第2話010

“これまでのあらすじ”

蒸気王国(第1話)「女神強奪」
  • 兄妹が異世界オリジンに来た。妹「はるか」は死んだが吸血鬼として復活。
  • だが恩人の女公爵さんはダスクフレアに洗脳され、悪事に加担させられていた!
  • 兄「秋彦」はカオスフレアに覚醒して女公爵を救い、ロンデニオンの危機を救った。

蒸気王国(第2話)「女神覚醒」
  • ある日、目覚めると妹が2人に増えていた。とりあえず2人目は「なつき」と呼ぶことに。
  • ロンデニオンでは連続殺人事件が起きていた。探偵ミツルギによって、妹「はるか」が犯人だと断定される。
  • 一方、正体不明の謎の人物「キャプテン=カーティス」は妹「はるか」へと接触を試みる。

これくらいかなぁ。

GM:ほい。運命の扉は開かれた。‥‥では、カオスフレア蒸気王国・第2話「女神覚醒」を再開いたしましょう。
GM:ミドル1の戦闘が終了し、「悪夢の砂漠」へと連れ込まれたPC達が現実世界へと帰還していったところですね。

ミドル2

シーンプレイヤー:PC1、筧秋彦
登場目標値7

 ※ ダスクフレアの邪悪な陰謀により、「はるか」と「なつき」の仲が決裂します。兄よ頑張れ。

秋彦:何…だと…

 ロンデニオンの夜。淡い霧がガス灯の明りに揺れる頃。
少女「はるか」は、目前で姿を消した兄たちのことを案じていた‥‥
なお、彼女の背後には「夢状態」のキャプテン・カーティスが居るのだが、はるかは気づかない。

GM/はるか:「兄さん‥‥」 不安気な表情。
GM/???:「フ。このような場所に隠れていたか。筧はるか」 カツンと路地裏から歩み出る美形な足音。
GM/はるか:「誰っ?!」

 そこに現れた人物は‥‥赤いスーツに身を包んだ美貌の吸血鬼、ハンター=ミツルギ!

GM/ミツルギ:「筧はるか。連続殺人事件の容疑でキミの身柄を拘束する」 背後には警官たち。
GM/はるか:「‥‥っ?!」 突然の言葉に混乱しつつ。思わず一歩後ずさる。

 そこに乱入する影が。はるかに酷似した少女、「なつき」だ!

GM/なつき:「その娘に、はるかに何をする気よっ!」 ミツルギに背後から飛び蹴りアターック!
GM/ミツルギ:「ぬぉわっ?!」 どがっ。
GM/なつき:「はるか、早くこっちへ‥‥」 ふと、彼女の背後に浮かぶキャプテンの姿に気づき。
GM/なつき:「何!? はるか、そこから離れなさい!」 ミツルギを踏みつけつつ。
GM:さて。この状況で兄帰還。おかえりー

位置情報:(秋彦)1(なつき、ミツルギ)1(はるか、夢状態の船長)

秋彦:「はるかぁぁぁ!」と叫びつつ虚空より帰還。
秋彦:「‥‥え、何。この状況?」 何かなつきが良く分からん兄ちゃん踏んでるし
秋彦:いや、まあ、それは後でいい「おい、キャプテンとやら。はるかから離れろ!」
GM/はるか:「兄さん!」 キミの無事な姿を見て。安堵。
GM/キャプテン:『ほう。早いな。あいつらを退けたか。‥‥なかなかやる』 ククク。

カナタ:一緒に現実世界へ帰ってくる感じに登場判定します(ダイスを振る)成功。
カナタ:すちゃっ、と着地して「はるかちゃん、大丈夫!?」
カナタ:「‥‥あれ、はるかちゃんが二人!?」
GM/はるか:「‥‥」 カナタの発言に。少し表情を暗くする。
GM/なつき:「カナタ先生! 説明はあと! はるかを助けるの、手伝って!」
カナタ:「え、あ、うん。わかった!」 / とりあえずはるかちゃんに駆け寄ります。
GM:その移動は却下。まだ位置関係は変化せずに続けます。

エルロック:2d6+4(ダイスを振る)達成値11で登場判定に成功。
エルロック:「ふむ、なるほど。どうやら間に合ったようではあるな」
エルロック:「若干の問題があるとはいえ」 ミツルギをちらり

