Q1:ミドルの特殊ルールがよくわかりません。
A1:要するに「ミドル戦闘1つをターン毎に分けて、その間に“買い物や情報収集用のシーン”を入れた」ものです。
Q2:結局、なにをすればいいの?
Q3:ルール1がわかりません。登場判定いつやるの?
A3:マスターシーン進行なので、シーン開始毎にGMが要求します。失敗すると「突発イベントチャート」行きです。
Q4:ルール2がわかりません。1ターンの中に幾つもシーンがあるの?
A4:具体的な例を挙げましょう。
- まず第1ターン開始時に“ミドル1A”が始まる。
- ターン終了前に、誰か「赤い宝石+欠片2個」持ちが戦闘不能に。⇒ 「シーンが終了する」効果が自動発動する。
- “ミドル1A”は終了し、「シーン終了処理」や「パス処理」を行います。
- “ミドル1B”が開始され、GMの要求で全員が登場判定を行います。失敗すると「突発イベントチャート」。
Q5:ルール3がわかりません。結局、どういうこと?
A5:具体的な例で見てみましょう。
☆ターン持続
- 黄昏の使徒No.3『歪められし智慧』アム・アシエは、ミドル1Aにおいて、
セットアップ特技《絶対機械化》(ターン終了時まで持続)を使用した。
- ミドル1Aが何らかの要因で終了し、「シーン終了処理」や「パス処理」を経てミドル1Bが開始された。
⇒ ターンは終了していないので、ミドル1Bでも《絶対機械化》は効果を発揮したままである。
☆シーン持続
もし彼女が使用したセットアップ特技が《レックレスブースト》(シーン終了時まで持続)であったなら‥‥
- ミドル1Bやミドル1Cは「ミドル1Aと同じ第1ターン中」なので、何もしなくても効果は持続している。
- ミドル1Cが終了し、第1ターンは終了した。「シーン終了処理」や「パス処理」を行った後、
「回想シーン」が始まる。この「回想シーン」では「彼女がミドル1A・1B・1Cで使用した特技」は
まったく効果を発揮しない(過去の回想だから)。
- その「回想シーン」が終了した後、「シーン終了処理」や「パス処理」を行った後、第2ターンが開始される。
この時、アム・アシエは「ミドル1Aにおいて使用した《レックレスブースト》を継続する」ことを選んでもよい。
そうしたなら、彼女は《レックレスブースト》の代償である「10HP」をもう一度支払うことになる。
- ミドル1Aで使用した《レックレスブースト》を継続した場合でも、アム・アシエは第2ターンのセットアップで
特技《絶対機械化》を使用することができる。この「効果継続」はタイミングルールとは無関係なのである。
Q6:「回想シーン」では、購入判定や情報収集判定以外に何ができるの?
A6:従来通りに特技を使用できます。使用タイミングも特に制限はありません。
セットアップ特技:◎
イニシアチブ特技:◎
マイナーアクション特技:◎
メジャーアクション特技:◎
クリンナップ特技:◎
※ 基本的に「回想シーン開始時に情報収集判定」「回想シーン終了時に購入判定」がGMのオススメです。
Q7:「回想シーン」で行う「簡易戦闘」って?
A7:いわゆる位置関係を一行で示す、IRC特有の「直線MAPでの戦闘」ですね。
※ 回想シーンはGMが「終了条件」を幾つか提示する場合があります(このNPCが戦闘不能になったら、など)。
シーン開始時に何も指定がなければ、キリの良いところまで簡易戦闘でもっていけると思って構いません。
最終更新:2010年11月17日 11:42