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「普通とか変わってるとか、そういうのの基準がだんだんわからなくなってきた。軸だけはしっかり持たなきゃいけないね。エレがいてくれて僕は助かってる」

「旅先ではいろんなもの食べることあるけど、エレと一緒に食べるものほどおいしいものはないよ」

「日頃の行い、神様のおかげ、なんて言うけど、それでもどうしようもない運の良さ悪さってあるから……。僕は君が生まれてきたってことだけで世界一幸福だけどね」

「旅を続けてると、本当にいろんな相手に会うけど、どんな種族でも、結局は中身だね」

「自分でどうしようもなくて人に当たりたくなることもあるよね。エレにそんなところ見せたくないな」

「貴族とか騎士とか、僕と立場が近くて、生き方を間違った人を見ると……あまり優しくはなれないな」

「何かを守る、って一念に縛られる……でも、その気持ちはわかる。ただ、何のために守りたいのか、忘れたらいけないよね」

「どう見てもおかしいってことがあっても、首を突っ込むのはけっこう難しいね。僕も、もっと強引になってもいいのかな。どう思う?」

「特別な何かがあっても、それがずっと続くわけじゃない。本当に大切なのは、何でもないような一日なんだよね」

「感謝してる。君に、みんなに、ザイア様に。だから僕は騎士に、英雄になる。手の届くところにいる人たちを守るために。……僕自身が、道を間違えずにいるためにも」

「知識は武器にもなるし、防具にもなるし、かと思えば何の役にもたたなかったり……。それでも、磨いておく意味はあるよね」

「世界を広げるには、努力を継続させるしかないんだね。とても難しい……でも、それができる人はきっと少なくない。僕も、そうでありたいと思うよ」

「目的のために力を得るのに、力そのものが目的になってしまう。でも、目的に凝り固まるのも違うし、力を持つ事を恐れて立ち止まるのも違うし。結局、必要なのは、バランス……なんだろうね」

「つくづく思うけど、みんな変わらないっていうか。ここまで来たら、きっともう、ずっと同じように仲間としてやっていくんだろうね。そうあって欲しいな」

「僕でも、そんなにちゃんとできる自信はないんだ。結局、外野から勝手なこと言ってるだけ。……でも、その立場にいる人は、そうあるべきだ。間違ってないよね」

「責任の取り方、って難しいよね。少なくとも、父さんにはもうちょっと違うやり方があったと思うんだ、僕は……。まあ、父さんだから仕方ないか」

「守るために決断が必要なことだってある。覚悟だけはいつだって決めてるけど、守れるものは全部守るのが、一番いいよね」

母への手紙:「どうしていいかわからなくて、迷うこともあります。母さんみたいに、落ち着いていられたらいいのに。信じてないわけじゃ、ないんです。でも……」

伯父への手紙:「母のこと、妹のこと、いつもありがとうございます。伯父様のご期待に添えるよう、これからもザイアのお導きに従っていきます」

「一応、ドラゴンスレイヤー、ってことになるのかな。僕は壁になってただけだけど。これでも結構強いんだし、仲間だって頼りになる人ばっかりなんだから、心配しないで、エレ。きっと……」

「神様は、別の世界にいて、たまに助けてくれるもの。それでいいと思うな、僕は。同じ世界には君がいて、いつも助けてくれるんだから」

「変わりたくないって思うけど、頑なに変わらないのもいいことじゃなくて。変えようがないもの、変えてはいけないものもあるけど……。その時、その時に、正しいと思ったほうに進むしかないんだろうね。難しいな」

妹からの手紙:
「--My Dear Fred,
兄さん、お元気ですか? お忙しいのでしょうか。最近あまりお手紙が来ないので、寂しく思っています。
この手紙が届く頃には、兄さんのお誕生日ですね。18歳になった兄さんに、早くお会いしたいです。
時間は矢のように過ぎ去っていくけれど、私の兄さんへの想いは決して変わる事はありません。いつでも、いつまでも、兄さんのことを考えています。
本当は兄さんの側にいたいけれど、今の私ではきっと、兄さんの重荷になってしまうだけなのでしょうね。もっともっと、兄さんに相応しい私になれるように、頑張ろうと思います。
だから、それまで、この子を側に置いてあげてください。
お目にかかれる日を、心からお待ちしています--yours always,Eleanor Jade」

母への手紙:「えーと、お元気ですか? ご無沙汰しててすみません。……あ、エレにはこの手紙来た事内緒にしてね。なんていうかその……うーん。多分大丈夫だから、いろいろ、なんとか。そちらもみんな元気なら何よりです。では」

「すごく暑かった。むしろ熱いって言うくらいかも。でも、あんな場所でも、切り拓いている人がいるんだね。出来ればこれからも……って、僕が言ったら駄目だね」

「神様のお導きや、色んな人の思いに助けられて、やっと誰かを守ることができる。僕が未熟なのは、弱いからじゃなくて……。もっと、慣れないと。探さないと。考えないと。英雄としての生き方と、その規範となるものについて。……父さんは、今どこにいるんだろうね」