:では、一番最後にずるり、と出てこよう。出れれば(ダイスを振る)出た。
:「‥‥ふぅ、無事に戻ってこれたか」
紋/ピクシー:「あーー! カーティスはっけーん!」

GM/ミツルギ:「き、キサマらぁ~~っ!!」 どかーーん! なつきを押しのけて立ち上がる。
紋/ピクシー:「‥‥あ、こいつもいたのかー」
エルロック:「冷静になりたまえよ、ミツルギ君。女性の前で見せる振る舞いではなかろう」
エルロック:じゃあ、なつき君を支えようw
秋彦:「おい、コラ。あんた、なつきに何してやがる」 まぁ、なつきもなつきだがな‥‥w
GM/ミツルギ:「そうか。おまえが双子の妹か」 まだ共犯者と断定するには証拠不足か‥‥おのれっ!

GM/ミツルギ:「フフ。‥‥今頃、慌てて駆け付けても無駄だよ、エルロック=ショルメ」
GM/ミツルギ:「全てのトリックは解けた! 彼女が連続殺人事件の真犯人であることは明白だ」
エルロック:「ふむ、初歩的なことだがね、ミツルギ君」
秋彦:「何を言っているんだ、あんたは!?」
カナタ:「共犯? はるかちゃんが一体何したっていうんですか!」
:「やれやれ、なんだねこの混沌具合は‥‥」
GM/ミツルギ:「大人しく彼女の身柄を渡したまえ」
GM/ミツルギ:「おっと。それ以上の邪魔をするなら、君たちも共犯扱いになるぞ」

エルロック:「物証、証言、動機。それらが無い以上、そんな事はできないとも」
エルロック:「それに君は探偵、つまり一介の民間人だ」
エルロック:「パンデモニウムはどうかしらないが、ロンデニウムは偉大なる法治国家なのでね」
:クルセイダーだから、警察ではあるよな‥‥ パンデモニウムでは。
エルロック:ああ、クルセイダーだったか。
エルロック:にしても外国の警察に好き勝手やらせるわけもなかろうてw

GM/キャプテン:《認識歪曲》を使用。
GM/キャプテン:その場に居るエキストラ全員(PCの所持品以外)と、ロンデニオン警察をも納得させる証拠品を捏造!w
GM/ミツルギ:「フ。何を戯言を。これだけの証拠があって、何を根拠に」
:ちょっ!?www
エルロック:ああ、黒幕はコイツかw
:証拠品を捏造wwwww
:ドリームハンターでもあるから、ある意味余裕っぽいですな!ww
エルロック:参ったな。レストレード警部は騙されてしまうぞ、これだと‥‥w
秋彦:「な、何だってー!?」
GM/ミツルギ:「それとも‥‥自分の評判を気にしているのかね?」
GM/ミツルギ:「保護していた娘が連続殺人事件の犯人だったとは‥‥確かにスキャンダルだな」 ククク > エルロック
エルロック:「馬鹿馬鹿しい。私は評判なぞ気にした事は無いよ、ミツルギ君。重要な事はたった一つ」
エルロック:「それが真実か否か、だ」
:「‥‥あー、別段、俺には証拠がどうとか関係ないんだけどな‥‥」 後ろでぼそりとw
秋彦:「いやいやいやいや、待て待て! はるかがそんな事をするわけない。証拠なんて必要ないだろ!?」
秋彦:意味不明な擁護をしつつw

カナタ:「む‥‥!」 証拠品見せられてちょっと黙る。はるかちゃんはどうしてます?
GM:実は、はるかも納得させられてしまうのですよw
カナタ:納得しちゃうんですか!w
:エキストラだから、納得してしまうのだろう。
GM/はるか:「大丈夫‥‥ わたしは殺人なんて‥‥」 記憶のない夜があることに気づくわけですよ。茫然。
GM/はるか:「でも、わたしは犯人じゃないわ!」 全ての証拠は自分が犯人だと告げている‥‥それは否定できないが!w
GM/なつき:「証拠なんて全部ウソだよッ! はるかがそんなコトするわけないもん!」
GM/なつき:「あたしには判るよ! はるかの後ろに浮かんでる、ソイツが今、証拠をでっち上げたんだよ!」
GM/なつき:にやにや笑いを浮かべたキャプテンを、ビシっと指し示す!

