メー

 幼い夢で目を覆った。耳をふさいで、そのままで。
 それなら幸せだと信じてた。

【性格】
 基本的には真面目だが、深く物事を考えたりはせず、深入りもしない。そのため、遺恨を引きずらないが、重要なことも深く考えない悪癖も持っている。
 基本的に頭が悪い、というより、興味のないことを覚えられない。その気になって集中さえできれば実は何事もこなせる男。
 異性にも同性にもいまいちデリカシーというものを抱いていない。思ったことはそのまま口にだす。美人と話すと緊張する、非常にネタ体質でもある。
 愛想は悪いが、付き合いはすこぶる良く、人の頼みは断らない。ただし、それは人への興味のなさが招く結果だった。
 そもそもは仲間うちにさえ愛想良くしていたのは「その方がかなたが喜ぶから」だがそのキャラをかぶっている内に情が移って本心になったらしい。
 感情表現はそれなりに豊かで、考えることは顔にでる。基本的には単純。 嘘やごまかしは非常におそまつ。
 だが、自分の価値観を守るためなら、自分には嘘がつける。大切なものを守るためなら文字通りなんでもできるらしい。下記の【恋愛】欄参照。

【対人関係】
 召喚石仲間のことは基本的に非常に大切に思っている。同じ屋根の下に暮らしていたからでもあるし、自分を変えてくれた存在だと悟っているからでもある。
 その割に雑に扱われているが、特に不満は持っていない。風矢が雑どころではない扱いをしているが、やはり気にしてはいない。
 それ以外の者にも、基本的に話を聞き、大概のことに付き合う。つくづく付き合いのいい龍である。
 主人のこともなんだかんだで大切に思っているし、それなりに好いてもいる。刷り込みのようなものと思いつつも、気にしないことにしたらしい。ただし恋愛感情はない。なぜと聞かれれば『似すぎだから』である。

【恋愛】
 鬼ごっこや口げんかを繰りかえしていた磨智には、かねてから秘めた想いがあった。
 婚約者をあてがわれたのが非常にショックだったため本人は気付き損ねたが、ほぼ一目ぼれ。振り回される日々も無意識に楽しんでいた。
 その自覚がなかったのは生来の鈍さ+かなたとの依存が目隠しになっていたから。
 好きになれば主人を置いていく。変われば主人が悲しむ。あいつは俺がいないとダメなのに。ならそんな感情を抱かせる女などいらない。…と、能天気さに似合わぬ思いつめ方をしていた。
 『変わらないこと』証として、肉体年齢を15歳前後で止めてもいた。身長の伸び悩みは憂鬱だが、変わる気もなかったらしい。
 それがお互いのためにならないと気付くとともに、磨智に告白するけじめとして肉体にかかっていた枷を外した。なお、現在の姿は18前後の青年。ちなみに、172cm。それでもまだ背は高くないのが若干悔しい。
 そうして告白、両想いとなった後は鈍さを残しつつ果てしない素直さを得、発言がわりとはずかしいバカップルへと進化する。
 以前よりは随分鋭くなったように見えるが、本人は自分が変わったとも恥ずかしいとも思っていない。

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最終更新:2010年12月17日 19:56