「--Dear Ele,
ごめん、まだしばらく帰れない。でも、いつでも君の事を考えてるよ。
君のこと、僕のこと、家のこと、冒険のこと、神様のこと……何もかも整理のつかないことばかりだ。僕は、自分で思ってたより、頭が良くないのかもしれない。
贈り物を見てもらえばわかると思うけど、器用なわけでもないしね。僕の取り柄って何なんだろう。君に聞けば、きっといくつでも教えてくれるんだろうけど、多分これは僕自身が考えて、見つけなくちゃいけないことなんだろうと思う。
……何だか、肝心なことが書けてないね。でも、いつか言うから。ちゃんと、僕の口から言うから。
でも、待つのに飽きたら、それでもいいよ。エレ、君の世界にも、目線を変えれば見つかるものは、きっといくらでもあるから。頭のいい君ならきっと、僕なんかよりずっと早く、君自身の道を見つけられるはずだから。
……それでは、良いお年を。と言っても、届く頃にはもうとっくに新しい年かな。
母さんと伯父様にもよろしくね。
いつも、君の幸せを祈っています---always yours,Frederick Jade」

「……たまに怖くなる。割り切っている自分が。慣れていく自分が。仕方ないなんて、言いたくなかったはずなのに。……これは君に贈るよ。少し大きいかもしれないけれど。壊れるならきっと、僕のためより、君のための方がいいと思うから」

「もし僕が戻らなくても、君は……。ううん、絶対に戻る。戻るけど。……どんなことがあったって、僕が一番に望むのは、君の幸せだから。忘れないで、エレ」

「父さんは、橋を渡ったのかな。……ひょっとしたら、僕も今、橋の上にいるのかもしれない。……でも、どちら側に渡ったとしても、きっと君のところに戻ってくるよ。いつだって、橋は架かっているんだから」

「--Dear Ele,
気がついたら、もう、冒険者になってから一年くらい。まだまだ未熟だけど、少しずつ余裕も出てきた、かな。
誕生日プレゼント、ありがとう。刺繍、うまくなったね。
本当はエレの顔が見たいんだけど、今はちょっと帰れない。誤魔化すようで悪いけど、プレゼントのお返しに、一つ贈り物を送ります。僕は不器用だから、手作りとかじゃないけどね。酒場で他の冒険者の人が着てるの見かけて、いいなって思ったんだ。快適に過ごせるマント、らしいよ。季節の変わり目だけど、風邪なんて引かないようにね。
また手紙を書きます。母さんと伯父様にもよろしく。
いつも、君の幸せを祈っています---always yours,Frederick Jade」

「君と一緒に旅ができたら、なんて思うこともあるよ。でも、そうしたらきっと、心配で居ても立ってもいられないんだろうな。今だって心配でたまらないのに。……エレを守れるくらいには強いって、まだ言い切れないや」

「幸運と不運は紙一重。成り上がったと思ったら転落する、なんてことも珍しくないんだろうね。……せめて、自分の不運を自分一人に留められるくらいに、強くなりたいと思うよ」

「珍しい人に遭ったよ。相変わらずで……。色々なことがずいぶん変わったような気がしていたけど、あれからそんなに経ったわけでもないんだね。――月日は色々なものを奪っていくけど、いつまでも変わらずに存在し続けるものだって、結構多いと思うんだ。僕が君を大切に思う気持ちも、その一つだよ」

「未来を選ぶ権利と、未来を受け入れる義務。二つは切り離せない、とても重いものだけど、選ぶ力と勇気を持つ者を、神は見守っていて下さる。……きっと、そうだと思う」

「真実の上に成り立つ秩序と、偽りの上に成り立つ幸せと。どちらに価値を見出すかは人それぞれだけど、僕は……」

「ごめん……なんかごめん。……いや、悪いことしたわけじゃないんだけど。……あ、最近二つ名で呼ばれるようになったよ。……その、えーと……そのうち一度帰るね。エレの顔が見たい」

「出来ること、出来ないこと。何でも完璧にできる人なんていない。だから仲間って大切なんだね。僕は父さんみたいに大きな剣を自在に振るったりはできないけど、仲間を守ることは出来るように頑張るよ」

「ずっと続いてきたことが、ある時突然途絶えてしまうことがある。そんな時、元に戻ろうと努力するのがいいのか、次の道を探すほうがいいのか……エレはどっちがいいと思う?」

「無事でさえいてくれれば、それでいいと思ってる。でも、もしかしてどこかで会ったら、一発くらい殴っちゃうかもしれないな。父さんが帰ってきた時、ちょっと顔が腫れてても、エレは笑って迎えてあげてね」

「たとえ力及ばなくても、誰かを守りたいという心を持つことそのものが大切なんだと思っていたけれど……。なんだか少し考えてしまったよ。心って、何なんだろうね」

「エレ、元気でいるかい? 君は僕よりずっとしっかりしてるから、心配はしていないけれど……。無理はしないでいいから、辛いことがあったら、ちゃんと母さんや伯父様に相談するんだよ。側にいられなくて、ごめんね」

「思い出のようなもの、かな。冒険をしていると、色々な問題に関わるけど、それを解決するのは、本当は僕らじゃなくて……。うまく言えないけど、人はみんな支えあって生きてるんだって、すごく実感しているよ」

「冒険者としてはまだまだだけど、いろんな人と知り合えて、友達もできたよ。いつか、エレにも紹介できたらいいな」

「僕は人を守るためだけじゃなく、自分を鍛えるためにも旅を続けている。君や母さんに心配をかけてしまっているのは心苦しいけれど、やっぱり僕は、強くなりたいんだ」

「どの時代でも、どんな場所でも、人を守るために命を投げ出す人はいるんだ。それはとても美しいけど、とても悲しいことだとも思う。僕はきっと無事に帰るよ、待っていて」

「居場所はどんなに離れても、家族はやっぱり家族なんだ。僕も、父さんも。だからエレ、どうか寂しがらないで」