GM:だが、ここで妹2人の仲が決裂。

GM/はるか:キッとなつきをにらみつけて。「あなたは黙ってて!」
GM/なつき:「‥‥はるかっ?!」
GM/はるか:強い拒絶を込めた鋭い視線。「あなたに庇ってほしくなんか‥‥ないわっ!」
カナタ:「‥‥えっ?」はるかちゃんともう一人のはるかちゃんを交互に見て
エルロック:(‥‥女性の心理というものは、実に厄介だなぁ‥‥)
:「‥‥今はそんなことを言ってる場合かね?」

GM/キャプテン:《※リライト》使用中です。はるかの精神を歪めて、自暴自棄にさせている。
GM/キャプテン:『そうだ。根拠もなく、おまえの無実を信じてくれる者なんて‥‥誰もいない。兄さん以外にはな』
GM/キャプテン:『だが、このままだと彼まで共犯者にされてしまうぞ? この世界の法律は弱者には味方しない』
GM/キャプテン:『おまえが傍に居なければ‥‥ 彼は酷い目に遭わずに済むんだ』
エルロック:ふうむ、とことん黒幕ムーブだな

GM/はるか:(兄さん‥‥ 兄さんだけは‥‥わたしの無実を信じてくれる‥‥証拠なんてなくても‥‥)
カナタ:私も信じてるよ! 私も信じてるよ、はるかちゃん!w
GM/はるか:(カナタ先生は‥‥同じ地球出身だから。わたしの味方、だよね‥‥?) 不安を抱きつつ。
GM/キャプテン:『いいや。おまえの味方は誰もいない。兄さん1人だけだ‥‥』
GM/キャプテン:『思い出せ。カナタ先生は“フォーリナーの力が必要だから”協力しているんだぞ』
GM/キャプテン:『あの娘が‥‥なつきが確保できるなら、足手まといな一般人の小娘なぞ見向きもしないさ』
GM/はるか:(‥‥‥‥) その瞳からハイライトが消えていく‥‥w

GM/なつき:胸元を押さえて苦しそうに。「はるか‥‥だめだよ‥‥そいつの‥‥聞いちゃ‥‥」
GM/はるか:「来ないでッ!」 > なつき
カナタ:「は、はるかちゃん。いくらなんでもそれは言いすぎじゃ‥‥?」
:「カーティス、貴様何かしているな‥‥?」
GM/キャプテン:あや様に。ニヤリと微笑み返す。
GM/キャプテン:『この娘は面白いな。自分の正体が何かも知らずに‥‥ ククク』
:キャプテンに斬りかかってもよいのですかね?
GM:却下です。> 斬りかかる。

秋彦:「はるか…優しさには優しさで返せ」 嗜めるように。
GM/はるか:「兄さんは黙ってて! わたしは、何も悪いことはしていないわ!」
GM/はるか:「だから、誰かに庇ってもらう必要なんかないの! わたしは‥‥足手まといなんかじゃ‥‥ない!」
GM/なつき:「はるか‥‥」
カナタ:「でも、はるかちゃん一人じゃ大変だよ?」
カナタ:「大丈夫だから、私たちを頼ってくれていいんだから。ね?」と説得。
秋彦:「はるかが悪いことをしていないのは分かってる。だけど‥‥」

GM/はるか:「あなたが‥‥あなたが現れてからよ! それまでは何も問題なんてなかったのに!」 > なつき
GM/はるか:「‥‥何もかも、あなたの仕業じゃないの?! わたしに化けて‥‥わたしのせいにしてっ!!」
GM/はるか:「兄さんを騙して‥‥ 利用して‥‥ わたしの居場所を‥‥盗んでっ!!」
:「他所に責任を転嫁する。足手まといの典型的な言い草か」と、呟く。
GM/なつき:「‥‥‥‥」 何も言い返せない。はるかの拒絶の言葉を受けるたびに、ダメージを被っている様子。
GM/はるか:勢いに任せて口走る。「あなたなんか‥‥ あなたなんか‥‥ 消えてしまえばいいのよっ!」
GM/なつき:「っ!」
カナタ:「‥‥…っ」お、おろおろします
GM/キャプテン:(‥‥準備は万端。後は仕上げか‥‥) ニヤリ。
秋彦:「はるか!」
秋彦:「はるか。他の人を否定しちゃいけない。それがあってこその自分だ」
エルロック:「ふぅむ‥‥不本意だ。甚だ不本意だ。全く持ってして不愉快極まりない」
エルロック:パイプを吸いながらブツブツと呟く


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最終更新:2010年09月29日 04:26