母親はとある貿易会社の社長の愛人だったが、社長が犯罪組織に関わっていることを知り姿を消す
母親は苦労して将馬を育て若死に、将馬は施設に送られる
施設にはなじまなかった将馬、ある時覚醒して施設を脱走する
色々あってとある会社の社長に見出され、面倒を見てもらうことになる
社長の息子と同じ高校に通って、護衛兼部下兼友達のようなことをすることに
社長が「UGNが来たら貸しを作っておけ」とおっしゃるのでイリーガルとして働くこともある

将馬、王馬、保護者代わりの女性(巽の愛人)で三人暮らし
普段通っている高校は共学、仕事で欠席することも多いがなんとか融通を効かせている
ノイマン効果で成績は優秀、体育が苦手な分もどうにかカバー


生きる理由もわからないまま、ただ自由だけを望んで生きてきた
そのはずなのに、与えられた任務に安息を見出だしてしまっているのはなぜだろう
誰かに頼られている、必要とされている、その実感があるからだ
――「お前は俺が守ってやるよ」
――だが、それは本当に、望む生き方なのだろうか
裏切っているのは誰で――何を――?





最終更新:2012年02月01日 06:21