ん中に
大体タテ10cm×ヨコ8cm程度の大きさで下書きします。
絵は紙のはしに描かず、真ん中に描くほうがいいです。
(はしに書くと、紙の影が写りこんで余計な線ができてしまうため)
鉛筆で下書きしたら、黒いペンで線をなぞり、
ペンのインクが乾いてから消しゴムで下書きを消します。
鉛筆の線だけでは調整しにくいので、必ずペン入れをして下さい。
このとき、線をつなげるようにして描くと塗るときに楽です。


2)蛍光灯の真下などの明るい所で、紙から携帯を10cm~20cm程離し写メを撮って下さい。
線画の余白部分がなるべく暗くならないようにします。
あまり離しすぎず近くで撮った方が、あとで線を綺麗にしやすいです。
でも、スキャナと違い携帯の写メでは、がんばって撮っても
余白がグレーになってしまうし、線画以外の部分が透明ではないので
このままでは下のレイヤーに色を塗ろうとしても塗った色が見えません。
ここから色々なフィルタを使って綺麗に色が塗れるように整えていきます。

3)線画の画像をパソコンに送り、AzPainter2もしくはAzPainterの「ファイル」→「開く」の所から画像を開きます。


4)調整しやすいように、フィルタのカラー→「グレイスケール」で画像を灰色にします。


5)フィルタ→シャープ→「アンシャープマスク」で範囲を3にして線をくっきり黒くさせます。
今回は範囲3にしましたが、画像の暗さや絵柄によって数値を変えたり適用量の方もいじってみたりして調整してください。
しかし、やりすぎるとシャギシャギしたり線が太くなりすぎたりするので気をつけてください。


6)フィルタの「明度・コントラスト調整」でコントラストを一番右(100)にしてから、
明度を、灰色の部分がなるべく白くなり、なおかつ線画がかすれない程度に上げます(今回は50)
これでだいぶ灰色の部分が白くなりますが、まだ下の方がうっすらグレーなので、これを消したいと思います。


7)レイヤウィンドウの
このボタンでレイヤをコピー(複製)します。
同じ状態の画像を二枚重ねている状態です。

8)コピーしたレイヤを、フィルタ→カラー→「2値化」で完全な黒と完全な白に分かれた状態にします。
線がかすれず、つながっていて、少し太くなる位にしきい値を上げます(今回は212)
線はなるべくかすれないよう、つながった状態に調整します。
この三角の所を押すと、1ずつ上げたり下げたり微調整できます。
四隅に黒い影が多少残ってしまう場合もありますが、そういうときは黒い影を鉛筆ツールで白く塗ってください。


9)2値化した方のレイヤをレイヤウィンドウでドラッグするか、
このアイコンを押すかして
レイヤを下の方に移動してから
2値化レイヤの青い四角をクリックし、×に変えて非表示にします。
↓↓↓


10)レイヤウィンドウで上の方のレイヤ(2値化してない、シャギシャギしてない方)をクリックしてピンクにしたら
フィルタ→アルファ操作→「他のレイヤと操作」→「対象レイヤの色の輝度から反転コピー」します。
すると2値化レイヤで白かった部分が、上の元レイヤの方で透明になります。
こうすることで、中途半端にグレーになっていた部分を綺麗にカットできました。


11)このまま下のレイヤに色を塗ると、線の周りに微妙に白い色が残った状態になってしまうので、フィルタ→「輝度から線画抽出」をかけます。


12)ペン入れの時に失敗した部分等を消しゴムペンで修正して、線画の処理は完了です。
色塗り用の新しいレイヤを作って、線画レイヤの下に移動してから色を塗って下さい。


追記)線画レイヤを選び、
ここのαのマークを押してから全体をぬりつぶすと線画の色変えができます。
マークが緑になっている間は透明な部分に色がつかないので、このまま部分的に塗るとギャルゲー塗りでよくあるパーツごとの線画の色変えもできます。


+ AzPainter1.36でも出来ます。


注意

この方法はサイズの大きな絵を描きたい時には向いていません。
ある程度近くで撮らないと画像が暗くなり、うまく調整出来なくなります。
しかし大きな絵を近くで撮れば線画が必要以上に太くなったり、
絵の全体が写メに入りきらなくなってしまう為です。
  
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